probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

The Artist : The First & The Final Hit (#43 Davy Jones (of The Monkees))

2022-02-28 19:25:13 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
43人目は、2012年の2月29日に亡くなった、
The Monkeesのメンバーで、
親日家としても知られました、
Davy Jonesさんです。
66才で亡くなって、もう10年なんですね。

さて、自分は、まったく、
The Monkees世代ではないのですが、
"Daydream Believer"は、幼き頃(笑)から、
何かにつけて、耳にしていたように思います。
でも、それが、
The Monkeesバージョンだったのか、
誰かほかのアーティストのカバーだったのか、
記憶は定かではありません。

ですが、デビューヒットは、
"Daydream Believer"ではないんですよね。
1966年のデビュー曲にして、
No.1ヒットになりました、
"Last Train to Clarksville"
邦題「恋の終列車」なんですね。



逆に自分は、この曲を、
子どものころは知りませんで、
先に、George Bensonによる、
インストロメンタルカバーで
知ったりしておりました。



The Monkeesは、80年代に、
本国アメリカと日本で、別々に、
リバイバルブームが起きて、86年には、
Hot100での最高位20位を記録した
"That Was Then, This Is Now"という、
Top40ヒットも生まれたのですが、
翌87年には、勢いに乗って、
当時、17年ぶりとなった
新作アルバム"Pool It!"をリリースしました。

そして、そのアルバムからのシングルで、
Hot100で、87位まで上昇した、
こちらの"Heart And Soul"
というナンバーが、現在までのところ、
The Monkeesとしての、
最後のHot100入り曲となっていて、
同時に、Davyさんにとっても、
最後のランクインとなるわけですが、
このミュージックビデオがまた、
デビュー曲のイントロから始まって、
80年代に迷い込んだ、
The Monkeesといったふうになっていて、
けっこう笑えますので、
まだ未見よ!という方は、
ぜひチェックしてみてくださいませ。

ちなみに、昨年の暮れに亡くなった、
やはり、メンバーだった、
Mike Nesmithさんは、
80年代の作品には、
まったく参加しておりませんでしたね。



※次回は、気になる新曲です。

日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。(25)

2022-02-27 10:46:32 | 懐かし洋楽&歌謡曲
名曲の日本語カバーと、
そのオリジナル曲との聴き比べをして、
どちらも、懐かしく振り返ろうという、
このコーナー、25曲目は、
毎回、40年前くらいの曲が多いので、(笑)
たまには、もちょっと新しいところを。

と言っても、20年前です。(^^;)



観月ありささんの「Love Potion」ですね。
2002年の8月リリースで、
オリコンでの最高位は30位だったようです。

観月さんが主演されておりました、
人気ドラマ『ナースのお仕事4』の
主題歌で、エンディングに流れていましたね。

自分は、医療系ドラマが苦手なので、
ほとんど観ないのですが、
基本はコメディーで、テンポが良く、
しっかり、シリアスな場面もある
あのドラマにハマっておりまして、
毎回、欠かさず観ておりました。

パート4は、レギュラシーズンでは、
最後の作品でしたね。

つうか、終わったの、
もう、20年前なのか...。

さて、「Love Potion」、
原曲とは、タイトルが全く違うし、
曲調も、かなり変わっておりますので、
しばらく、これ何だっけ?と、
最初に聴いたときは思いましたが、
1999年のNo.1ヒットである、こちらでした。



Christina Aguileraの、同年リリースの
デビューアルバムからの1stカットで、
UKチャートでも1位になっていたようですね。

当時は、genie in a bottle、ランプの精って、
ジーニーだし、男だし、女の子が、
ランプの精にお願いする曲なのか?
と思っていたのですが、よく聴けば、歌詞は、
♪I'm a genie in a bottle babyで、
ランプの精なのは自分のほうで、
かなりセクシャルで、
挑発的な内容の歌詞だったんですよね。

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
43人目です。

Time Machine ~1981~

2022-02-26 10:38:00 | 懐かし洋楽
今回は、1981年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Lakesideの"Fantastic Voyage"です。
(Pop #55 R&B #1)



