probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Springsteen on Broadway - Bruce Springsteen

2018-12-17 19:37:36 | 新譜CD

・Springsteen on Broadway - Bruce Springsteen (2CD)

緊急発売と話題になっております、
Bruce Springsteenの"Springsteen on Broadway"
2枚組のCDで購入いたしました。

本来なら、対訳もついた日本盤を買うべきなのでしょうが、
1500円近く値段が違うので、輸入盤を入手しました。
幸い、自分は、Netflixが見られますので、
トーク部分、どんなことを話しているのかは、
映像つきで確認すればいいやと思いましたので。

演奏部分のほうは、素晴らしいですね。
来年には、ついに70才になられるBOSSですので、
衰えのようなものも感じられなくはないですが、
声に温かみが増したような気さえしますし、
"Born In The U.S.A."なんて、
え?と思うアレンジで聴かせてくれております。
また、音もよくて、臨場感がたっぷりです。

いまのところ、最後の来日は、
1996年の、"The Ghost Of Tom Joad"ツアーで、
自分も、国際フォーラムで観ておりますが、
あのときも、ホント、MC部分が長くて、
よくしゃべってくれていましたが、
ここでも、クレジットでは(INTRO)とされておりますが、
10分を超えるトークがあったりします。

もしかして、あれ以来、日本に来てくれなくなったのは、
MCへの反応が薄かったからかなぁ...とか思ったり。(^^;


❤ - Michael Buble

2018-11-19 19:32:23 | 新譜CD

・❤ - Michael Buble

メジャーデビュー前の2枚を入れると、ちょうど、
10作目にあたる、スタジオ録音アルバムのようですね。

2年前にリリースされた前作"Nobody But Me"は、
発売された直後に、息子さんに、重篤な病が見つかって、
そのサポートに専念することとなったため、
大がかりなプロモーションもできず、ツアーもなく終わったせいか、
セールス的には、かなり物足りない数字だったのですが、
無事、息子さんの病も快方に向かい、活動再開を発表し、
2年ぶりにNewアルバムをリリースしてくれました。

順風満帆のようにも見えるブーさまの音楽活動ですが、
その前には、のどの手術もあったし、
けっこう、苦労もされております。

で、アルバムのほうは、メガヒットになった
2011年の"Christmas"以来となる師弟コンビ復活で、
David Foster師匠を、プロデューサーの一人に迎えておりまして、
音も、今までのアルバムの中でも、もっともクラシックな佇まいで、
スウィングジャズ調のカラーで統一されている感じです。

今回も、スタンダードナンバーと、書下ろしの新曲とか混ざり合っておりますが、
書下ろし曲も、今作では、ポップさもほどほどで、
クレジットを見て、あ、この曲、新曲なんだ!と確認したくらいです。
でも、"Unforgettable"や"La Vie En Rose"なんて、
かなり凝ったアレンジで楽しませてくれますよ。

しかし、曲は、そんな中でも、この曲は、さすがに新曲とわかる、
Charlie Puthが曲作りとバックボーカルで参加している、
"Love You Anymore"を選びました。こういう世界も、やっぱりいいです。


Playing For Keeps - Keith Sweat

2018-11-13 14:59:39 | 新譜CD

・Playing For Keeps - Keith Sweat

デビューが、1987年みたいですので、
昨年、キャリア30年選手となった、Keith Sweatの2年ぶりのアルバムですね。
スタジオ録音のオリジナルソロ作は、13枚目となるようです。

ゴージャスな、ミッド80'sから90'sのR&Bの再現のような前作
"Dress to Impress"は、ビッグセールスにはならなかったものの、
古くからのファンや、とくに、日本の辛口R&Bファンからは、大変歓迎されましたが、
今作も、ここのところ、コラボすることも多い、Tankや、
2008年の"Just Me"以来になるのかな?Teddy Rileyの名前があったので、
またまた、その世界でくるのか?と思いきや、
1曲目から、今風の、ゆるいラップが絡んでくるナンバーから始まって、
まだまだ、汗兄貴、攻めてきているなぁという感じですね。

