probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Let's Go Dancin'!(26)(追悼 Hamilton Bohannon)

2020-04-30 11:08:00 | R.I.P.
ジャンルに関係なく、踊りたくなる、
踊り出したくなるような曲を、
ピックアップしていく、このコーナー
今回は、70'sディスコサウンドから、
24日に亡くなった、ジョージア州出身の、
ドラマーで、SSW、
そして、プロデューサーでもあった、
Hamilton Bohannonさんの、
"Foot Stompin Music"です。
(Pop #98 R&B #39)



70'sディスコといっても、
まだ、75年の曲だけに、
いわゆる、イメージする
隆盛を極めたディスコサウンドとは、
ちょっと、違う感じがしますね。

と、いいましても、
この、Hamilton Bohannonさん、
名前は聞いたことがあった程度で、
ちゃんと、意識して、音楽のほうは
聴いたことがありませんでした。

数多の大物アーティストたちの、
バックで演奏していたキャリアを持ち、
のちに、Stevie Wonderのバンドの、
ドラマーになった人みたいですね。

また、80's洋楽ファン的には、
Tom Tom Clubの82年のヒットで、
サンプリングクラシックでもある
"Genius Of Love"の歌詞に、
♪Bohannon Bohannon Bohannon...
と繰り返されるところがあって、紛れもなく、
このBohannonさんのことだったのですが、
勉強しておりませんでした。(^^;

イギリスでは、この曲と同じ年、
75年に、"Disco Stomp"という曲が、
Top10入りする、
大ヒットになっていたようですが、
本国では、78年に、R&Bチャートで、
9位まで上がっていたらしい、
"Let's Start the Dance"が最大のヒットで、
日本でも、そちらのほうが、
広く知られているみたいですね。

R.I.P.

https://www.udiscovermusic.jp/news/hamilton-bohannon-motown-dead-78
モータウンのバック・バンドを支え、
70年代ディスコの中心人物だった
ハミルトン・ボハノンが78歳で逝去。
その半生を辿る
(uDiscoverMusic)

今週の気になる新曲2曲。

2020-04-29 10:26:06 | 最近の洋楽
今回は、カントリー界の
人気者2組の新曲です。

まずは、Lady Antebellumの新曲
"Champagne Night"です。



昨年、Newアルバム"Ocean"を
リリースしておりますが、
そちらには入っていない曲です。

日本でも、WOWOWで放送されている、
このアーティストに、
この楽曲を歌ってもらいたい!
という、ソングライターの
オーディション番組
『SONGLAND』の、
Lady Antebellum出演回で
選ばれた楽曲みたいですね。

もともとの曲を書いたのは、
Madeline Merloという、
カナダのカントリー系の
SSWのようです。

そして、もう1曲は、
もう、ベテランの域に入ってきた
Brad Paisleyの新曲"No I in Beer"です。

まだ、Newアルバムの予定は、
具体的には上がってないようですが、
前作"Love and War"から、
3年経っていますので、
年内には出てくるかもしれないですね。

"Alcohol"とか "Whiskey Lullaby"とか、
お酒関係のヒット曲を持つ人ですが、
今回は、Beerですね。
キライじゃないです。(笑)


No.11 コレクション(1978~2008)(7)

2020-04-27 19:54:51 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩で、Top10入りを逃した、
最高位11位だった曲、
今回で、78年を終了しますが、
78年の最後の7曲目は、12月に、
2週間、11位だったこの曲です。



コロラド州出身のバンド、
Firefallの"Strange Way"ですね。

同年リリースの3rdアルバム
"Elan"からのカットで、
9月の最終週に、
86位でNewエントリーして、
5週目で、Top40入り、
10週目で、11位まで上昇したのですが、
翌々週に16位にダウンして、
Top10入りすることは、
できなかったようであります。

なお、Firefallは、前年に、
2ndアルバムから、
"Just Remember I Love You"
という曲をヒットさせているのですが、
そちらもまた、最高位は11位でして、
2年続けて、あと一歩で、
Top10入りを逃していたようですね。

彼らは、80年代に入っても、
81年の"Stayin' With It(Pop #37)や、
83年の"Always(Pop #59)といった、
なかなかの佳曲を
チャートインさせていたのですが、
それ以降は、ヒットからは、
遠ざかっておりますね。

