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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

なんとなくAOR (#19 Richard Marx wrote...)

2023-05-18 10:21:22 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
10月に、7年ぶりの
来日が決まりました、Richard Marxに
スポットを当てたいと思いますが、
本人の楽曲ではなくて、Richardが、
大物R&Bシンガーに提供した曲、
2曲を選んでみました。

どちらも、シングルにはならなかったので、
公式のAudio Onlyのみです。

まずは、Luther Vandrossですね。

LutherとRichardといいますと、
2003年にリリースされた、
Luther最後のアルバム
"Dance With My Father"のタイトル曲が、
グラミーも獲りましたので、
あまりにも有名でありますが、
2人の交流は古くて、共にデビューした、
80年代からあったようですが、
90年代に入ると、楽曲提供や、
レコーディング参加などで、
よく共同作業をやっておりました。

今回選びましたのは、Lutherの、
98年リリースのアルバム
"I Know"に収録されておりました、
"Isn't There Someone"です。
プロデュースは、Luther本人ですが、
曲は、2人の共作みたいですね。



そして、もう1曲は、
Freddie Jacksonですね。

92年リリースのアルバム
"Time For Love"のラストを飾った楽曲で、
超絶ボイスのD'atra Hicksとのデュエット
"Live My Life Without You"です。



こちらは、プロデュースも、
Richardがやっていたみたいですね。

曲作りのほうは、Richardと、
QuincyとJames Ingramの、
82年のヒット"One Hundred Ways"
などの作者の1人として知られる、
Kathy Wakefieldという人でした。

Lutherとのコラボは有名だと思いますが、
FreddieとRichardとの仕事は、そんなには、
知られていないのではないかと思いますね。

それにしても、Luther最後のアルバムから、
はや20年なんですねぇ...。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、92年の1曲目です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-05-16 20:10:23 | 最近の洋楽
今回は、どちらも、
リビングレジェンドである、
カントリーシンガー2人の新曲です。

まずは、Tanya Tuckerですね。
2019年にリリースしたアルバム
"While I'm Livin'"が、グラミー賞で、
最優秀カントリーアルバムを
受賞して、シングル曲
"Bring My Flowers Now"も、
最優秀カントリーソングを受賞、
さらには、ソング・オブ・ザ・イヤーにも、
ノミネートされて、話題になりましたが、
それ以来となる、来月リリース予定の
スタジオアルバム"Sweet Western Sound"
からの、2曲目の先行カット
"When the Rodeo Is Over
(Where Does the Cowboy Go?)"です。



今回も、プロデュースは、
Brandi Carlileと、
Waylon Jenningsの息子さんでもある、
Shooter Jenningsのようです。

Tanya Tuckerさん、70年代に、
"Hello Mr. Sunshine"の、
日本独自のヒットがありましたが、
それを知るのは、もう、
半世紀は生きている人に限りますね。(^^;)



そして、もう1曲は、
Dolly Partonです。

"Rockstar"というアルバムが、
ことしリリースされるという話は、
以前にも、取り上げましたが、
全貌が発表になりましたね。

その、スゴ過ぎる内容は、
↓amassの記事で、ご確認ください。
絶対に買う!

https://amass.jp/166596/
ドリー・パートンのロックアルバム発売決定
ビートルズやL・スキナード等を
オリジナル演奏家を迎えてカヴァー、
オリジナル曲も(amass)

ということで、聴かれた方も、
多いかもしれませんが、
先行カットの"World On Fire"です。



ホストも務めた、先日の、
カントリーミュージックアウォード
でのパフォーマンス映像も、
公式で上がっていますので、
チェックしてないわよ!
という方は、ぜし。



※次回は、なんとなくAOR第19回です。

"Young Love"

2023-05-15 10:50:03 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Young Love"です。
双方とも、82年リリースのナンバーですね。

最高位64位と38位の曲なので、どちらも、
大ヒットではなかったのですが、
同じ年だったのは忘れておりました。

まずは、64位のほう。あすがお誕生日の、
こちらのスーパースターの、
この、デビュー曲です。



Janet Jacksonの"Young Love"。
初々しいこと、この上なし。(笑)
同年リリースの1stアルバム
"Janet Jackson"からの先行カットでした。



Hot100での最高位は、
64位止まりでしたが、
R&Bチャートでは、6位まで上がり、
なかなかの好成績を上げていたのですが、
クロスオーバーヒットとまでは、
行きませんでしたね。

作プロデュースは、René Mooreと
Angela Winbushの、René & Angelaで、
アーリー80'sのダンクラ風味なナンバーは、
これはこれで、カッコ良かったと思うのですが、
自分の意思が反映されてなかった、
そんな時代の楽曲ということなのか、
その後、大スターになってからは、
ライブでは、長年、封印して、
パフォーマンスすることは
ありませんでしたが、体調不良で、
来日がキャンセルとなった、
2008年から2009年にかけての、
Rock Witchuツアーでは、
封印を解いて、歌っていたようです。

そして、もう1曲、
最高位38位の"Young Love"は、
あの時代は、夏が来ると、
このグループとも言われていました、
こちらの"Young Love"です。



