probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(139)

2017-11-30 20:09:10 | その他のCD

・Kihnsolidation: The Best of Greg Kihn

今回は、自分のTwitterのアカウントをフォローしていただいている、
海外のアーティストの方のうちの一人で、
ことし、久々にNewアルバムもリリースしている、Greg Kihnさんのベスト盤
"Kihnsolidation: The Best of Greg Kihn"です。

ほとんどのオリジナルアルバムのタイトルで、
自分の苗字にひっかけたダジャレタイトルをつけていたGreg Kihnさんでしたが、
ベスト盤にも、やはり、そんなタイトルが付けられておりまして、
これは、"Consolidation"にひっかけたタイトルだったんですね。
ベスト盤ゆえに、「統合」とか「整理」の意味があるようです。(笑)
 
89年にリリースされていたらしい、この盤、
現在は廃盤みたいで、中古市場では、ややお高くなっているようですが、
18曲入っていて、そんなにヒット曲は多くない方なので、
代表曲は、ほぼ収録されておりますし、
オリジナルアルバムが、ほとんど廃盤になっていることもあり、
興味ある方は、ぜひ手に取っていただきたい盤ですね。

しかし、あの大ヒット"Jeopardy"のあとのシングル、
"Love Never Fails"だけが入っていないのが謎で、一点残念ではありますが。

Greg Kihnさんのベスト盤で、現在、入手しやすいのは、
2012年にリリースされた"Best Of Beserkley 75-84"という盤なのですが、
84年までの曲しか入っていないため、
85年のTop40ヒット"Lucky"や、86年の、現在までのところ、
最後のHot100入り曲となっている"Love and Rock & Roll"が入っておりませんので、
その両方ともが入っている、こちらの盤のほうがいいのではないかと思われます。

ただ、"Love Never Fails"は、"Best Of Beserkley 75-84"には入っているんですよね。
両方買うべきかな。(^^;

曲は、Greg Kihn Bandとしての初のヒット曲となった、
81年の"The Breakup Song (They Don't Write 'Em)"を。
"Jeopardy"もいいのですが、ロック的疾走感は、こちらの曲のほうがありますね。


今週の気になる新曲。

2017-11-29 10:07:01 | 最近の洋楽
今回は、今週のビルボードのHot100にNewエントリーしてきた2曲です。

まずは、90位に入ってきた曲、昨年、"Bad Things"を大ヒットさせた白人ラッパー、
Machine Gun Kellyに、X Ambassadors、Bebe Rexhaという、
3組の人気アーティストが絡んだコラボナンバー"Home"です。



Netflix制作で、来月公開配信になるという、
Will Smith主演の映画"Bright"のサントラからのカットみたいです。
なかなか、よい曲ですねぇ。

サントラも、来月発売のようですが、
全曲新曲で、LogicとRag'n'Bone Manのコラボ曲や、
現在大人気の、Portugal. The Man、Sam Huntといった、
ジャンルを越えたメンバーが集結しているようで、
かなり話題になりそうな感じであります。

もう1曲は、99位に入ってきた、ナッシュビル出身のバンド、
Old Dominionの"Written in the Sand"です。



3月に、"No Such Thing as a Broken Heart"という曲でもとり上げたグループですね。
そのときは、Newアルバム情報が固まっていなかったのですが、
結局、8月に2ndアルバム"Happy Endings"がリリースされまして、
この曲は、そのアルバムからの2ndカットということになるようです。

いちおう、カントリーバンドなのではありますが、
この曲などを聴きますと、カントリーのジャンルに止まっていない感じですね。
ですが、カントリーチャートでは、すでにTop20入りを果たしております。

No.41 コレクション(52)

2017-11-28 10:07:33 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、今回からは、1997年です。
97年は、3曲あったようですが、まずは、2月に1週だけ41位だった、この曲です。



前年の1996年、Hot100で2位まで上昇し、
世界中のチャートを席巻した大ヒット曲
"I Love You Always Forever"を放った、
イギリス出身のSSW、Donna Lewisの、
その曲を含む1stアルバム"Now in a Minute"からの、
2ndカット"Without Love"ですね。

残念ながら、"I Love You Always Forever"に比べると、
かなり物足りないチャート成績に終わってしまった曲でしたが、
カナダのチャートでは、Top10入り、あと一息まで上昇していたようです。

その後は、同じ97年に、アニメ映画『アナスタシア』のサントラから、
Richard Marxとのデュエット曲"At The Beginning"をヒットさせたり、
98年にリリースした2ndアルバム"Blue PLanet"からは、
オーストラリアでのみ、"I Could Be the One"という曲をヒットさせたものの、
徐々に、その名前を聞くことは少なくなってしまいましたが、
マイペースなアルバムリリースは続いておりまして、
2015年に発売した5thアルバム"Brand New Day"が、
現在までのところ、最新作ということになるようです。