ほかにも、お久しAkonが参加した曲などでは、
もろ、ラテンな世界にも挑戦しておりまして、
やはり、今、キテるのは、トロピカルな音なんだなぁと思いました。

長いこと、アルバムすら出せない状況のベテランが多い中、
Charlie Wilson翁の次くらいに、コンスタントに発表できているのは、
この、新しいスタイルも、どんどん取り入れていくバランス感覚があるからなのかも。

...日本の辛口ファンには、ウケないだろうなぁとも思いますけどね。(^^;

とか何とか言いながら、曲は、前作の延長にある感じの、
2ndカットにもなっておりますこの曲、"Boomerang"にしました。(笑)


Walls - Barbra Streisand

2018-11-06 19:50:56 | 新譜CD

・Walls - Barbra Streisand

Barbraほどになったら、もう、寝て暮らして過ごしても、
生活に何不自由ないと思うのですが、
それでも、毎年、何かしらリリースしてくれる、
まさに、アーティストの鑑のような人でありますが、
今年は、なんと、スタジオ録音のオリジナルアルバムが届きました。

ここのところ、スタンダード集、デュエットアルバム、ライブ盤と続いていましたので、
まったくの新曲中心のスタジオ録音のソロ作品としては、
2005年の"Guilty Pleasures"以来になるのかな?

トランプ大統領へのdisソングとして、
先行カットになった"Don't Lie To Me"が話題になっておりますが、
そんなことより、どの曲にも根柢にあるのは、"love"なんですよね。

それが集約されている感じなのが、
アルバムのちょうど真ん中に入っている、
Burt BacharachとHal Davidが書いたクラシックで、
65年に、Jackie DeShannonがヒットさせた
"What the World Needs Now"のカバーで、
ここでは、なんと、BabyfaceとMichael McDonaldが、
バックボーカルを聴かせていて、
人種も性別も越えて、今必要なのは「愛」と説き聞かせてくれています。

ボーカルのほうも、依然、高い声は出なくなっているものの、
逆に、そこを力強く聴かせるようなテクニックを、
また新たに得たような感じで、伸びもありますし、まだまだ活躍して、
この先、2020年代にも、No.1アルバムを生んでしまうのでは?
と思わすような、パワーを感じます。ホント、スゴい人。


Science Fiction - Tom Bailey

2018-07-19 15:27:46 | 新譜CD

・Science Fiction - Tom Bailey(リンク先での試聴はできません。m(__)m)

Thompson Twinsのフロントマンだった、
Tom Baileyの、キャリア約40年にして、
初のソロアルバム"Science Fiction"を入手しました。

世界同時発売で、日本盤も先週リリースされておりまして、
Dubバージョンなど3曲のボートラ付きでしたので、日本盤を購入しました。

2014年の来日公演を観ておりますので、
ほとんど、人気絶頂だったころと変わらない声が出ることは知っていましたが、
それにしても、アルバムだけを聴いていると、
ことし、62才になった人とは思えないくらい、若々しくて驚きます。

曲も、ちょっと、人を食ったようなメロの曲や、
ラテンテイストな感じがする曲があったりと、
好調だったころのThompson Twinsのような、
楽しいナンバーが並んでいて、
80年代、彼らの音楽が好きで聴いていたというような、
かつてのファンの方々は、ぜひ聴いていただきたいと思いますね。

近年は、The ChainsmokersやZeddなどの、
メロディアスなEDMサウンドが、チャートを席捲しておりますが、
そんな音楽シーンの状況が、20年近く、
まったく表舞台には出てこなくなったTomを、
やる気にさせたのかなぁ?なんてことも、ちょっと思いました。

曲は、アルバムからの2ndカットとなっている、
"What Kind Of World"です。