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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

このアーティスト、あの一曲。(28)

2025-03-30 20:16:07 | 懐かし洋楽
シングルカットされていたけれど、
忘れられていそうな曲を選んで、
お送りしている、このコーナー、
今回は、本日3月30日が、
Eric Claptonさんの、
80回目のお誕生日だということで、
Claptonさんの、この曲を選びました。



当時も、ミュージックビデオを
観た記憶はありませんが、
今回、改めて探してみましたが、
見つかりませんでしたので、やはり、
作っていなかったと思われます。
"I Can't Stand It"です。

81年リリースの、
ソロ7作目のアルバム
"Another Ticket"からの
最初のシングルでしたね。
たしか、チャートに入っていたときは、
"Eric Clapton & His Band"に
クレジットはなっていたように思います。
Hot100の最高位は第10位でした。

Claptonさん、70年代には、
No.1になった
"I Shot The Sheriff"を含む、
3曲のTop10ヒットを持ち、
90年代には、'Tears In Heaven"と、
"Change The World"の、
2大ヒットがありますが、80年代は、
この"I Can't Stand It"の10位が最高で、
唯一のTop10入り曲なのですが、
なぜか、ベスト盤でも、
スルーされることが、
少なくありませんので、
今回、選んでみました。

ただ、95年に発売になった、
"The Cream of Clapton"では、
アルバムのラストに入っていて、
トリを飾っておりますが、
自分が知るかぎり、他に、
収録されている盤は無いように思います。


・The Cream of Clapton

Claptonさん、来月14日からの、
武道館公演は、
計8ステージみたいですが、
80才、8公演、タフですね。(^^;)


・I Can’t Stand It - Eric Clapton

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1996~

2025-03-29 11:03:23 | 懐かし洋楽
今回は、1996年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Fugeesの"Fu-Gee-La"です。
(Pop #29 R&B #13)



Lauryn Hill、Wyclef Jean
Pras Michelの最強トリオ、
Fugeesの、同年リリースの、
2ndアルバムにして、
現在までのところ、
最後の作品となっている、
"The Score"からのカットで、
Fugeesにとって、唯一の、
Top 40ヒットとなっております。

え?"Killing Me Softly"は?
"Ready Or Not"は??
っていう感じでありますが、
どちらの曲ともに、アメリカでは、
フィジカルリリースが無かったため、
当時のルールで、Hot100には、
ランクインできず、
エアプレイチャートのみの、
登場だったので、CD発売があった、
この"Fu-Gee-La"だけが、
Top40に入っていたようです。

"Fu-Gee-La"、Teena Marieの、
88年のR&B No.1ヒット、
"Ooo La La La"のサビの部分を、
ネタ使いしていることは、
よく知られていると思いますが、
Luther Ingramの、72年の、
ソウルクラシックナンバー、
"(If Loving You Is Wrong)
I Don't Want to Be Right" を
インストロメンタルでカバーした、
Ramsey Lewisのバージョン
(73年のアルバム
"Funky Serenity"収録)も、
サンプリングされているみたいですね。





Fugees、現在は、
3人での活動は無いようですが、
2023年のLauryn Hillのツアーには、
WyclefとPrasの2人も、
参加していたという話ですね。

1996年3月30日付けのビルボードHot100です。

1位は、昨年のパリ五輪が、
まだ記憶に新しい、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1996年3月30日、何があったか?>

童顔氏がプロデュースした、
サントラ盤も大ヒットしました、
映画『ため息つかせて』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/46599/
『ため息つかせて』(映画.com)

※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
28曲目です。

80's #79

2025-03-28 11:03:34 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第79位は、L.A.出身の、
シンガーでギタリストであります、
あの女性が率いるバンドの、
82年のNo.1ヒットである、
こちらのナンバーです。



まんず、説明不要の、
Joan Jett &The Blackheartsの
"I Love Rock 'n Roll"ですね。
前年の81年にリリースされていた、
同名の1stアルバムからのカットでした。

70年代に、本国より、
むしろ、日本で人気があった、
The Runawaysのギタリストとして、
活動をしたのち、ソロ名義で、
"Bad Reputatin"というアルバムを
80年(世界発売は81年)に、
発表していたのですが、
Joan Jett &The Blackhearts
としてのバンド名義では、
"I Love Rock 'n Roll"が、
最初の作品でありましたね。

