Time Machine ～1992～

今回は、1992年の今ごろチャートインしていた曲、
Jodeciの"Stay"です。（Pop #41 R&B #1）



91年リリースの1stアルバム"Forever My Lady"からの3rdシングルでした。

アップなナンバーの1stカット"Gotta Love"は不発に終わっていたのですが、
R&BチャートでNo.1になり、Popチャートでも25位まで上がった、
タイトルトラックにつづき、この曲もNo.1になり、
さらに、彼らの人気を決定づけた4thシングル"Come And Talk To Me"と、
3曲続けて、No.1になっていたんですねぇ。

ぐっとワル度が増した（笑）、93年リリースの2ndアルバム
"Diary of a Mad Band"のほうが、ファンの間では人気が高いようですが、
1stのほうが、振り返ると、つぶ揃いの好曲が多かったのかなぁなんて思います。
米国でのセールスも、ロングセラーになったぶん、1stのほうが売れていたみたいですね。

さて、出る出る詐欺か？とも思っていたNewアルバムのリリースが、
ついに、来月末に正式にアナウンスされたようですね。
K-Ci & Jojoが活躍していた時期があるので、
そこまで空いた感覚はないのですが、20年ぶりとはおそれいった。(゜o゜)

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1992年2月29日付けのCashboxのチャートです。

1位は、日本でも大人気の、あのハードロックバンドのNo.1ヒット。

この曲は、ビルボードとは、ちょっと差が大きいのですが、
87位にNew Entryです。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。（46）

今回は、ネタ使い編です。

まずは、ネタ使いしているほう。
1998年のWyclef Jeanで、"Chickenhead(Icerider Remix)"です。



シングル"Cheated (To All The Girls)"のカップリングで入っていた曲みたいですね。

これ、イントロから、わかりやすいのは、
意外なサンプリング定番曲として知られています、↓こちらですね。



日本でもゴールデンタイムに放送されるくらい人気でした、
TVドラマ『ナイトライダー』のオープニング曲。
この曲以外にも、いろいろ使ったヒプホプ曲が存在します。

ですが、今回は、こちらが本題ではなくて、
もう1曲、サビのフレーズを引用されている80'sヒットである、
↓こちらの曲が、今回の本題であります。



Night Rangerの最大のヒット曲、84年の"Sister Christan"ですね。
ハードロックファンの間では、すでに大人気だった彼らが、
さらにポピュラーな人気を獲得した曲でした。

余談ですが、ことしオスカーを受賞した、ジュリアン・ムーアも出演していた97年の映画、
『ブギー・ナイツ』では、トラウマになりそうなシーンで使われておりましたね。
80年代洋楽ファンは、あの映画は観ないほうがいいいと思います。（笑）

（新）ベストアルバムを語るわよ！（84）

・The Collection - Air Supply

今回は、Air Supplyのベスト盤。2009年に出ていたもののようです。

味も素っ気もないタイトルにジャケですが、
中身も、CDと曲名とクレジットの、
最少限度の情報が載ってる以外は、何もなしです。
いわゆる、廉価盤ベストってヤツなんですかね。

でも、トラックリストのほうは充実していて、
USチャートでHot100入りした曲、13曲がすべて入っていますし、
アメリカ他で世界的ブレイクをする以前の、
本国オーストラリアでのみヒットした、
76年リリースの1stアルバムからの曲も、2曲入っています。

あとは、91年の名曲カバーシングル、"Without You"あたりが入っていれば、
文句なかったかなぁなんて思います。

彼らは、また来月来るんでしたっけね。
映像は、昨年リリースされた、ライブ盤CD＋DVDより、
82年のTop40ヒットになった、↓こちらの曲を。

ちょっと声は低くなった感ありますが、まだまだ出ていますねぇ。

（新）かあさん、あの12インチ何処へ行ったんでしょうね？（84）

今回は、1989年のGloria Estefanの1989年のヒット曲、
"Get On Your Feet"のPop Vocalです。



アルバム"Cuts Both Ways"からのシングルでしたねぇ。
この時代は、正確にはGloria Estefan and Miami Sound Machineと名乗っておりました。

ここんとこ、持ってもいなくて、
かつてエアチェックした曲や、
ネットだけで聴いた曲などについて書いていたのですが、
今回は、ひさびさに持っています。

ただ、12インチではなくて、
93年にリリースされていたらしい、
こちらのミニアルバムでですが。

この中に入っている5曲のRemixの中でも、
この曲が、いちばん好きでした。

Gloriaに限らずなのですが、これ以降は、
Remixというと、みな、ハウスっぽいものになっていきますので、
まだ、ポップで楽しい最後の時代くらいになるんでしょうかね。

『アメリカン・スナイパー』

自分は、このクリス・カイルという人のことを全然知りませんでした。

勉強不足で恥ずかしいところなのですが、
知らない方は、知らないままで観たほうがいいかもしれません。
「戦争」のことを、頭でわかったような気分になっていたことと、
起きている現実とのギャップに打ちのめされて愕然となります。

まあ、それでもやはり、頭でわかっているのに過ぎないのですが・・・。

アメリカで大ヒット中ということを聞いて、
好戦的な戦場ヒーローものを予想していた自分が恥ずかしくなりました。
クリス・カイルという人に起きたドラマはひとつでも、
戦地に赴いた人には、その人数分のドラマがあり、
そこで生活している人には、やはり、その人数分のドラマがある。
あたりまえの話なのですが、そういうことを改めて教えられた感じです。

つねに抑制の効いた演出で、ときに冷徹な視線で主人公を見つめてきたクリント監督ですが、
事実である結末はともかく、かつての作品と比べて、その視線が、
ここ何作か優しくなっているような気がしているのですが、今回もそう感じました。

http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/
『アメリカン・スナイパー』日本公式サイト

http://www.americansnipermovie.com/
"American Sniper"US Official Site