probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2023-02-28 10:37:47 | 最近の洋楽
今回も、とくにテーマはありません。
元気な女性たちの新曲です。

まずは、Lattoの新曲ですね。
コンゴ生まれで、カナダを拠点に、
活躍中というシンガー、
Lu Kalaをft.したナンバー、
"Lottery"です。



プロデュースは、"Big Energy"と同じ、
Dr. Lukeみたいですが、さらに、
オールドスクール感、極まれり、
という感じで、いいですね。

何かサンプリングしているような
音ではありますが、クレジットが、
確認できなかったので、
わかりませんでした。
Doja Catの"Say So"みたいな、
ネタ使いしているっぽい風な、
オリジナル曲かもしれません。

そして、もう1曲は、
ぐっと年代は上がりますが、
Dionne WarwickとDolly Parton、
ふたりのリビングレジェンドの新曲
"Peace Like A River"です。



ちょっと、年齢的な衰えでしょうか、
Dionneさんの声が出ていないのが、
聴いていて、しんどいところありますが、
新曲が聴けるだけで、それでいい、
そんな気がいたします。

それにしても、ここのところの、
Dollyさんの活躍っぷりはすごいですね。
この曲は入らなそうですが、
"Rock Star"というタイトルの、
Newアルバムも、ことし、
リリース予定みたいで、声も、
まだまだ元気いっぱいだし、
20年くらいは、大丈夫そうな感じ。

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
62人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #14

2023-02-27 10:16:19 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1995年に、Hot100での最高位、
8位を記録した、こちらのグループの、
このカバーヒットです。



ボルティモア出身の4人組、
4.P.M.の"Sukiyaki"ですね。



同年リリースの1stアルバム
"Now's The Time"からのカットで、
次のシングルだった、
"Lay Down Your Love"が、
あと一息のところまで、
上昇していたようですが、
Hot100入りは成らず、
現在までのところ、
Popチャートに入ったのは、
この曲だけみたいであります。

歌詞のほうは、81年に、
あちらも大ヒットした、
A Taste Of Honeyのバージョンで、
メンバーのJaniceさんが、
付けていた英語詞を、そのまま、
歌っていたようです。

また、アルバムには、
こんなカバー曲も入っていましたね。



For Positive Musicを略して、さらに、
4人組ということにひっかけて、
4.P.M.と名乗っていた彼らですが、
現在は、オリジナルメンバーから、
ひとり欠け、3人組となって、
活動中のようでして、昨年、
自らのレーベルを立ち上げて、
"Some Of The Time"と、
"What Can I Say"という新曲2曲を、
立て続けにリリースして、
活気づいているようであります。





https://www.instagram.com/theofficial4pm_/

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1969~

2023-02-25 20:21:20 | 懐かし洋楽
今回は、1969年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Tyrone Davisの
"Can I Change My Mind"です。
(Pop #5 R&B #1)



前年の1968年にリリースされた、
1stアルバムのタイトル曲で、
ミシシッピー出身のシンガー、
Tyrone Davisにとっては、この曲が、
初のヒットだったみたいですね。

もともとは、カップリング曲の
"A Woman Needs to Be Loved"のほうを、
A面としてリリースしたものの、
こちらの曲のほうが、反応が良く、
AB面ひっくり返して再発し、
大ヒットになったようです。



自分が、Tyroneさんの名前を知ったのは、
82年に、"Are You Serious"という曲が、
FM誌に載っていた、ヒットチャートで、
50位台まで上昇しているのを、
見つけた時でしたね。

R&Bシンガーだということは、
わかったもので、何か気になる、
そんな名前だったのですが、
Hot100で50位台の曲が、
日本のラジオでかかることは、
なかなか無くて、
品ぞろえ豊富なレコード店も無い
田舎町に住んでいましたので、
結局、当時は歌声は聴けず、
CD時代になった、ずっと後、
たまたま入手した、R&BコンピCDに、
"In The Mood"が入っていて、
やっと、その渋い歌声を知った、
そんな感じだったですね。

今では、"Are You Serious"が入っている、
82年のアルバム"Tyrone Davis"も、
中古レコードではありましたが、
しっかり、入手しておりますが。



