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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~2005~

2025-08-23 20:23:58 | 懐かし洋楽
今回は、2005年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Teairra Maríの
"Make Her Feel Good"です。
(Pop #35 R&B #9)



デトロイト出身で、
実のお祖母ちゃんが、
あの、Aretha Franklinの
バックボーカルをしていたという、
そんな、ちょっと出来過ぎ?
とも思える背景を持っていて、
当時、話題になったシンガー、
Teairra Maríのデビューヒットでしたね。

そのTeairraに惚れ込んで、
16才だった彼女と契約したのが、
そのとき、Island Def Jamの
トップだった、L.A. Reidさんで、
その傘下のレーベルだった
Roc-A-Fella Recordsを率いていた
Jay-Zにも気に入られて、
その、Roc-A-Fellaからの
デビューとなりました。

この曲を収録したアルバムは、
そのタイトルが
"Roc-A Fella Records Presents
Teairra Marí"だったことから、
相当な期待が掛かっていたと
思われますが、アルバムは、
USチャートで5位を記録したものの、
ヒットと呼べるのは、この曲だけで、
撃沈してしまったんですよねぇ。

2000年代は、R&B系の女性シンガーが、
けっこう多くデビューしていましたが、
そのわりに、90年代のような、
R&B界全体の盛り上がりが無いころで、
一曲ヒットが出ても、
あとが続かない人が多く、
難しい時代だったかもしれないですね。

そんな彼女ですが、アルバムは、
デビュー作のみになっているものの、
音楽活動は、今も続いているようで、
最新曲は、昨年リリースされた
"Take Me Out"という曲になるようです。


https://www.instagram.com/missTmari/

2005年8月27日付けのビルボードHot100です。

1位は、またまた、あの歌姫の、
起死回生のヒットとなった、
あの名曲です。

<2005年8月27日、何があったか?>

『踊る大捜査線』シリーズの、
スピンオフ作品として作られ、
昨年、その新作も公開されました
映画『容疑者 室井慎次』が
劇場公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/41289/
『容疑者 室井慎次』
(映画.com)

次回は、"The Duets" 第10回です。

Soul, R&B備忘録(#28 "You Get The Best From Me (Say, Say, Say)")

2025-08-22 11:33:28 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
のちに、One Wayという名前に
落ち着くことになる、
Al Hudson and the Soul Partners
というグループに参加し、
そのキャリアをスタートさせた
Alicia Myersさんが、
84年に、R&Bチャートの
5位まで上がるヒットにしていた
"You Get The Best From Me
(Say, Say, Say)"です。



ただこの曲、Popチャートでも、
ノーリアクションではなくて、
100位入りにあと一息を示す、
bubbring under chartの
5位まで上がっていたようで、
いちおう、最高位105位
という記録になっているみたいです。



この曲は、同年リリースの
ソロアルバム
"I Appreciate"からのカットで、
Aliciaさんのソロ曲といいますと、
Mariahさんの90年のヒット
"Make It Happen"の
元ネタとも言われています
82年の"I Want to Thank You"のほうが、
80'sダンクラとして、
有名ではないかと思いますが、
チャート成績的には、
こちらの曲が上回っていたようですね。



AliciaさんがOne Wayを離れたのは、
1981年のことのようなので、
One Wayの82年のヒット
"Cutie Pie"は、その後を継いだ、
Candyce Edwardsさんに、
ボーカルは代わっているのですが、
脱退後のソロ作も、
One Wayのベーシストの、
Kevin McCordという人が、
プロデュースをしていたりするので、
円満独立だったようですね。

ただ、そのせいか、
Aliciaさんのソロ曲も、
One Wayのベスト盤に、
普通に入っていたりするので、
そのころのタイムラインが、ちょっと、
わかりにくかったりします。

Aliciaさん、現在の活動状況は、
つかめませんでしたが、
更新は少ないですが、
本人のものと思われるInstagramは、
見つけることが出来ました。

https://www.instagram.com/theofficialaliciamyers/

※次回は、Time Machineです。

No.11 コレクション(1978~2008)(108)

2025-08-21 10:30:27 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、2004年の4曲目は、
9月に、1週だけ、
11位にランクインした、
こちらのナンバーです。



