probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲。

2022-05-31 10:53:34 | 最近の洋楽
今回は、2010年代にヒットを放っていて、
最近、どうしてるの?感があった、
2人の女性シンガーの、この2曲です。

まずは、2015年に、"Lost Boy"
という曲をヒットさせていた、
カナダ出身の、Ruth B.の
"Dandelions"です。



ダンデライオンと言われると、
ユーミンさんを思い出してしまう世代ですが、
この曲も、バリバリの新曲ではなくて、
"Lost Boy"も入っておりました、
2017年リリースの1stアルバム
"Safe Haven"に収録曲で、
それが、今ごろになって、
これまた、TicTok経由で
人気に火が着きかけているみたいですね。

そして、もう1曲は、2010年に、
"Jar Of Hearts"という曲を
大ヒットさせていました、
ペンシルベニア州出身の、
Christina Perriの新曲"Evergone"です。



こちらは、来月リリース予定の、
5枚目のオリジナルアルバム
"A Lighter Shade of Blue"からの
先行カットのようであります。

ちなみに、どちらも、
Adult Top40を上昇中。

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第28回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(47)

2022-05-30 10:22:28 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、89年の2曲目は、
5月に、3週間、11位だった、
こちらのナンバーです。



Debbie Gibsonの"Electric Youth"。

同年リリースの2ndアルバムの
タイトルトラックで、
2枚目のシングルでしたね。

4月の第1週に、62位でNewエントリー。
3週でTop40入りし、7週目で11位という、
早い動きを示しましたが、
結局、3週間、11位に止まって、
Top10入りすることはなかったようです。

Debbieさん、このあとは、
Top10ヒットを放つことはなく、
Top40入りしたのも、
2曲しかないんですよね。

デビュー時からの勢いが凄かったので、
ヒット曲も多いイメージがありますが、
意外に、好調だった期間は短かったようです。

ただ、現在も、シンガーとしては、
元気いっぱいでありまして、
昨年は、10枚目のアルバム
"The Body Remembers"をリリース、
自らのNo.1ヒットで、
アルバム"Electric Youth"からのカット
"Lost In Your Eyes"を、
New Kids On The Blockの
Joey McIntyreをパートナーに迎え、
デュエットバージョンとして、
新しく録音して収録しておりました。



1989年5月13日付けのビルボードHot100
です。

1位は、最近は、息子さんも人気な、
あの人が率いる、あのバンドの名曲です。

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1991~

2022-05-28 19:28:00 | 懐かし洋楽
今回は、1991年の今ごろ、
チャートインしていた曲
Christopher Williamsの
"I'm Dreamin'"です。
(Pop #89 R&B #1)



1989年にリリースした、1stアルバム
"Adventures in Paradise"から、
"Talk To Myself"と
"Promises, Promises"の2曲を、
R&BチャートのTop10に送りこんでいた、
N.Y.、ブロンクス出身で、
なんと、あのJazz界のレジェンド、
Ella Fitzgeraldの甥っ子であるという、
シンガー、Christopher Williamsの、
初の、R&Bチャート第一位獲得曲で、
現在までのところ、唯一の、
No.1ヒットということになります。



少し、粗削りな感じはいたしますが、
勢いのある、バリトンボイスが、
魅力の人でしたね。

この曲は、自らも出演していた
映画『ニュー・ジャック・シティ』の
サントラからのヒット曲で、
サントラからは、やはり、
出演もしていた、Ice-Tの
"New Jack Hustler"や、
Color Me Baddの
"I Wanna Sex You Up"もヒットして、
大変な話題になっておりました。

Christopher Williamsは、昨秋、
病のために、重態に陥っているという
心配な情報が流れましたが、
どうも、誤情報だったようで、
現在も、お元気にされているみたいですね。

https://www.facebook.com/ChristopherWilliamsOfficial

1991年5月25日付けのビルボードHot100
です。

1位は、あの、歌姫のデビューアルバムから、
連続4曲目のNo.1となった、あの名曲です。

<1991年5月25日、何があったか?>

巨匠、黒澤明監督の、
最後の作品となった映画
『八月の狂詩曲(ラプソディー)』が、
日本で劇場公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/23654/
八月の狂詩曲(ラプソディー)
(映画.com)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、89年の2曲目です。

