probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.41 コレクション(38)

2017-03-31 09:13:52 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
1991年の3曲目は、4月に2週間41位だった、この曲です。



Guyの"Let's Chill"ですね。
2ndアルバム"The Future"からの、2ndカット。
R&Bチャートでの最高位は、3位だったようです。

ボーカルのAaron Hallが敬愛する、
Charlie Wilsonが、2005年にカバーして、
アルバムの中で歌っておりましたが、
逆に、格の違いを見せつけられちゃった感も、
少々ありましたね。(Aaronファンの方、すみません。(^^;))

Guyは、このあと、活動を休止して、
Aaronは、ソロ活動に、
Teddy Rileyは、Blackstreetのほうの活動に入ってしまいましたが、
99年に復活し、アルバム"III"をリリース。
そこからは、初のPopチャートでのTop40ヒット、
"Dancin'"が生まれました。

1991年4月13日付けのビルボードのHot100です。

1位の曲を覚えている人、日本に、どれくらいいるのだろうか?(^^;)

"Burning Heart"

2017-03-30 10:34:35 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Burning Heart"です。
どちらも80年代。

まずは、当然、この曲。
Suvivorの、85年から86年にかけて大ヒットした、こちら。



日本では近年、亀田選手の入場曲として、
すっかり定着しておりましたが、
もともとは、映画『ロッキー』シリーズの4作目、
『ロッキーIV/炎の友情』の主題曲でありましたね。
Hot100での最高位は、第2位。

そういえば今年のゴールデングローブ賞の授賞式では、
その「友情」で感動させてくれた、
ロッキー役のSylvester Stalloneと、
アポロ役のCarl Weathersが、一緒にプレゼンターとして登場するという、
映画ファンにとっては、うれしいサプライズをやってくれていました。

もう1曲の"Burning Heart"は、日本でも人気が高い、
オランダ生まれのギタリスト、Adrian Vandenbergが結成したバンド、
Vandenbergの、1983年のTop40ヒットである、こちらです。



82年リリースのアルバム"Vandenberg"からのカットで、
こちらの、Hot100での最高位は39位。

結局、Top40に入ったのは、この1曲のみで、
バンドは、87年に解散。
その後、Adrianは、Whitesnakeに参加したりしていましたね。

今週の気になる新曲2曲。

2017-03-28 20:17:12 | 最近の洋楽
今回は、Smooth Jazzチャートから。

まずは、双子の兄弟を含む、
ハンガリー出身の5人組バンド、Peet Projectの新曲"Rosy Cheeks"です。



日本でも人気があります、Dave KozのSaxをft.したナンバーですね。
1位になりそうな勢いで上がっているみたいです。

2年前にリリースした"Love"というアルバムが、
日本のSmooth Jazzファンのあいだでも、ちょっと話題になっていたようですが、
それ以来の新曲ということになるみたいです。
曲によっては、歌も歌っちゃう、ユニークなグループです。

もう1曲は、こちらも、ちょっとユニークな、
実の兄弟ふたりによる、ギターデュオ、
Roman Streetの"Mr. Morris"です。



こちらは、ライブの映像ですが、
日本では配信のみで、昨年リリースされたアルバム
"Bohemia"からのカット。
アルバムでは、話題のSaxプレーヤー、
Vincent Ingalaをft.しています。

人名ポップス事典(d <1>)

2017-03-27 09:37:00 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、cを終了しまして、
今回からは、dであります。
dの1曲目は、cでも登場したばかりの、
1973年の、Elton Johnの、この大ヒットナンバーです。



"Daniel"ですね。当時、USチャートでは2位、
UKチャートでは、4位まで上昇していたようです。

歌詞を書いているのは、かの、Bernie Taupinでありますが、
和訳を見て、2番まである、その内容を読み取ると、
スペインへ旅立つ、兄ダニエルを思う歌ととれるのですが、
じつは、カットされた、3番の歌詞があることが明らかにされたために、
いろいろと、当時、憶測を呼んだ歌だったみたいであります。

結局、91年になって、EltonとBernieへのトリビュートアルバム
"Two Rooms: Songs of Elton John & Bernie Taupin"がリリースされた際、
Bernie自身が、そのことについて答え、
ベトナムからテキサスに戻ってきた、帰還兵のことを歌った歌詞であることを明らかにしました。

なお、"Two Rooms..."では、"Daniel"は、
Wilson Phillipsがカバーしていましたね。

Time Machine ~1997~

2017-03-26 10:54:30 | 懐かし洋楽
今回は、1997年の今ごろチャートインしていた曲、
Zhanéの"Request Line"です。(Pop #39 R&B #9)



Renee NeufvilleとJean Norris-Baylorという、
出身地が違うふたりの女性が、フィラデルフィアの大学で知り合い、
結成されたR&Bデュオの、97年リリースの2ndアルバム
"Saturday Night"からの1stカットでしたね。

prod.は、NextやJaheimなどにも成功をもたらした、
Naughty by NatureのKay Geeで、
考えたら、Kay Geeがプロデューサーとして最初に頭角をあらわしたのは、
この、Zhanéとの仕事だったんですね。

残念ながら、アルバム"Saturday Night"は、
"Hey Mr. DJ"の大ヒットを生んだ1stアルバム
"Pronounced Jah-Nay"ほどのヒットにならず、
2枚のアルバムを残したのみで、99年に解散してしまいました。

なお、この曲は、2曲をサンプリングしておりまして、
78年のAshford & Simpsonの"It Seems to Hang On"と、
84年のRock Master ScIt Seems to Hang Onott & the Dynamic Threeの
"Request Line"をネタ使いしております。

1997年3月22日付けのビルボード誌です。

1位は、Matthew Wilderの、あの80'sヒットをサンプリングした、あの名曲です。
それにしても、R&Bチャートか?と見紛う感じの上位のランキングですね。