しかし現在も、バンドのほうは、
創設メンバーである、
Jock Bartleyを中心に活動中で、
今月、"There She Is"という
新曲をリリースしていたみたいです。



https://www.facebook.com/FIREFALLofficial/

1978年12月9日付けのビルボードHot100
です。

ディスコとAORとロックがひしめきあう、
いい感じのチャートになっておりますね。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(185)

2020-04-26 10:45:38 | その他のCD

・La-La Means I Love You
: The Definitive Collection
- The Delfonics

今回は、1997年に出ていたらしい、
フィリーソウルの名グループ、
The Delfonicsのベスト盤
"La-La Means I Love You
: The Definitive Collection"です。

全20曲入り。ヒット曲が、
しっかり、リリース順に入っているようです。

68年の初ヒットである、
"La-La (Means I Love You)" から、
74年の"Lying to Myself"まで、
wiki情報では、R&Bチャートに
ライクインした曲も、ちょうど、
全部で20曲あるみたいなんですよね。

ならば、その20曲が入っているかと思えば、
残念ながら、2曲が漏れているようで、
66年のデビューシングルで、
68年の再リリースで、チャートインした
"He Don't Really Love You"と、
73年に、R&Bチャートで88位を記録した
名曲カバー"Alfie"が入っていませんね。

と、またエラそうに語ってしまいましたが、
当然ながら、世代的に、
リアルタイムで聴いたヒット曲は、
1曲もありません。

初ヒットで、アルバムタイトルにもなっている、
"La-La (Means I Love You)"も、
Didn't I (Blow Your Mind This Time)も、
81年に、ラテンファンクグループ、
Tierraがカバーしたバージョンで、
初めて知ったクチであります。
"Didn't I...”は、New Kids On The Blockも、
89年に、カバーヒットさせておりましたね。

曲は、こちらも、96年のThe Fugeesによる、
カバーに近いネタ使いで知りました、
68年のヒットであります、
"Ready or Not Here I Come
(Can't Hide from Love)”
にいたしました。

古い映像ゆえに、ちょっと画質が粗いですが、
これも、かなり、貴重映像と思われますので、
貼らさせていただきました。

なお、The Delfonicsは、70年代に、
二つに分裂したことで知られておりますが、
現在も、オリジナルメンバーである
William "Poogie" Hartさん率いる
本家グループと、
途中加入のGreg Hillさんによる、
Greg Hill's "Delfonics Live"という、
二つに分かれているみたいですね。



https://www.lalameansiloveyou.com/

http://www.delfonicslive.com/
↑突然音出ます。

Time Machine ~1985~

2020-04-25 10:58:43 | 懐かし洋楽
今回は、1985年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Kurtis BlowのBasketball"です。
(Pop #71 R&B #29)



N.Y.のハーレム出身のラッパー、
Kurtis Blowの1984年リリースの
5枚目のアルバム"Ego Trip"からの
カットでありました。

"Christmas Rappin'"に始まって、
”The Breaks" "If I Ruled The World"と、
数多の曲で、サンプリングされている
ヒップホップクラシックを
発表している人ですが、
Hot100では、この曲が、
もっとも高い順位まで上がっていた曲
ということになるようです。

この曲もまた、ラッパーのBow Wowが、
まだ、Lil Bow Wowと名乗っていた、
2002年に、カバーして、
ヒットさせておりましたね。

しかし、まだまだ、ラップという音楽が、
大メジャーにはなっていないこの時代に、
すでに、5枚ものアルバムを
リリースしていたというのが、
ちょっと驚きでありますね。

ラップというジャンルが、
肌の色などを越えて、広く認知されるのは、
このあとの、Run-DMCや、LL Cool Jなどの
登場後ではないかと思うのですが、
その、Run-DMCのRunこと、
Joseph Simmonsの実兄である、
Russell Simmonsこそが、
このKurtis Blowの
マネージメントをしていた人で、
その弟である、Runさんは、
Kurtisの影響を強く受けていて、
The Son of Kurtis Blowとも
呼ばれていたようであります。

1985年4月27日付けのビルボード誌
です。

1位は、新たなバージョン制作も噂される、
あの名曲です。