1997年2月1日付けのビルボード誌です。

1位は、秋に新曲をリリースして、来春、Newアルバムが発売になりそうな、
あのねいさんの、最大のヒット曲です。

Huey Lewis & The News at Orchard Hall, Nov. 21

2017-11-26 19:55:53 | ライブレポ
4年ぶり、Huey Lewis & The Newsのライブに行ってきました。

この4年の間に、Newアルバムが出たとかいうことはないので、
行こうかどうしようか、ちょっと迷いもしたのですが、
Hueyさんも67才だし、次の来日はあるか?微妙にもなってくるだろうし...
ということで、行ってまいりました。

ホーンセクションのサポートメンバー3人は、わからないのですが、
Hueyさんを含めるバンドのメンバー6人は、前回と同じで、
そのうち4人は、結成時からのメンバーで、
あとの2人も、すでに15年以上一緒にいる仲間ということで、
息もぴったり、ベテランらしい余裕のあるステージでしたね。

Hueyさんは、ちょっと前回より、恰幅よくなったかな?
という感じもありましたが、声も、少し出づらいところはあったものの、
まだまだ元気いっぱいでシャウトもしていましたし、相変わらず、
マイクスタンドを片手に持ってのパフォーマンスもありで、
こりゃ、70代になっても、2度3度、日本に来てくれそうだなと思いました。

ただ、5曲目、新曲だよということで演奏してくれた、
"Her Love Is Killng Me"の途中、心臓発作?でも起こしたかのように、
ステージで倒れ込む仕草をし出して、一瞬ドッキリ...。
曲のタイトルに合わせたパフォーマンスだろうとは思いながら、
年齢が年齢ゆえ、ホントに倒れたのではないだろうなぁ?と、
少し心配になってしまいました。
前日のライブを見た湯川れい子さんも、
Twitterで、同じことを思われたと呟いておられましたね。(笑)

追加公演として発表された東京3日目が、
ヒット曲を演奏しまくる"All The Hits"ライブということで、
違いを強調するために、カバー曲や、新曲を多く入れたのかな?
と思いましたが、調べたら、1~2曲入れ替えながら、
だいたい、こんな感じのセットリストで、今年は行っているようで、
この日は、前日プレイされていた"If This Is It"が、
"Doing It All For My Baby"に変わっていたようです。(大阪も"Doing It...")

"Do You Believe In Love"がぬけてしまったのが、個人的には残念でしたが、
85年に観に行った武道館でも、やってくれなくて、大ショックを受けた思い出がありましたので、
今回は、そんなに動揺はしなかったです。自分もオトナになりました。(笑)


01.The Heart of Rock & Roll

02.Remind Me Why I Love You Again

03.Doing It All for My Baby

04.I Want a New Drug

05.Her Love Is Killing Me

06.Jacob's Ladder

07.Hip to Be Square

08.Um, Um, Um, Um, Um, Um, Um
(Major Lance cover)

09.Lookin For A Love
(The Veterans cover)

10.While We're Young

11.Back in Time

12.Heart and Soul

13.But It's Alright

14.We're Not Here for a Long Time (We're Here for a Good Time)

Encore:

15.The Power of Love

16.Stuck With You

17.Workin' for a Livin'


↓動画撮影はダメって言われていたのに、しっかり、YouTubeにあげている人いるし...。(^^;



Time Machine ~1983~

2017-11-25 10:44:48 | 懐かし洋楽
今回は、1983年の今ごろチャートインしていた曲、
Jennifer Hollidayの"I Am Love"です。(Pop #49 R&B #2)



ミュージカル"Dreamgirls"から生まれたヒット曲
"And I Am Telling You I'm Not Going"で、
音楽ファンの度肝を抜いた、Jennifer Hollidayの、
満を持してリリースされた1stアルバム"Feel My Soul"からの、
この曲が、先行カットでありました。

prod.は、あのMaurice Whiteで、
曲の作者は、そのMauriceとDavid Foster、
さらに、Earthの"Boogie Wonderland"なども手掛けている、
ヒットメーカーのAllee Willisの3人で、
アルバムがリリースされたのも、80年代に、
数々の大物アーティストたちが移籍して話題になった、Geffen Recoedsからで、
かなりの大ヒットを狙っていたのであろうと思わせる布陣でありましたが、
R&Bチャートでは、2位まで上昇したものの、
Hot100では、49位止まりと、かなり、物足りない成績でしたね。

Jenniferさん、現在は、スッキリした体型になって、それを維持されておるようですが、
2014年には、アルバム"The Song Is You"をリリースしましたね。
また今年は、トランプ大統領の就任パーティーで歌うことを、
直前になってキャンセルしたことで話題にもなりました。

しかし、それにしても別人28号ですが↓、
歌声は、まったく変わらなくて、それもまた驚異ですな。(^^;



1983年11月26日付けのビルボードHot100です。

1位は、先週の1978年のチャートでは、グループで1位だった、あの男の、あの名曲です。