probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Human"

2021-11-29 20:01:46 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Human"です。

3曲浮かんだのですが、1曲は、
ミュージックビデオが、公式には、
YouTubeにアップされていないようなので、
アップされている、この2曲にしました。

さて、落選した1曲は、誰の"Human"か?

1曲目は、やはり、この曲は外せません。
80'sの"Human"といえば、やはり、こちら。



最初、Jam & Lewis"が、英国のグループ、
The Human Leagueをプロデュース!
そんな情報が流れてきたときは、
うそでしょ?と思ったもんでしたね。

で、出来上がってきた曲を聴いて、
また、びっくりという感じでありました。

86年リリースのアルバム
"Crash"からの1stカットで、
USチャートでは、3曲目のTop10入り、
2曲目のNo.1ヒットになりました。

ただ、本国では、そこまで盛り上がらず、
最高位は、8位だったようです。

そして、もう1曲の"Human"は、
ぐっと新しく...と言っても、
13年前なのですが。



Brandon Flowers率いる、
ラスベガス出身のバンド、
The Killersの"Human"ですね。

2008年リリースの3rdアルバム
"Day & Age"からの1stカットで、
Hot100では、3曲目のTop40入りで、
最高位32位を記録、人気が高い、
UKのチャートでは、3位まで上がる、
大ヒットになっていたようです。

The Killersは、今年、
同アルバム収録曲だった、
"A Dustland Fairytale"のNewバージョンを、
Bruce Springsteenをゲストに迎え、
リリースし、話題になりましたね。
(タイトルは"Dustland"に改題)



※次回は、気になる新曲です。

Stephen Sondheim

2021-11-28 11:14:03 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
ミュージカル界の超大物コンポーザー、
Stephen Sondheimさんが、
91才で、26日に亡くなったということで、
追悼したいと思います。

ミュージカル界の大作詞作曲家ですが、
ヒットチャートやポピュラー音楽にも、
無縁ではない方なんですよね。

というわけで、次の3曲を選びました。

まずは、もともとは、
日本でも、上演されたことがある
『リトル・ナイト・ミュージック』のために
書き下ろされたナンバーということですが、
1975年に、Judy Collinsさんが歌って、
Hot100で36位まで上がるヒットになった
"Send In The Crowns"です。
(邦題「悲しみのクラウン」)



この曲は、グラミー賞で、
最優秀ソング賞を受賞したことで、
77年に再度チャートインして、
19位まで上昇していたようです。
なお、Judyさんの前には、
73年に、Frank Sinatraが、
アルバム"Ol' Blue Eyes Is Back"の中で、
先に歌っていたみたいですね。

そして、2曲目は、
その"Send In The Crowns"を
85年リリースのNo.1アルバム
"The Broadway Album”の中で
歌っておりました、Barbraの、
同アルバム収録曲"Somewhere"です。
(Pop #43)



こちらは、ミュージカルは、
まったく詳しくない自分でも、
『ウエスト・サイド物語』の曲であることは、
当時から知っていましたね。

また、Barbraバージョンの
"Send In The Crowns"は、
一部の歌詞を、直々にお願いして、
書き換えてもらっているようです。

そして3曲目は、こちらは、
シングルカットはされませんでしたが、
Madonnaの、90年リリースのアルバム
"I'm Breathless"収録曲で、
映画『ディック・トレイシー』のための
曲でもあったことで、みごと、
アカデミー賞最優秀楽曲賞に輝いた
"Sooner Or Later"です。



その、オスカーナイトの映像みたいですね。

舞台中心の活動だったため、
トニー賞とグラミー賞は、
8回ずつ受賞しているようですが、
アカデミー賞ノミネートは、
この1回のみながらも、
堂々、受賞されているのは、さすがですね。

R.I.P.

https://www.asahi.com/articles/ASPCW2QTPPCWUHBI00C.html
スティーブン・ソンドハイムさん死去 
米ミュージカルの作詞作曲家
(asahi.com)

※次回は、同名異曲です。

Time Machine ~1982~

2021-11-27 10:36:44 | 懐かし洋楽
今回は、1982年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
メタルゴッド、Judas Priestの
"You've Got Another Thing Comin'"です。
(Pop #67)



同年リリースの8枚目のアルバム
"Screaming for Vengeance"
(邦題『復讐の叫び』)
からのカットでしたね。

74年のデビューから現在まで、
長い歴史を誇るバンドでありますが、
USチャートでHot100入りしたのは、
この1曲のみなんですね。
ちょっと意外な気がいたします。

なお、本国であるUKチャートでは、
3曲、Top20入りした曲があるようですが、
この曲に関しては、最高位は66位と、
大きなヒットにはなっていなかったみたいで、
こちらもまた、意外でしたね。