オハイオ州出身のファンクバンド、
Lakesideの、R&Bチャート、
唯一のNo.1獲得曲で、
Hot100入りしたのも、
この曲しかないっていうのが、
かなり意外な1曲です。

同じように、Solarレーベルを
代表するグループだった、
The WhispersやShalamarが、
クロスオーバーヒットも
多かっただけに、チャート成績的には、
見劣りする感もあるのですが、ゆえに、
逆に、辛口R&Bファンが多い日本でも、
コアな人気が高いような気もいたします。

ちなみに、R&Bチャートでは、
この曲を含め、全部で5曲、
Top10入りした曲があるみたいですね。

また、"Fantastic Voyage”は、
まだ、"Gangsta's Paradise"の
メガヒットを出す前のCoolioが、
94年にサンプリングして、
同じタイトルでリリース、
Hot100で3位、R&Bチャートでは、
12位まで上がるヒットにして、
注目を浴びておりましたね。



1981年2月28日付けのビルボードHot100
です。

1位は、カントリーチャートでは、
17曲ものNo.1ヒットを持つ、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1981年2月28日、何があったか?>

『レオン』の元ネタともいわれ、
99年にリメイク作品も作られた
名画『グロリア』が日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/10869/
『グロリア』(映画.com)

※次回は、日本語カバーで、
名曲を振り返る、第25回です。

あのアルバム、この一曲。(22)

2022-02-24 20:02:19 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、たまには、
80年代以外のアルバムから
と思いまして、94年リリースの、
TLCの2ndアルバム
"CrazySexyCool"から、
"Let's Do It Again"にいたしました。



アルバムには、IntroやInterludeなど、
短い曲も入っておりましたが、
それらも入れますと、
10曲目に入っていた曲でしたね。

作プロデュースは、Babyfaceと、
やはり、プロデューサーで、
ソングライターで、マルチプレイヤーの
Jon-John Robinsonでありました。

アルバムには、童顔氏プロデュース曲が、
この曲を含めると3曲入っていましたが、
他2曲"Red Right Special"と、
"Diggin' On You"は、
シングルになりましたので、この曲だけが、
カットされなかったんですよね。

でも、その2曲に比べても、引けを取らない
名曲なのではないかなぁと思います。
T-Bozねいさんの低音ボイスと、
Chilliのボーカルが絡み合うところは、
なかなか、ゾクゾクとさせられますね。

さて、TLCなのですが、
そのアルバム"CrazySexyCool"
リリース25周年をお祝いする、
"CeleBration of CrazySexyCool"と題した
アメリカ国内ツアーを、
昨年行っていたようですが、
5月からは、ワールドツアーに
出る予定になっているみたいです。


・CrazySexyCool - TLC

https://officialtlc.com/

※次回は、Time Machineです。

今週の気になる新曲2曲。

2022-02-23 12:01:10 | 最近の洋楽
今回は、ジャンルはバラバラですが、
Triple Aチャートに入りそうな
新曲2曲です。

まずは、ニューオリンズ出身の、
トロンボーン奏者でシンガーで、
プロデューサーでもあります、
Trombone Shortyの新曲
"Come Back"です。



4月に出るという、5年ぶりのアルバム
"Lifted"からの先行カットみたいですね。
アルバムを出せば、Jazzチャートでは、
ほぼ1位になっちゃう人ですが、
Jazzの範ちゅうにとどまらない、
今回も、ファンキーなサウンドの新曲です。

アルバムには、Gary Clark, Jr.や、
"You Say"のヒットが記憶に新しい
Lauren Daigleも参加しているようです。

そして、もう1曲は、2017年に、
"Feel It Still"を大ヒットさせました、
アラスカ州出身のバンド、
Portugal. The Manの新曲
"What, Me Worry?"です。



"Feel It Still"も、もう5年前かぁ...
一昨年くらいの感覚。(^^;)

まだ、"Feel It Still"を収録した
"Woodstock"以来のアルバムの
具体的な予定はないようですが、
この曲も、ノンジャンルで、
すこぶるイカしておりおりますね。

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第22回です。