probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1994~

2018-06-30 19:43:24 | 懐かし洋楽
今回は、1994年の今ごろチャートインしていた曲、
Spin Doctorsの"Cleopatra's Cat"です。
(Pop #84)



同年リリースの、彼らにとっての2枚目のオリジナルアルバム
"Turn It Upside Down"からの1stカットでした。

"Two Princes"と"Little Miss Can't Be Wrong"のヒットを生んだ、
91年リリースの、彼らの1stスタジオアルバム
"Pocket Full of Kryptonite"は、アメリカ国内だけでも、
500万枚を超えるセールスを記録しているようですが、
この曲は、それに続くアルバムからの1stカットということで、
さぞや、大きなヒットになるものと思っていた曲でしたが、
まさかの、最高位84位...これは、当時、かなり驚きましたね。

まあ、かなりな変化球ロックナンバーで、
ラジオで好まれそうな感じではないのはわかりましたが、
それにしても、80位台で終わるような、
つまんない曲ではなかったと思うんですけどねぇ。

早々に、この1stカットは見限って、
アルバムからは、彼ららしいロックナンバーだった、
2ndカット"You Let Your Heart Go Too Fast"が切られ、
こちらは健闘して、チャートを上がったものの、
Top40には、あと2歩届かずで、最高位は42位でしたが、
"You Let..."のほうが、1stカットだったら、
どうなっていたかなぁ?と思いますね。

1994年6月25日付けのビルボード誌です。

1位は、カントリーのヒット曲を、速攻カバーして大ヒットとなった、あの名曲です。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(150)

2018-06-29 17:23:04 | その他のCD

・One Thing Leads to Another: Greatest Hits - The Fixx

今回は、The Fixxの、1989年リリースのベスト盤
"One Thing Leads to Another: Greatest Hits"です。

The Fixxは、リーダーでボーカルの、
Cy Curninを中心に活動中ですが、
ヒットを放っていたのは、80年代が中心なので、
そのディケイドを締めくくるような形でリリースされたこの盤でも、
ほぼ、代表曲を振り返ることができると思います。

ただ、The Fixxは、90年代に1曲だけTop40ヒットがありまして、
当然ながら、その曲"How Much Is Enough?"(91年、Pop35位)
は収録はされておりませんので、そこも押さえておきたいという方は、
99年リリースのHip-O発の"Ultimate Collection"か、
2006年リリースの2枚組"The Twenty-fifth Anniversary Anthology"
を購入されるのが、いいのではないかと思います。

曲は、1986年リリースのアルバム"Walkabout"からの1stカットで、
Hot100では、最高位19位を記録した"Secret Separation"にしました。
ロックチャートでは、84年の"Are We Ourselves?"に続いて、
No.1になっていたようです。


No.41 コレクション(63)

2018-06-28 10:17:32 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
2002年の3曲目は、6月に1週だけ41位だった、この曲です。



メキシコ出身のシンガーで、女優さんとしても活躍している、
Paulina Rubioの"Don't Say Goodbye"ですね。

41位までしか上がらなかったみたいですが、
当時は、よく、このド派手なビデオ、見ていた記憶があって、
てっきり、Top40に入ったのかと思っていました。

この曲、90年代初めから、スペイン語で歌っていたPaulinaさんが、
初めて、英語で歌って録音してアルバム
"Border Girl"からのカットで、
アメリカでは、爆発的なヒットにはならなかったものの、
もともと人気があったスペインでは、
堂々、ヒットチャートでNo.1になっていたようであります。

2002年6月22日付けのビルボード誌です。

1位は、前回と同じ、あの歌姫の、あの名曲です。

今週の気になる新曲2曲。

2018-06-26 19:50:32 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートから。

まずは、日本人アーティスト、入ってます。
Nao Yoshiokaの"I Love When"です。



日本のR&Bファンの間では、すでに有名ではあるものの、
なかなか、一般的な知名度が上がらないNaoさんですが、
2016年に出した3rdアルバム"The Truth"からのカットであるこの曲が、
まだ下のほうですが、Adult R&Bチャートに入ってきています。

韓国のBTSが大活躍しておりますが、
日本からも、そろそろ誰か活躍してほしいですもんねぇ。
さらなるアップ、あるといいですが。

もう1曲は、Jay ZのRoc Nationが送り出した新しい人、
Victoryの"Open Your Eyes"です。



Victoryなんて、Jacksonsみたいなグループかな?
と最初思ったのですが(笑)、Victory Boydというシンガーなんですね。
Jazzっぽい空気を持った感じでしょうか。

この曲を含む1stフルアルバム"The Broken Instrument"は、
配信のみでリリースされたばかりのようですが、
来月、CDでも発売されるみたいです。

"Take Me Home"

2018-06-25 16:18:28 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Take Me Home"です。
どちらも、大ベテランの、ちょっと懐かしいヒット曲です。

まずは、Phil Collinsの"Take Me Home"です。



85年リリースの、Philさんの3枚目のソロアルバムで、
"One More Night" "Susudio"のNo.1ヒットを生んだ
"No Jacket Required"から、USチャートでは、
4曲目のTop10ヒットとなって、最高位は7位でした。
Philさん、このころは、ホント勢いがありましたなぁ。

ビデオは、世界を旅しているPhilさんで、
in 京都らしきシーンも出てきますね。

もう1曲は、Cherの79年リリースのアルバムの、
タイトルトラックで、第1弾シングルだった"Take Me Home"です。



時代が時代ということもあったと思いますが、
このころのCherさんは、Donna Summerも在籍した、
Casablanca Recordsにいたということもあって、
バリバリのディスコサウンドでしたね。
曲も大ヒットして、Hot100での最高位は8位でした。

ただこのあと、Cherさんの音楽活動は、
プチスランプに陥りまして、
80年代は、女優業のほうにシフトして行きますが、
87年に、プロデューサーに、Michael Boltonや、
Bon JoviのJon Bon Jovi、Richie Samboraなどを迎え、
ロック寄りのアプローチのアルバム"Cher"をリリースして、
華やかに、シンガーとして復活しましたね。

また、その翌年に公開された主演映画『月の輝く夜に』の演技で、
アカデミー主演女優賞もして、80年代後半は、乗りに乗っていましたね。