N.Y.出身のラッパー、Jadakissが、
Anthony Hamiltonを
ft.したナンバー、"Why"ですね。

7月の第3週に、61位でエントリーして、
3週でTop40入りを果たし、
11週目で11位まで上がりましたが、
翌週には15位にダウンして、
Top10入りは逃していたようです。

この"Why"は、Jadakissの、
同年リリースの2ndアルバム
"Kiss Of Death"から、
Nate Doggをft.した
"Time's Up"に続く、
2ndシングルで、Jadakissにとって、
現在までのところ、
最大のヒットになっていますね。

さらに、このあと、
Mariah Careyをft.した
3曲目のカット
"U Make Me Wanna"も
最高位21位を記録する
ヒットになっています。

また、この曲、
フランスのロックバンド、
Gongの76年のナンバー、
"Mandrake"という曲を
サンプリングしているようです。



2004年9月25日付けのビルボードHot100です。

1位は、「クランク」と呼ばれた
ジャンルの歌姫として、
大人気だった、あのシンガーの、
あの名曲です。

※次回は、Soul, R&B備忘録、
第29回です。

今週の気になる新曲2曲

2025-08-19 20:13:36 | 最近の洋楽
今回は、ナイスな
R&B名曲カバーの新曲2曲です。

まずは、日本でも人気があります、
10月の来日公演も決まっている、
Jazz & Funk集団、Lettuceの、
12月リリース予定だという、
Newアルバム"Lettuce Cook"
からの先行カット
"Rising To The Top"です。



サンプリングは、されまくりの、
Keni Burkeの定番クラシックですが、
案外、カバーは少ないのかな。
あまり、記憶ありませんね、

で、しごくまっとうなというか、
ストレートなカバーですねぇ。
悪かろうはずがありません。

そして、もう1曲は、
ちょっと強面な、
コネチカット州出身のシンガー、
Omar Wilsonの"Baby I'm Ready"です。



こちらは、Gerald Levertが
率いておりました、LeVertの、
1990年の、R&Bチャート
No.1ヒットのカバーですね。

Geraldとは、声質が違うので、
ちょっと趣が変わって、
こちらも、なかなかでありますね。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
2004年の4曲目です。




なんとなくAOR (#60 同名異曲"Hold On")

2025-08-18 11:14:40 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
以前にやっておりました、
「同名異曲」の限定復活で、どちらも、
1979年のTop40ヒットで、
同じタイトル"Hold On"の、
この2曲を選んでみました。

まずは、イギリス出身のSSWで、
ギタリスト、Ian Gommの
"Hold On"です。



Nick Loweもメンバーだったバンド、
Brinsley Schwarzの
ギタリストとして、
キャリアを積んだあと、
ソロに転向した、Ian Gommさんの、
唯一のヒット曲ですね。
最高位は、18位だったようです。

Ian Gommさん、
更新は少ないですが、
Facebookがありまして、
お元気ではあるようですが、
アルバムは、2002年の
"Rock 'N' Roll Heart"が、
最後になっておりますね。

https://www.facebook.com/people/Ian-Gomm-MusicianComposer/100063147912980/

そして、もう1曲、このグループを
AORの範ちゅうに入れるのは、
かなり無理があるとは思いながら、
今回も、「なんとなく」ですので、
御許し願いたい、(^^;)
カナダのハードロックバンド、
Triumphの"Hold On"です。



ギターがガンガン鳴るものの、
このバンドの明るいサウンドは、
ちょっと、AORっぽさも、
あるような気もします。

この曲は、同年リリースの
3rdアルバム"Just A Game"
からのカットで、バンドにとって、
初の、USチャートでの、
Top40ヒットとなって、最高位は、
38位を記録していたようです。

Triumphは、SSWで、
マルチプレイヤーの、
Rik Emmettが中心になって、
1975年に結成されたバンドで、
93年に解散しておりますが、
何度かリユニオンを果たし、
ことしも、結成50年を記念して、
再集結しているようであります。

https://www.instagram.com/triumphtheband/

この2曲ですが、同時に、
Top40入りはしてなかったようですが、
Hot100には入っていた週が、
何週かあったみたいで、その中から、
9月8日付けのチャートを、
貼ってみたいと思います。

※次回は、気になる新曲2曲です。