この曲、何がすごかったかというと、
あっという間のスピードで、
No.1に駆け上がったことでした。

もう、初登場No.1が珍しくなくなって、
ずいぶん経ちますが、当時は、
MJクラスのビッグネーム以外の曲は、
じわじわと時間をかけて、
チャート上昇することが多かったのに、
この曲は、82年の2月に、
63位にエントリーして、
翌週にはTop40入りを果たし、
4週目でTop10入りして、
7週目にはNo.1という、
異例の速さで駆け上がっておりました。

もともと、ロンドン出身のバンドで、
日本とも縁が深かった、
Alan Merrillさん(2020年没)
が率いた、Arrowsの。
75年の曲のカバーだということは、
ちょっと経ってから知りましたが、
こういう、女性っぽさを武器にしない、
女性が歌う、ストレートなロックって、
あるようで無かった気がしますから、
インパクトがありましたね。



Joan Jett & The Blackheartsですが、
Joanさん以外のメンバーは、
流動的なようですが、
現在も活動中で、4月は、
ツアーの予定が入っているみたいです。

https://www.joanjett.com/

※次回は、Time Machineです。

The Artist : The First & The Final Hit (#101 David Johansen a.k.a. Buster Poindexter)

2025-03-26 20:15:46 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、先月の28日に、
75才で亡くなった、
New York Dollsのボーカル、
David Johansenさんです。

ん?New York Dollsって、
ビルボードのチャートに入るような、
ヒット曲あったっけ?と思われる方も
あるかと思うのですが、調べましたら、
やはり、ありませんでした。

その他、ソロ活動時にも、
David Johansen名義では、
チャートインは無かったのですが、
87年に、突然、レトロポップな、
別キャラクター、
Buster Poindexterを名乗り、
リリースしたアルバム
"Buster Poindexter"からは、
"Hot Hot Hot"というナンバーが、
初のチャートインを果たし、
45位まで上昇しました。



最高位45位と、惜しくも、
Top40入りはならなかったのですが、
パンクロックのカリスマだった人が、
何やら、お調子者キャラで、
突然現れたことで、ロックファンの間では、
かなり、話題になっていましたね。

自分は、New York Dollsの活動は、
当時、ほとんど知らず、逆に、この曲で、
Johansenさんを知りましたので、
そういうことだったのね、
という感じでしたが。

この"Hot Hot Hot"は、自ら、
"King Of Soca"を名乗る、
Arrowというシンガーが、
83年にリリースした曲のカバーで、
当時は、そこまでのヒットには、
なっていなかったようなのですが、
このあとにも、カバーや、
新たなリミックスが登場したりして、
広く知られる曲になりましたね。



Buster Poindexterは、その後、
3枚のアルバムをリリースしていますが、
1枚目のようなヒットにはならず、
Hot100入り曲も生まれなかったので、
結局、"Hot Hot Hot"が、
David Johansen
a.k.a. Buster Poindexterの、
唯一のチャートインとなっております。



70年代の、New York Dolls時代とは、
↑まさに別人。(^^;)

https://en.wikipedia.org/wiki/David_Johansen
David Johansen(Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第79位の発表です。

今週の気になる新曲2曲

2025-03-25 17:03:41 | 最近の洋楽
今回は、気分は70'sな2曲です。

まずは、インディアナ州出身で、
リーダーのDurand Jonesと、
ソロでも活躍していて、
日本でも人気があります、
Aaron Frazerを中心としたグループ、
Durand Jones & The Indications
の"Been So Long"です。



もう、本気なのか、ふざけているのか、
よくわからない感じ、最高ですね。
(笑)

2021年リリースの3rdアルバム、
"Private Space"が、
ブレイクあと一歩という感じの
チャート成績だったようですが、
それ以来となる、6月リリース予定の
Newアルバム"Flowers"からの
先行カットみたいですね。

そして、もう1曲は、
ロンドンをベースに活躍する、
イギリス出身のAndy Plattsと
アメリカ出身のShawn Leeの
2人からなるデュオ、
Young Gun Silver Foxの
"Stevie & Sly"です。



1975年が、50年前であるという現実を、
改めて思い知るビデオですね。(^^;)
StevieとSlyは、
アルバムジャケットで登場します。

こちらも、まもなく、
リリース予定だという、
3年ぶりのNewアルバム
"Pleasure"からの先行カットのようです。

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、101人目です。