Tyroneさんは、今から18年前の2月、
病のために世を去っておりますが、
まだ、67才の若さだったんですね。

1969年2月22日付けのビルボードHot100
です。

1位と2位は、どちらも、80年代に、
Joan Jett & The Blackheartsが、
カバーヒットさせた、名曲2曲です。

<1969年2月22日、何があったか?>

LINDBERGのボーカル、
渡瀬マキさんが誕生したのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/渡瀬マキ
渡瀬マキ(Wikipedia)

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第14回です。

あのアルバム、この一曲。(42)

2023-02-24 16:17:59 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、1991年リリースの、
Aretha Franklinのアルバム
"What You See Is What You Sweat"から、
こちらのナンバーを選びました。



Luther Vandrossとのデュエット、
"Doctor's Orders"ですね。
アルバムの7曲目に入っていました。
公式アップではありませんので、
消されてしまったら、すみません。

ArethaとLutherといいますと、
80年代に、"Jump To It"と
"Get It Right"の、2枚のアルバムを、
Lutherがプロデュースをしていて、
そこで、バックボーカルで、
Lutherの声が聴こえる曲が、
たくさんありますが、
デュエットパートナーとして、
クレジットされているのは、
それ以来の顔合わせとなった、
この曲だけだったと思うのですが、
シングルカットはされませんでしたね。

91年といいますと、Lutherは、
アルバム"Power Of Love"を
大ヒットさせていた年でしたので、
シングルになっていれば、
ビルボードのアルバムチャート、
最高位153位という、低空飛行だった、
Arethaのアルバムのほうも、
もっとヒットしていたかも?
という気がいたしますが、Luther側で、
あまりに、名前が出すぎるのを
避けたのかもしれませんね。

ただ、この曲、94年に出た、
Arethaのベストアルバム
"Greatest Hits: 1980–1994"には、
収録されたんですよね。

あのベスト盤には、他に、
"What You See Is What You Sweat"から、
Michael McDonaldとのデュエット、
"Ever Changing Times"と、
ミュージカルナンバーのカバー、
"I Dreamed A Dream"の計3曲が、
収録されていましたので、
セールス的には振るわなかった
アルバムでありましたが、決して、
黒歴史にはなっていないようです。

あと、Burt Bacharachと、
Carole Bayer Sager作品だった、
(with Bill Conti)
"Ever Changing Times"ですが、
Arethaのオリジナル曲ではなくて、
カバーだったんですねぇ。

これは、最近まで知りませんで、
音楽ライターの、金澤寿和さんの
ブログの記事で知りました。

オリジナルは、日本では、
『赤ちゃんはトップレディーがお好き』
という邦題で、87年に公開された、
Diane Keaton主演映画
"Baby Boom"のサントラ収録曲で、
Siedah Garrettが歌っていたようです。

当時、映画も観ていたのですが...。(^^;)






・What You See Is What You Sweat
- Aretha Franklin

※次回は、Time Machineです。

No.11 コレクション(1978~2008)(61)

2023-02-23 10:38:19 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、今回からは、
91年に入ります。

91年は、全部で5曲あったようですが、
1曲目は、5月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



当時、イラクと多国籍軍との間で、
開戦されてしまった、
「湾岸戦争」に従軍した兵士たちと、
その家族を支援しようと、
立ち上がった、
チャリティープロジェクト、
Voices That Careの、
"Voices That Care"ですね。

3月の第3週に、76位でNewエントリー、
3週で、Top40入りを果たして、
8週目に11位まで上昇しましたが、
翌週には、13位にダウンして、
Top10入りは、逃していたようです。

プロデュースを手掛けていたのは、
David Fosterで、曲を書いていたのは、
そのFoster師匠と、Peter Ceteraさん、
さらに、当時のFoster夫人で、
ソングライターで、女優さんでもあった、
Linda Thompsonさんの3人でした。

映像のほうは、残念ながら、
公式のものが見つかりませんので、
削除されてしまうかもしれませんが、
トップバッターのRalph Tresbantから、
錚々たる、豪華なメンバーが
大挙、参加していますので、
何人わかるかな?という感じで、
また、チェックしてみてください。

アメリカでヒットが出たばかりの、
Celine Dionが初々しいですね。

1991年5月4日付けのビルボードHot100
です。

1位は、ゴスペルの世界から、
ポップフィールドに活動の場を広げて、
大成功を収めた、あのシンガーの、
あの名曲です。

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第42回です。