Judas Priestは、ことし、
CD42枚組の巨大Boxセット、
"50 HEAVY METAL YEARS OF MUSIC"を
限定発売することを発表して、
話題になりましたが、先月、
そこからのダイジェスト盤を
発売しているみたいですね。

また、2022年は、Ozzy Osborneとの
ツアーの予定も発表されていまして、
まだまだ、メタルゴッド健在のようです。

https://judaspriest.com/

1982年11月27日付けのビルボードHot100
です。

1位は、80年代に大活躍した、
あのシンガーの、初のソロヒット曲です。

<1982年11月27日、何があったか?>

第1次中曽根内閣が発足したのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/第1次中曽根内閣

※次回は、同名異曲です。

80's #143

2021-11-25 19:52:10 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第143位は、プロデューサーでもあり、
スゴ腕のギタリストでもある、
あの人が率いた、このグループの、
こちらのヒット曲です。



残念ながら、ミュージックビデオや、
パフォーマンス映像は見つかりませんでした、
Ray Parker, Jr. & Raydioの
81年のヒット"That Old Song"です。
(Pop #21 R&B #26 AC #7)

1stカットだったタイトルトラックが、
日本でも大人気でした
同年リリースのアルバム
"A Woman Needs Love"からの、
フロア向けにカットされた
インストロメンタルナンバー
"Still In The Grove"をはさんでの、
3曲目のシングルだったようですね。

自分も、"A Woman Needs Love
(Just Like You Do)"は大好きでしたが、
この曲の爽やかさにヤラレてしまって、
うーん、こっちのほうが好き~
となった感じでしたね。

とくに、曲の終盤、
♪ Mr. DJ, would you please play...と、
Arnell Carmichaelさんのボーカルが、
絡んでくるところが、たまらんです。

この曲の邦題を付けた担当者の方も、
そう思われたのではないでしょうか、
"That Old Song"なんていう、
シンプルなタイトルの曲なのに、
「プリーズ Mr. DJ」という邦題が、
付けられていましたね。

※次回は、Time Machineです。

The Artist : The First & The Final Hit (#38 Freddie Mercury)

2021-11-24 10:39:49 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
38人目は、きょうは、この方を
取り上げないわけにはいかないでしょう、
本日、没後30年を迎えた、
Freddie Mercuryです。

45才で亡くなったFreddie、
もし、75才で存命だったら、
どんな感じになっていたでしょうねぇ。

さて、FreddieのTop100入り、
Queen時代とソロ時代、
両方をお送りしたいと思うのですが、
Queen時代の初チャートインは、
この曲になるようですね。
75年の5月に、最高位12位を記録した
"Killer Queen"です。



本国UKチャートでは、
2位まで上がっていたようですが、
この曲の前に、"Seven Seas of Rhye"が、
初チャートインして、
Top10入りを果たしていたみたいです。

そして、Freddie生前最後の、
Hot100入りとなったのが、
89年リリースのアルバム
"The Miracle"からの1stカットでした、
こちらのナンバーになるようですね。
"I Want It All"です。



Hot100での最高位は、
50位止まりだったみたいですね。
なかなか、USチャートでは、
80年代後半は苦戦を強いられていました。
UKチャートでは3位まで上がっていたようです。

そしてもちろん、Queenとしては、
Freddieが亡くなった翌年の92年、
”Bohemian Rhapsody" が、映画絡みで、
リバイバルヒット、Hot100では、
最初のヒットの、75年の9位を上回る、
最高位2位を記録するヒットになりました。

Freddieのソロ曲のほうは、
UKチャートでは、いろいろと、
ヒットしているのですが、
USチャートでのHot100入りしたのは、
わずかに2曲しかなく、
最初のチャートインは、84年に、
映画『メトロポリス』サントラから
カットされ、最高位69位を記録した
"Love Kills"でありました。



曲の作者は、Freddieと、
サントラのプロデューサーでもあった
Giorgio Moroder師匠でしたね。
UKチャートでは最高位10位。
オフィシャルでアップされております。
リリックビデオのほうも。



そしてもう1曲は、翌年リリースされた
1stソロアルバム"Mr. Bad Guy"から
カットされ、日本でも人気があります、
この曲"I Was Born To Love You"です。



95年にリリースされた、
Queenの事実上のラストアルバム
"Made In Heaven"に、
バンドとしてのバージョンが、
再収録されていて、日本では、
そちらのほうが有名になっておりますが、
やはり自分は、この、
お茶目なビデオクリップの
ソロバージョンが好きですね。

ただ、当時、UKチャートでは
最高位11位を記録したものの、
USチャートでは75位までしか上がらず、
華々しいヒットににはなりませんでした。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第143位の発表です。