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気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

The Artist : The First & The Final Hit (#92 Jerry Reed)

2024-08-25 11:16:31 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、来月の1日で、
没後16年になります、
カントリーシンガーで、
ギターの名手、また、
俳優さんとしても活躍していた、
Jerry Reedさんです。

71才で亡くなってしまったので、
存命だったら、87才。

10代で、メジャーレーベルと契約して、
デビューしたのは、50年代なんですね。
そして、初のHot100入りとなったのは、
62年に、79位まで上がったという、
この曲になるようです、
"Goodnight, Irene"です。



このあと、カントリーチャートで、
数多くのヒットを放つようになり、
70年から71年にかけては、Hot100でも、
Top10入りした、"Amos Moses"(#8)
"When You're Hot, You're Hot"(#9)の
2曲をヒットさせ、80年代までは、
カントリーチャートに
登場していたようなのですが、
最後のHot100入りとなったのは、
74年に、91位まで上がった、
こちらの曲になるようです。
"The Crude Oil Blues"です。



なのですが、Jerry Reedさんの曲で、
日本でも、わりと知られているのは、
この2曲になるのでは?
と思うナンバーを、
最後に貼ってみたいと思います。

まずは、自らもギターで参加した、
同年の、Elvisによるカバーも有名な、
67年のヒット"Guitar Man"です。
Elvisバージョンは、81年にも、
リミックスされて再ヒットしましたね。



そして、Jerryさんも出演した、
77年公開の、Burt Raynolds主演の
映画『トランザム7000』の主題歌
"East Bound and Down"です。
(映画の原題は
"Smokey and the Bandit")
映画のシーンと合わせたものが、
公式でアップされていますので、
そちらをお借りしたいと思います。



https://en.wikipedia.org/wiki/Jerry_Reed
Jerry Reed (Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第88位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#91 Glen Campbell)

2024-08-08 10:48:52 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、本日8日で、
没後7年になります、
Glenn Campbellさんです。

81才で亡くなりましたので、
存命だったら、88才ですね。

最も活躍していたのは、
"Rhinestone Cowboy"(75年)と、
"Southern Nights"(77年)の、
2曲のNo.1ヒットを放った、
70年代後半だと思うのですが、
デビューは、さらに古くて、
最初のHot100入り曲は、
こちらのナンバーになるようです。
61年に、67位まで上昇したという、
"Turn Around, Look at Me"です。



映像は、その、絶好調だったころ、
77年のもののようですので、
61年のバージョンも貼りたいと思います。



この曲は、のちに、
The LettermenやThe Bee Geesも、
カバーしているみたいですが、
最も有名なのは、男性4人組、
The Voguesが、68年にヒットさせた
バージョンのようでありますね。

そして、Glenn Campbellさん、
生前最後のHot100入りとなったのは、
アルツハイマー型認知症を公表し、
そのあとに敢行した、
最後のツアーの様子を収めた
ドキュメンタリー映画
『アルツハイマーと僕
 / グレン・キャンベル 音楽の奇跡』の
サウンドトラックから、
本国で公開された、2014年に、
シングルリリースされ、
最高位90位(カントリー21位)を記録した
"I'm Not Gonna Miss You"です。



映画は、日本では、2019年に、
小規模ではありましたが、
劇場公開されていましたね。
残念ながら、自分は、未だ、
観ることができていませんが...。

この"I'm Not Gonna Miss You"、
Eltonが、2021年にリリースした
"The Lockdown Sessions"で、
バーチャルデュエットバージョンを
アルバムの最後に収録していましたが、
そのバージョンも含めた、
豪華アーティスト参加のアルバム
"Glen Campbell Duets:
Ghost On The Canvas Sessions"が、
ことし4月にリリースされておりました。



https://en.wikipedia.org/wiki/Glen_Campbell
Glen Campbell(Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第89位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#90 Mary Wells)

2024-07-22 10:41:56 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、今月の26日で、
没後32年になります、
Mary Wellsさんです。

モータウンが世に送り出して、
最初に人気になった女性ソロシンガー
と言われておりますが、
49才で亡くなってしまったんですね。
存命だったら、81才で、
初めはグループデビューだった、
Dianaさんよりは、少しだけ、
年上だったみたいですね。

Maryさん、最初のチャートイン曲は、
1960年のデビュー曲、
"Bye Bye Baby"だそうで、
Hot100では45位、R&Bチャートでは、
8位まで上がっていたようですが、
自作曲で、すでにそのとき、
大スターだった、Jackie Wilsonに、
歌ってもらおうと、自分から、
レーベルに売り込みに行ったところ、
Berry Gordyさんに気に入られて、
自分で歌うことを勧められ、
デビューに至った、そんな話らしいです。





モータウンの女王、なんていう、
呼ばれ方もしていたみたいですが、
在籍期間は短くて、64年には、
モータウンから離れて、
その後は、いくつかのレーベルを、
渡り歩いたようですが、
生前最後のHot100入り曲は、
68年のこの曲になるようです。