なんとなくAOR (#2 日本ではシングルB面だった、あの名曲)

2022-05-27 16:02:53 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、第2回は、
あの名曲、大ヒット曲が、日本では、
シングルのB面になっちゃった、
そんな2曲を選んでみました。

まずは、この曲です。



フロリダ州出身のSSW、
Bertie Higginsの"Key Largo"ですね。

82年にリリースされた1stアルバム
"Just Another Day in Paradise"から、
先行カットとして、同年に、
Hot100では8位、ACチャートでは1位、
カントリーチャートでも、
50位まで上昇していた、
大ヒット曲なのですが、
日本では、あの、郷ひろみさんによる、
カバーバージョンも話題となった、
"Casablanca"のB面だったんですよね。

まあ、結果的に大成功の、日本のみの
カップリングだったわけですが、
当時、"Key Largo"のほうは、
ラジオでかかっていた記憶もあまりなく、
もったいなかったなぁとは思いますね。



そして、もう1曲は、
こちらは、ACチャートには、
入らなかったようで、
長いギターソロなどもありますので、
AORっぽさは無い楽曲かもしれませんが、
81年の3月に、Hot100で1位になった、
こちらのナンバーです。



REO Speedwagonの
"Keep On Loving You"ですね。

REOの、もう1曲あるNo.1ヒット
"Can't Fight This Feeling"は、
85年に、ACチャート3位を
記録していたようですが、
こちらは、ランクインもしなかったのは、
まだ、そういうイメージで、
とらえられてなかったっていう、
ことなんでしょうかね。

"Keep On Loving You"は、
日本では、こちらも、独自に、
アルバム"Hi Infidelity"
(邦題「禁じられた夜」)
から、1stシングルになっていた
"In Your Letter"(邦題「涙のレター」)
のB面でしたね。

しかし、こちらのほうも、
ちょっと、オールディーズっぽい乗りの、
"In Your Letter"は大人気となりまして、
REO Speedwagonは、日本でも、
武道館公演を行うほどの、
人気が高いバンドになりました。



※次回は、Time Machineです。

"Who Do You Love" (追悼 Bernard Wright)

2022-05-26 10:35:04 | 同名異曲
今回の同名異曲は、
"Who Do You Love"です。

まずは、Newアルバムが出たばかり、
The Chainsmokersが、2019年、
5 Seconds Of Summerをft.した、
こちらの"Who Do You Love"です。



同年リリースの3rdアルバム
"World War Joy"から、こちらが、
1stシングルでしたね。
Hot100での最高位は52位。

The Chainsmokersは、
"Closer"のモンスターヒットを放った、
2010年代半ばころの活躍が、
ちょっとスゴすぎましたので、
少し、ここのところ、
地味になっている感じは否めませんが、
また、大きなヒットを期待したいところです。

そして、もう1曲の
"Who Do You Love"は、
19日に、なんと、交通事故で、
58才で世を去ってしまったという、
JazzとFunkのジャンルをまたがって、
10代のころから活躍していたという、
シンガーでキーボードプレーヤー、
Bernard Wrightの、こちらのナンバーです。



85年リリースの3rdアルバム
"Mr. Wright"からのカットで、
Hot100には顔を出さなかったようですが、
R&Bチャートでは大ヒット、
最高位6位を記録していたみたいですね。
いろいろ、カバーやサンプリングでも、
重宝されている曲であります。

Bernardさん、以前にやっておりました、
踊れる曲ばかりを紹介するコーナーで、
同じアルバムに収録されていました、
"After You"という曲を
取り上げてましたが、
そのとき、「Roberta Flackの実の息子」
という書き方をしてしまっていたのですが、
どうも、いろいろ調べますと、
"godmother" "godson"という
記述が多く見られますので、
宗教上の「後見人」的な親子関係
というのが正しいようであります。

R.I.P.

https://www.soultracks.com/story-bernard-wright-dies
"Who Do You Love" hitmaker
Bernard Wright dies at 58
(SoulTracks)

※次回は、なんとなくAOR第2回。

テーマは、「あの名曲が、
日本では、シングルのB面だった!」です。