probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1972~

2012-09-29 17:19:59 | 懐かし洋楽
今回は、1972年の今ごろチャートインした曲、
Lyn Collinsの"Think (About It)"です。(Pop #66 R&B #9)

今から40年も前のヒット曲ということになりますが、
まんず、ヒプホプファンなら知っているというか、
知らねばならぬ1曲でありますよね。この曲をネタ使いした曲が、山ほどあることで有名です。

一番有名なのは、Rob Base & DJ EZ Rockの"It Takes Two"でしょうか。
そういえば自分、DJ Jazzy Jeff & The Fresh Princeの"I Wanna Rock"のことを取り上げたとき、
"It Takes Two"使いと書いてしまったのですが、元はといえば、正確にはこっちなんですよねぇ。
孫使いみたいな感じになってくると、よくわかんなくなってきてしまいます。(^_^;)

http://blog.goo.ne.jp/maki001313/e/35613985b1f5f74f92d91379f75c40cc

Lyn Collinsという人は、J.B.ファミリーで、
ダイナマイトボイスの持ち主の女性シンガーとして知られ、
この他にも、何曲かのR&Bヒットを持っていますが、
残念ながら、2005年に、56才の若さで、この世を去っています。


ステキなコンピレーション!(9)

2012-09-28 08:44:34 | その他のCD

・Funkgasm - V.A.

今回のコンピレーションは、1997年にリリースされていた盤"Funkgasm"です。
まあ、タイトルとジャケを見るだけで、内容はわかっちゃいますが、
15曲入りで、全部で80分近く。

う~ん、濃い。(*゜▽゜*)

"Word Up"ですとか"You Dropped a Bomb On Me"など、リアルタイムで聴いた曲もありますし、
他も、もはやファンククラシックと呼んでいいような有名曲が多いのですが、
Sunの"Wanna Make Love"とか、Brickの"Dazz"あたりは、
この盤で、後聴きで知ったですねぇ。かっこよす!です。

1曲目が、"Funkin' for Jamaica"のトランペットでクールに始まって、
最後が、Graham Central Stationの"The Jam"で、混沌としたまんま終わるという、(笑)
曲順も、よく考えられている感じでよいです。

さて、この中からの1曲は、またまた、『Soul Train』の映像から、
Sly & the Family Stoneの"Thank You"です。
『Soul Train』としては珍しく、生演奏っぽい映像ですよねぇ。

あ、もちろん、ジャネさんの"Rhythm Nation"が流行ってるとき、
この曲のことは、まだ知りませんでした。(^_^;)


Andy Williams

2012-09-27 09:38:16 | R.I.P.
闘病中だということは、公表されていましたが、
同世代のトニー・ベネットさんが、現役バリバリでやってらっしゃるだけに、
なんとか、生還してほしかったですねぇ、残念です。

アンディーさんっていいますと、何と言っても、『アンディー・ウィリアムス・ショー』ですよね。
近年、CSで再放送されていて、何回分か見ることができましたが、
ティナ・ターナーであるとか、シュープリームスであるとか、
はたまた、ジュディー・ガーランドであるとか、
大物スターたちがゲストで出演していて、改めて、すごい番組だったんだなぁと驚きました。
放送されていたのは、71年までだそうですから、自分がNHKで見ていたのは、
お子ちゃまもいいとこな年齢だったはずなのに、見ていたのを覚えていますから、
子ども心にも、強い印象を受けていたのだと思います。

追悼の1曲は、『ムーンリバー』では、あまりにベタかと思いましたので、
Aaron Nevilleのカバーで、80年代には、Heartもヒットさせた↓この曲を選びました。
アンディーさん自身も、シングルリリースしていまして、
1976年に、最高位72位を記録しています。



http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPTYE88P08920120926
「ムーンリバー」の米歌手アンディ・ウィリアムスさん死去(ロイター)

(新)ベストアルバムを語るわよ!(30)

2012-09-25 19:52:32 | その他のCD

・20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Donnie Iris

今回語りますベスト盤は、ちょっとマニアックなアーティスト、
Donnie Irisの"20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Donnie Iris"です。

Top40ヒットは3曲しかなくて、最大のヒットでも、
1982年に25位まで上昇した"My Girl"が最高ということになりますから、
そんなに大活躍したアーティストではないのですが、
何か気になるというか、記憶にひっかかってくる人なんですよね。
メジャーから出ているベスト盤は、この盤だけのようですが、
しっかり出ているのがうれしく、中古屋で見つけたときは、小躍りしてしまいました。(^_^;)

で、この中からの1曲は、その"My Girl"を探したのですが、残念ながら見つからず、
その前の年のTop40ヒット"Ah! Leah!"にしようか迷ったのですが、
83年に64位まで上昇した、かなり産業ロッキン!な↓この曲にしました。


『ロック・オブ・エイジズ』

2012-09-24 15:33:34 | 映画


ラジオで、おすぎさんが、「ゴミみたいな映画で、何の魅力もない」って言ってましたし、
アメリカでは、あまり当たらなかったし、日本でも、ネット以外では、
ろくに宣伝もされず、ひっそり気味の公開で始まってしまったので、
観る前から、かなりマイナス要素多しとなってしまっていたのですが、
どうしてどうして、面白いじゃないですか。
80年代の洋楽ヒットチャートを追いかけていたような人は、絶対に観るべし!の一本です。

まあ確かに、ストーリーは他愛ないものですし、
若い主役ふたりの、TVサイズを脱してない感じの演技と、
トムを初めとする、脇にまわってる大物スターたちの怪演とのバランスの悪さは感じますが、
それを補って余りある、痛快さ明快さが楽しい映画です。
いちいち挟んでくる小ネタに、最後まで笑いっぱなしでした。
もう、何言ってるのかわからんトム、さいこー!です。(^O^)

60年代70年代の洋楽の洗礼をリアルに受けた世代や、
グランジやヒプホプ全盛の90年代世代からは、
何かと、ダサいと忌み嫌われてしまう80年代洋楽ですが、
そんな、ダサさもひっくるめて愛している人が多いことがわかる映画でした。
80年代好きは、懐が深いのよ。(笑)

最後の"Don't Stop Believin'"を、メアリーねいさんが、一部替え歌して歌っていますが、
そこに、ちょっと感動もしてしまいました。
笑って泣けて、観終わったあと、サントラが聴きたくなること、うけあい!



この↑シーンに、80年代にヒットチャートを飾ったアーティストが数名、カメオ出演しています。
全部わかったら、素晴らしい~!

http://wwws.warnerbros.co.jp/rockofages/
『ロック・オブ・エイジズ』日本公式サイト

http://rockofagesmovie.warnerbros.com/
"Rock Of Ages"US Official Site