probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

reminiscing ("true one-hit wonders") #23

2023-07-31 10:47:35 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1994年に、
最高位22位を記録した、このグループの、
こちらのナンバーです。



ニュージャージー出身の4人組、
N II Uの"I Miss You"ですね。
同年リリースのアルバム
"N II U"からの2ndカット。

グループ名は、「イントゥ・ユー」って、
読むんでしたね。読めないっすよね。(笑)

この曲がヒットしていた、
94年から95年くらいと言えば、
女性グループですが、TLCとか、
SWVが大人気のころでしたし、
男性でも、U.N.V.なんていう
グループもあって、
そこらへんを意識した、
3文字だったのでしょうかな?
と思いますが、インパクトは、
弱かったかなぁ。

ただ、このグループ、
あの、Clive Davisが、
辣腕を振るっていた時代の、
Aristaからデビューした人たちで、
プロデュースをしていたのは、
Aaliyahの2ndアルバムや、
Toni Braxtonの1stアルバムの中の曲の、
それぞれ、数曲を手掛けていた、
敏腕プロデューサーの
Vincent Herbertでありました。
Tamar Braxtonと、しばらくの間、
結婚もしていた人でしたね。

さらには、グループには、
その実弟である、Chris Herbertが
メンバーとして、在籍していたという、
かなり綿密に、ヒットを狙っていった、
そんなグループだったと思うのですが、
R&Bチャートでは、14位まで上がった、
この曲のほかも、2曲、アルバムから、
ランクインしていたようですが、
結局、そのアルバム1枚を残して、
解散してしまったようです。

リードボーカルだった、
Chuckie Howardという人は、
ソングライターや、
バックボーカルなどでも、
活動していた人だったようで、
そのあたりから、
後の動向を知らべてみたのですが、
残念ながら、わかりませんでした。

何か、情報をお持ちの方、
いらっしゃいましたら、
こっそり教えてくださいませ。

※次回は、今週の気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1972~

2023-07-30 10:47:52 | 懐かし洋楽
今回は、1972年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Alice Cooperの"School's Out"です。
(Pop #7)



当時のパフォーマンス映像のようですが、
公式ではないみたいですので、
オフィシャルで上がっている、
1990年の映像も貼りたいと思います。



同年リリースの、5枚目のアルバムの、
タイトルトラックで、ロック史上に残る、
名曲の1曲でありますね。
UKチャートではNo.1になっていたようです。

自分は、もちろん、
リアルタイムでは聴けていませんで、
"School's Out"のことを知ったのは、
86年に、スイスのバンド、
Krokusがカバーヒットさせた、
こちらのバージョンが先でした。





Alice Cooperは、80年代にも、
Desmond Childプロデュースで、
"Poison"を大ヒットさせるなどして、
活躍していましたが、今も、
元気いっぱいのようでありまして、
来月、2年ぶりのNewアルバム
"Road"がリリースされるんですね。

公開されたばかりの、
アルバムからの2曲目の先行カットで、
Tom Morelloをft.した
"White Line Frankenstein"を
貼ってみたいと思いますが、
プロデューサーは、"School's Out"と同じ、
Bob Ezrinのようであります。



1972年7月29日付けのビルボードHot100
です。

1位は、日本でも大人気の、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1972年7月29日、何があったか?>

スウェーデン出身で、自らも、
Ingmar Bergman監督作品などにも
出演した俳優さんでありました、
Jarl Kulle監督作品
『ひとりぼっちの天使』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/65268/
『ひとりぼっちの天使』(映画.com)

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第23回です。

Randy Meisner

2023-07-28 20:24:39 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
Randy Meisnerさん追悼です。

昨年の12月の第1週の、
Time Machineのコーナーで、
1980年のヒット
"Deep Inside My Heart"を
取り上げておりまして、
同じ記事で、Pocoの89年のヒットで、
リードボーカルをとっていた曲、
"Nothin' To Hide"も、重ねて、
ピックアップしておりまして、
そのときも、健康状態が良くなく、
一線を退いているということを、
書いていたのですが、それから、
1年も経たないうちに、
訃報が届いてしまいましたね。
77才だったようであります。