最高位は65位、R&Bでは、
28位まで上がっていたという、
"The Doctor"です。





と、最初と最後のチャートイン曲を、
貼ってみましたが、やはり、
この曲も貼りましょうかね。
64年に、Hot100とR&B、
両方で1位になった"My Guy"です。





"My Guy"は、82年に、
Sister Sledgeがカバーして、
スマッシュヒットを記録しましたが、
Maryさんも、80年代には、1曲だけ、
ダンクラファンには人気の、
"Gigolo"というナンバーを、
ダンスチャートを中心に、
ヒットさせていましたので、
Audio Onlyですが、
その曲も貼ってみたいと思います。



https://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Wells
Mary Wells(Wikipedia)

※次回は、気になる新曲2曲です。

The Artist : The First & The Final Hit (#89 Van McCoy)

2024-07-04 20:33:30 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、明後日6日で、
没後45年になります、
Van McCoyさんです。

なんとびっくり、39才で、
亡くなってしまっていたんですね。

誰でも一度は耳にしていそうな、
そんな楽曲を世に残しながら、
かつまた、プロデューサーや、
アレンジャーとして、
多くのアーティストとの
仕事をしていた功績から考えると、
そんなに早くに亡くなっていたのかと、
やはり、驚いてしまいます。

というわけで、その、
誰でも一度は耳にしていそうな、
この曲が、初Hot100入りになるようです、



75年のNo.1ヒット
"The Hustle"ですね。
ハッスルというのは、
このMVでも踊られている、
優雅なダンスのことをいうようです。

この大ヒットのあと、
計3曲、チャートインしていて、
いずれも、Top40には、
届かなかったみたいでありますが、
最後のHot100入りは、
76年に、69位まで上がったという、
この"Party"になるようです。


同年リリースのアルバム
"The Real McCoy"からの
カットだったみたいですが、
自分は、いい感じにファンキーな、
こちらのほうが好きかもしれません。

そして、プロデューサーと、
アレンジャーとしての仕事にも、
ちょこっと触れておきますと、
アレンジのみの担当では、
これも、絶対聴いたことあるでしょ?
という感じですが、
この曲がそうみたいですね。



The Stylisticsの75年のヒット、
"Can't Give You Anything
(But My Love)"。

まあ、日本で一番有名な
イントロを持つ洋楽曲かも?
と思いますね。(笑)

そして、プロデューサーとしては、
Aretha Franklinや、
Gladys Knight & The Pips、
さらに、David Ruffinなど、
レジェンド級のアーティストの曲を、
数多く手掛けていたようなのですが、
今回は、こちらの曲を選びました。
Melba Mooreの76年のヒット、
"This Is It"です。



https://en.wikipedia.org/wiki/Van_McCoy
Van McCoy (Wikipedia)

※次回は、Time Machineです。

The Artist : The First & The Final Hit (#88 Bobby Womack)

2024-06-20 10:46:28 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、来週27日が来ますと、
没後10年になります、
Bobby Womackさんです。

70才で亡くなってしまったんでした。
存命ならば、80才。早かったですね。

自分が洋楽聴き始めのころは、
華々しく、チャートに登場するような、
そういうアーティストでは、
なかったのですが、
アルバム"The Poet" (1981)と、
"The Poet II" (1984)が、
R&B好きを中心に話題になっていた、
そんな時代でありました。

ソロデビューは、1969年で、
初のHot100入り曲は、こんな、
スタンダードナンバーだったんですね。
1stアルバムのタイトル曲でもあった、
"Fly Me to the Moon
(In Other Words)"、
最高位は52位。(R&Bは16位)



そして、最後のHot100入り曲は、
こちらになるようです。
アルバム"The Poet II"から、
Patti LaBelleとのデュエット、
"Love Has Finally Come at Last"。



4年前に公開されていたらしい、
リリックビデオがありました。
こんな名曲なのですが、
R&Bチャートでは、
3位まで上がったものの、
Hot100での最高位は、
88位だったようです。

なのですが、Wikipediaでは、
もう1曲、87年に、
"So The Story Goes"という曲が、
チャートインして、最高位81位を
記録したことになっているのですが、
おそらく、こちらのグループの、
このナンバーのことだと思います。
UK出身の、Living In A Boxの曲、
"So The Story Goes"のClub Mixです。



こちらに、Bobbyさんがft.されて、
どちらが先だったのか、
正確に覚えてないのですが、
彼らの最大のヒット曲、
"Living In A Box"を、
同じ年にカバーして、こちらも、
シングルカットしておりましたね。

と、ここまで、ソロキャリアを
振り返りましたが、Bobbyさん、
兄弟たちと結成した、
グループ時代があったわけですが、
最初の名前の、
The Womack Brothersでは、
ヒットが無かったものの、
The Valentinosと名前を変えてから、
62年に、こちらの、
"Lookin' For A Love"という曲を、
Hot100では72位、R&Bでは、
8位まで上がるヒットにしていたようです。



そして、この曲といえば、
ソロになってから、74年に、
自ら、再レコーディングして、
Hot100では8位、R&Bでは、
No.1という、自身最大の、
ヒット曲にしているんですよね。





https://en.wikipedia.org/wiki/Bobby_Womack
Bobby Womack (Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第92位の発表です。