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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1969~

2025-08-30 11:25:52 | 懐かし洋楽
今回は、1969年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Jackie DeShannonの
"Put a Little Love in Your Heart"です。
(Pop #4)



Kim Carnesの"Bette Davis Eyes"や、
多くのアーティストにカバーされる、
"What the World Needs Now Is Love"
のオリジナルを歌う人としても
知られております、
Jackie DeShannonさんの、
同年リリースのアルバムの、
タイトル曲でもあったんですね。

"What the World Needs Now Is Love"
は、自作曲ではありませんが、
優れたSSWとしても知られます、
Jackieさん、この
"Put A Little Love In Your Heart"は、
63年に"How Can I Forget"という
ヒット曲を持つ、ソウルシンガーの
Jimmy Holidayという人と
Jackieさんの実のお兄さんだという、
ソングライターのRandy Myersさんとの
3人での共作ナンバーだったようです。

そして、この曲も、
カバーが多いんですよね。

80's洋楽ファンにとっては、
88年から89年にかけてヒットした
Annie Lennoxと、
Al Greenによるカバーが、
なんと言っても印象深いですが、
↓こんなビッグネームたちも、
70年代にカバーしていたようです。





The Isley Brothersは、
72年のアルバム
"Brother, Brother, Brother"に、
Gladys Knight &The Pipsは、
75年のアルバム
"A Little Knight Music"に、
それぞれ収録されておりますね。



1969年8月30日付けのビルボードHot100です。

1位は、昨年出たアルバムの、
DX盤もリリースされた、
あのバンドの、あの名曲です。

<1969年8月30日、何があったか?>

ホラー映画のクラシックを
多く生み出した、ハマープロ制作の
シリーズ第5作
『フランケンシュタイン 恐怖の生体実験』
が、日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://www.allcinema.net/cinema/20401
『フランケンシュタイン 恐怖の生体実験』
(allcinema.net)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第71位の発表です。

"The Duets" #10

2025-08-25 10:45:00 | 懐かし洋楽
やや渋めのデュエットナンバーを、
集めていこうと始めました、
このコーナー、今回は、
渋いというより、当時、
なぜ、この組み合わせ?と驚いた
こちらのナンバーを選びました。



Kylie Minogue & Keith Washingtonの
"If You Were With Me Now"ですね。
91年リリースの、
Kylieの4枚目のアルバム
"Let's Get to It"から、
先行カットだった
"Word Is Out"に続く、
2ndシングルでありました。

USチャートには、
ランクインしませんでしたが、
UKチャートでは最高位4位、
Kylieの地元オーストラリアでは、
23位まで上がっていたようです。

91年といいますと、Keithさんの
"Kissing You"がヒットした年で、
チャートを賑わせていたのは、
夏ころだったようなのですが、
日本でも人気となった
"Kissing You"で、R&Bファンを、
とろけさせていたところに、
この、Kylieとの曲が出てきたのは、
えっ?という感じでしたね。
そう思われた方も、
多かったのではないでしょうか。

曲の作者は、御両人と、
Stock Aitken Watermanの
Mike StockとPete Watermanの
4人で、ヒットは出ていたものの、
企画が上がった時点では、
無名だったと思われるKeithさんが、
なぜ起用されたかは不明ですが、
88年に、"The Loco-Motion"を
カバーヒットさせていましたが、
まだ、本格的は進出は
果たせていなかった、
US市場を狙っていたのかも?
と思われますが、結局、
この曲での進出は果たせず、
Kylieが、次に、
Hot100にランクインするのは、
2001年に7位まで上昇した
"Can't Get You Out of My Head"
まで待つこととなりました。

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~2005~

2025-08-23 20:23:58 | 懐かし洋楽
今回は、2005年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Teairra Maríの
"Make Her Feel Good"です。
(Pop #35 R&B #9)



デトロイト出身で、
実のお祖母ちゃんが、
あの、Aretha Franklinの
バックボーカルをしていたという、
そんな、ちょっと出来過ぎ?
とも思える背景を持っていて、
当時、話題になったシンガー、
Teairra Maríのデビューヒットでしたね。

そのTeairraに惚れ込んで、
16才だった彼女と契約したのが、
そのとき、Island Def Jamの
トップだった、L.A. Reidさんで、
その傘下のレーベルだった
Roc-A-Fella Recordsを率いていた
Jay-Zにも気に入られて、
その、Roc-A-Fellaからの
デビューとなりました。