ということで、そのときに、
2曲取り上げておりましたので、
それ以外の楽曲で、
こちらの2曲を選んでみました。

まずは、"Deep Inside My Heart"と同じく、
80年リリースのアルバム
"One More Song"収録曲で、
シングルカットされて、81年に、
最高位19位を記録した
"Hearts On Fire"です。



"Deep Inside My Heart"に続く、
2ndカットでしたが、1stシングルの、
22位を上回るヒットになりましたね。

このあと、82年リリースのアルバム
"Randy Meisner"からは、
"Never Been In Love"という曲が、
28位まで上がって、ソロ時代は、
その3曲が、Top40ヒットとなりました。

そして、Randyさんといえば、
Eagles時代の、あの曲なのですが、
オフィシャル映像が無いんですよねぇ。

と思ったら、Richard Marxの公式に、
80年代のRichardのライブに、
Timothy B. Schmitとゲスト出演して、
歌っている映像がありましたので、
そちらを貼ってみたいと思います。
"Take It To The Limit"です。





R.I.P.

https://amass.jp/168503/
イーグルスとポコの創設メンバー、
ランディ・マイズナー死去
(amass)

※次回は、Time Machineです。

あのアルバム、この一曲。(51)(追悼 Sinéad O'Connor)

2023-07-27 11:07:53 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、別のアルバムから、
この一曲を考えていたのですが、
90年の"Nothing Compares 2 U"の
世界的大ヒットで知られます、
Sinéad O'Connorさんが、
56才で亡くなったということで、
その曲も収録されていたアルバム
"I Do Not Want What I Haven't Got"から、
こちらのナンバーを選びました。



アルバムの2曲目に入っていました
"I Am Stretched On Your Grave"ですね。

17世紀に書かれたという、
作者不詳のアイルランドの詩
"Táim sínte ar do thuama"を
アイルランド出身の作家の
Frank O'Connorという人が、
英詩に訳したものに、
地元のフォークロックバンド、
Scullionのメンバーでボーカルの
Philip Kingという人が
メロディーをつけて、そのScullionが、
79年にリリースした曲のカバーみたいですが、
アイリッシュカラーが色濃い原曲に、
Sinéadバージョンでは、
R&B、Hip-Hopファンにはおなじみの、
James Brownのナンバー
"Funky Drummer"の定番ループを
サンプリングして、くっつけることで、
また独特な、空気を醸し出しておりました。




↑公式アップではないみたいなので、
削除されたら、すみません

Sinéadさん、自分は、
87年リリースの1stアルバム
"The Lion and the Cobra"から、
シングルカットされたナンバー
"I Want Your Hands On Me"で、
初めて、その存在を知ったのですが、
そのあとで、ずいぶんと雰囲気が違う
プリ殿下作のナンバー、
"Nothing Compares 2 U"で出てきて、
あれよあれよという間に、
時の人になってしまった感じでしたね。

ただ、そのヒットが、
あまりにも大きくなりすぎて、
その後のアーティスト活動が、逆に、
安定したものにならなかったのかなぁ?
なんて、思ったりもしました。

それにしても、56才とは早過ぎ。

https://amass.jp/168464/
シネイド・オコナー死去(amass)





R.I.P.


・I Do Not Want What I Haven't Got
- Sinéad O'Connor

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第23回です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-07-26 10:43:11 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートを、
上昇中らしい2曲です。

まずは、元Tower Of Powerの
ボーカリストで、74年からは、
ソロとして活躍しております、
大ベテラン、Lenny Williamsの新曲
"Suga Daddy"です。



現在、78才みたいで、さすがに、
声に伸びは無くなってきたかなぁ?
という感じはいたしますが、
まだまだ、元気な歌いっぷりですね。

2020年に"Fine"というアルバムを
出されておりましたが、まだ、続く、
新作の情報は見つかりませんでした。

そして、もう1曲は、2007年の
"Cupid Shuffle"のヒットで知られます、
ルイジアナ州出身のシンガー、
Cupidの新曲"Slow Dance"です。



いやさ、ゴキゲン♪
オールドスクール感満載。

ft.されている、Mr.Talkboxというのは、
あの、Bruno Marsの"24K Magic"で、
トークボックスを操っておりました、
あの人でありますね。

こちらも、まだ、アルバム情報は、
見つかりませんでした。

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第51回です。