日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

おもてなし料理

2006年10月16日 11時48分00秒 | 日々の暮らし
                  <写真は、お客様用の食器>

結婚してから長い間、お客様(お友達)が来てくださる時には、特別にお料理の本を見ておもてなし料理を作っていました。
お客様が来てくださる時には、そうするものだとずっと思っていました。

でも来てくださる度に、本を見て気に入ったお料理を探して作るって言う事にだんだん疲れてきました。
疲れてくると、お客様って思うだけでしんどくなってしまって、一時「お料理を作るのは好きじゃない!」って思っている時期がありました。

で、ある時ふと「私が作っている普段のお料理を出そう。」と思うようになりました。
「いつも作っているものを、器を変えればいいんだ。」と考えるようになったら、とっても気が楽になって、お客様にお料理を出すのが楽しくなりました。

私は何でも「手早い!」と人に言われるのですが、時間がない時にはどうしてもお料理の品数が減ってしまうのでそれが嫌で、普段の食事の支度でも、お料理の時間にはいつも余裕を持たせています。
品数が減ると、栄養の事が気になって(一応栄養のバランスを考えて献立を立てています。)、「お野菜が足りてない!」とか思うのが嫌なので、お料理はゆったりした気持ちの中で、きちんと作るように心掛けています。

だから今は、いつも我が家の食卓に出てくるものを、お客様用の食器に盛ってお出ししています。
デザートも主人と娘が喜ぶ、いつものものです。
特別な事はすべてやめました。
だからすごく手の込んだお料理も出てきません。
ごく普通のお料理です。

いつものお料理を作って、来てくださる人達が「おいしい!!」と言って喜んで下されば、それが私の次の「おもてなし料理」の力になると思っています。

今日もお友達が来てくれます。
もう40年近く、仲良くしているお友達です。
獣医さんになろうと思っていた人なので、マリーがいくら吠えても騒いでも気にならないみたいで、来るとマリーを抱っこするのに挑戦しています。
少しは静かな時間が過ごせますようにと、私は願うだけです。