この曲を収録したアルバムは、
そのタイトルが
"Roc-A Fella Records Presents
Teairra Marí"だったことから、
相当な期待が掛かっていたと
思われますが、アルバムは、
USチャートで5位を記録したものの、
ヒットと呼べるのは、この曲だけで、
撃沈してしまったんですよねぇ。

2000年代は、R&B系の女性シンガーが、
けっこう多くデビューしていましたが、
そのわりに、90年代のような、
R&B界全体の盛り上がりが無いころで、
一曲ヒットが出ても、
あとが続かない人が多く、
難しい時代だったかもしれないですね。

そんな彼女ですが、アルバムは、
デビュー作のみになっているものの、
音楽活動は、今も続いているようで、
最新曲は、昨年リリースされた
"Take Me Out"という曲になるようです。


https://www.instagram.com/missTmari/

2005年8月27日付けのビルボードHot100です。

1位は、またまた、あの歌姫の、
起死回生のヒットとなった、
あの名曲です。

<2005年8月27日、何があったか?>

『踊る大捜査線』シリーズの、
スピンオフ作品として作られ、
昨年、その新作も公開されました
映画『容疑者 室井慎次』が
劇場公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/41289/
『容疑者 室井慎次』
(映画.com)

次回は、"The Duets" 第10回です。

Soul, R&B備忘録(#28 "You Get The Best From Me (Say, Say, Say)")

2025-08-22 11:33:28 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
のちに、One Wayという名前に
落ち着くことになる、
Al Hudson and the Soul Partners
というグループに参加し、
そのキャリアをスタートさせた
Alicia Myersさんが、
84年に、R&Bチャートの
5位まで上がるヒットにしていた
"You Get The Best From Me
(Say, Say, Say)"です。



ただこの曲、Popチャートでも、
ノーリアクションではなくて、
100位入りにあと一息を示す、
bubbring under chartの
5位まで上がっていたようで、
いちおう、最高位105位
という記録になっているみたいです。



この曲は、同年リリースの
ソロアルバム
"I Appreciate"からのカットで、
Aliciaさんのソロ曲といいますと、
Mariahさんの90年のヒット
"Make It Happen"の
元ネタとも言われています
82年の"I Want to Thank You"のほうが、
80'sダンクラとして、
有名ではないかと思いますが、
チャート成績的には、
こちらの曲が上回っていたようですね。



AliciaさんがOne Wayを離れたのは、
1981年のことのようなので、
One Wayの82年のヒット
"Cutie Pie"は、その後を継いだ、
Candyce Edwardsさんに、
ボーカルは代わっているのですが、
脱退後のソロ作も、
One Wayのベーシストの、
Kevin McCordという人が、
プロデュースをしていたりするので、
円満独立だったようですね。

ただ、そのせいか、
Aliciaさんのソロ曲も、
One Wayのベスト盤に、
普通に入っていたりするので、
そのころのタイムラインが、ちょっと、
わかりにくかったりします。

Aliciaさん、現在の活動状況は、
つかめませんでしたが、
更新は少ないですが、
本人のものと思われるInstagramは、
見つけることが出来ました。

https://www.instagram.com/theofficialaliciamyers/

※次回は、Time Machineです。

No.11 コレクション(1978~2008)(108)

2025-08-21 10:30:27 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、2004年の4曲目は、
9月に、1週だけ、
11位にランクインした、
こちらのナンバーです。



N.Y.出身のラッパー、Jadakissが、
Anthony Hamiltonを
ft.したナンバー、"Why"ですね。

7月の第3週に、61位でエントリーして、
3週でTop40入りを果たし、
11週目で11位まで上がりましたが、
翌週には15位にダウンして、
Top10入りは逃していたようです。

この"Why"は、Jadakissの、
同年リリースの2ndアルバム
"Kiss Of Death"から、
Nate Doggをft.した
"Time's Up"に続く、
2ndシングルで、Jadakissにとって、
現在までのところ、
最大のヒットになっていますね。

さらに、このあと、
Mariah Careyをft.した
3曲目のカット
"U Make Me Wanna"も
最高位21位を記録する
ヒットになっています。

また、この曲、
フランスのロックバンド、
Gongの76年のナンバー、
"Mandrake"という曲を
サンプリングしているようです。



2004年9月25日付けのビルボードHot100です。

1位は、「クランク」と呼ばれた
ジャンルの歌姫として、
大人気だった、あのシンガーの、
あの名曲です。

※次回は、Soul, R&B備忘録、
第29回です。