現在も、Russell Hitchcockと、
Graham Russellの、創設メンバー2人が、
不動で活動を続ける、
オーストラリア出身のバンド、
Air Supplyの"Young Love"ですね。

日本でも大ヒットした
"Even the Nights Are Better"を含む
(邦題「さよならロンリーラブ」)
同年リリースの7thアルバム
"Now and Forever"からの
2ndカットでありました。

Adult Contemporaryでの最高位は、
13位だったようです。

Janetも、現在は、Together Againツアーを
敢行中のようですが、Air Supplyのほうは、
THE LOST IN LOVE EXPERIENCEと
題されたツアーの真っ最中で、秋まで、
予定はびっしりみたいですね。

https://airsupplymusic.com/

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1969~

2023-05-14 10:53:56 | 懐かし洋楽
今回は、1969年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Dee Dee Warwickの
"Foolish Fool"です。
(Pop #57 R&B #14)



Dionne Warwickの
2才下の妹さんでありました、
Dee Dee Warwickの、
同年リリースの、2ndアルバムの
タイトルトラックでもあった曲ですね。

ちょっと、文字がうるさいのですが、
あまり、YouTubeには、
映像が無い人なので、
公式ではないようですが、
こちらをお借りしました。



曲の作プロデュースは、
盗作?ということで、遺族が、
Ed Sheeranを訴えて、先ごろ、
敗訴した、SSWで、
プロデューサーでもあり、その、
Marvin Gayeのヒット曲
"Let's Get It On"の共同作者で、
共同プロデューサーだった、
Ed Towmsend、その人だったんですね。

Dee Deeさんのほうは、
大スターとなったお姉さんと比べると、
チャート成績などは地味で、
自分も、その存在を知ったのは、
洋楽を聴くようになってから、
けっこう経った時点だったのですが、
ソウルミュージックファンの中では、
むしろ、Dee Deeさんのほうを、
高く評価する人も多いようであります。

Dee Deeさんは、2008年に、
66才で亡くなっておりますが、
わりと近年では、2019年に、
日本でも公開された、
Whitney Houstonのドキュメンタリー映画
『ホイットニー
〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜』の中で、
従姉妹だったWhitneyが、幼かった頃、
Dee Deeさんから、性的虐待を受けていたと、
関係者が証言する、
そんな場面がありましたが、そのときは、
すでに、この世にいない妹に代わって、
お姉さんのDionneさんが、事実ではないと、
公式にクレームを入れていましたね。

1969年5月10日付けのビルボードHot100
です。

1位は、ロックミュージカル
『ヘアー』から生まれた2曲を、
メドレーにした、あのグループの、
あの名曲です。

<1969年5月10日、何があったか?>

Natalie Wood、Robert Redford、
Charles Bronson、
三大スター競演の映画
『雨のニューオリンズ』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://moviewalker.jp/mv3320/
『雨のニューオリンズ』
(MOVIE WALKER PRESS)

※次回は、同名異曲です。

80's #114

2023-05-12 20:24:33 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第114位は、L.A.出身の、
こちらの4人組グループの、
1985年の、このヒット曲です。



Mary Jane Girlsの"In My House"ですね。
(Pop #7 R&B #3)

同年リリースの2ndアルバム
"Only Four You"からの1stカットでした。

モータウンの異端児と言われていたころの、
Rick Jamesが、ソングライト、
プロデュースのすべてを担当して、
83年にデビューさせたグループでしたね。

当時、ライバルと言われることも多かった、
Princeが、一足先に、ガールグループ、
Vanity 6をデビューさせ、
"Nasty Girl"のヒットを出していたので、
それに対抗して作ったグループなんて、
言われ方もしていましたが、
まあ、そうだったのでしょうね。(笑)

Mary Jane Girls、R&B好きには、
この曲よりも、様々な曲で、
サンプリング使用されている、
83年の1stアルバムからのR&Bヒット、
"All Night Long"のほうが、
人気が高いのでは?と思いますが、
チャート的には、この"In My House"が、
他の曲を圧倒して、
大きな成功を収めておりました。

この同じ年、Rick Jamesは、
Eddie Murphyに提供して、
自らもバックで参加した、
"Party All The Time"も、
大ヒットさせていましたので、
シンガーとしてよりも、
プロデューサーとして、
乗っていた時期だったですね。

Mary Jane Girlsは、このあと、
3rdアルバム"Sweet Conversations"を
録音していたという話ですが、
親分のRickが、モータウンともめて、
移籍をすることが決まり、
そのことが影響したのか、
レーベルのサポートを得られず、
87年に、リリース無きまま、
解散と相成りました。

4人のメンバーは、その後、
いろんなアーティストのバックで、
それぞれ歌っていたような話ですが、
詳しいところは、わかりませんでした。

ただ、メンバーの1人、
Joanne "JoJo" McDuffieは、
Rickの97年リリースのアルバム
"Urban Rapsody"の中の1曲、
"Never Say You Love Me"で、
ft.されて、歌声を聴かせておりましたね。



※次回は、Time Machineです。