probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

90's #44

2016-10-31 18:52:28 | 90年代のお気に入り曲50曲
90年代のお気に入り曲50曲、第44位は、
Bette Midlerが、1992年にリリースしたシングル"In My Life"です。
(AC #20)



この映像は、2009年のもののようですが、
曲のほうは、アカデミー主演女優賞候補にもなり、
ゴールデングローブでは、受賞も果たした、91年公開の主演映画
『フォー・ザ・ボーイズ』のサントラの中の1曲でした。
曲は、もちろん、The Beatlesの65年リリースのアルバム
"Rubber Soul"の中の1曲のカバーであります。

映画の中では、ベトナムの戦地の軍隊への慰問に訪れた、
Bette扮する主人公による、この曲の歌唱シーンがあるのですが、
感動的ながらも、悲しい場面で、強烈な印象を残しておりました。

何の番組だったか忘れましたが、かなり前に、あのキムタクさんが、
"In My Life"は、The Beatlesより、
Bette Midlerのバージョンが好きと話されていて、
キムタクさん自身は、好きでも嫌いでもなかったけど、
ちょっと親近感を持ったなんてこともありました。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(78)

2016-10-30 09:44:24 | 懐かし洋楽
今回は、カバー編です。

まずは原曲。泣く子も黙る(か?(^^;))Cameoの1986年の大ヒット曲である、この曲です。



R&Bで1位、Popチャートでも6位まで上がるヒットになりました。
Cameoを知らなくても、この曲は聴いたことあるわ!という方も多いと思います。

Cameoは、70年代後半から、R&Bチャートで多くのヒット曲を放っているのですが、
意外にも、Popチャートに入ったのは、84年の"She's Strange"が初めてで(47位)、
この曲は、それに続く2曲ということになるようです。

"Word Up"が、Cameoのことをよく知らなくても、
ポピュラーミュージックファンに広く知られる曲となっているのは、
何度となく、カバーヒットが生まれていることにつきると思います。
2年前には、UKのLittle Mixによるカバーもヒットしました。

しかし、今回取り上げるのは、このヘビーロックの雄によってリリースされたカバーバージョンです。



Newアルバム"The Serenity of Suffering"を発表したばかりのKornが、
2004年にリリースしたベスト盤"The Serenity of Suffering"に収録された、
当時の、2曲の新録曲のうちの1曲で、もう1曲は、Pink Floydの"Another Brick in the Wall"でした。
意外にも、オリジナルの味を壊さないでプレイしているのが、愛しいカバーであります。(笑)

KornがCameoを?と、ちょっと意表を突かれる選曲のような気もしますが、
"Word Up"は、1994年に、スコットランド出身のバンド、
Gunによるロックカバーが、UKチャートを中心にヒットしておりまして、
それほど意外な選曲でもないのかもしれません。

Time Machine ~1989~

2016-10-29 10:15:33 | 懐かし洋楽
今回は、1989年の今ごろチャートインしていた曲、
Christopher Williamsの"Talk To Myself"です。
(Pop #49 R&B #4)



日本でも、1991年にR&BチャートでNo.1になった、
映画『ニュー・ジャック・シティー』のサントラ盤からのヒット
"I'm Dreamin'"で人気が高い、NY出身のシンガー、
Christopher Williamsの、89年リリースの1stアルバム
"Adventures in Paradise"からの1stカット。
この曲が、デビュー曲ということになるんですね。

"I'm Dreamin'"は、なぜか、Popチャートでは振るわず、
89位までしか上がらなかったようですので、"Talk To Myself"が、、
彼にとっては、Popチャートでの最大のヒットということになるみたいです。

しかしコレ、かなーり、Bobby Brownの"My Prerogative"ですよね。(^^;)
"My Prerogative"が大ヒットしたのは、この前の年ですが、
ビデオクリップの映像も、けっこうな割合のボビ臭。(笑)
そういう時代だったんですなぁ。

さて、Christopher Williamsなのですが、
近年、音沙汰なく、引退説も出ていたようですが、
昨年、"Too Late"という、まさに、ひさびさの新曲をリリースして、
静かに復活しております。



力まかせな感じがしたボーカルが、ちょっと抑え気味になって、
なかなか、よいと思うのですが、アルバムも出せるといいですね。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1989年10月28日付けのCashboxのチャートです。

1位は、もうすぐ、ママになる、あのスーパースターの、あの名曲。
この曲は、57位上昇中です。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(116)

2016-10-27 17:25:27 | その他のCD

・Flashback: The Best of the J. Geils Band

今回は、1985年に出ていた、The J. Geils Bandのベスト盤、
"Flashback: The Best of the J. Geils Band"です。

バンドとしてのキャリアは、60年代からあるのですが、
ヒットが続いて大活躍したのは、EMIに籍を置いた78年から82年あたりで、
ずばり、このアルバム、その時代の曲を集めた盤になっております。

ですから、10曲しか入っていないものの、そのころ限定ということで言えば、
代表曲は、だいたい収録されているのですが、
ただ、アルバム"Freeze-Frame"からの3rdカットで、
ぎりぎりTop40ヒットになった、"Angel In Blue"が入ってないんですよねぇ。

まだ、LP時代にリリースされた盤ゆえ、泣く泣く落とされたのでしょうが、
その点が、ちと残念なところではあります。

(その後にリリースされたベスト盤は、たいてい入っております。)

Peter Wolfが脱退後にリリースされ、現在までのところ、最後のアルバムとなっている、
84年の"You're Gettin' Even While I'm Gettin' Odd"からのシングル
"Concealed Weapons"が入っているベストっていうのも探しているのですが、
こちらは、ないですねぇ。
アルバム"You're Gettin' Even While I'm Gettin' Odd"自体、
CD化されていないっぽいので、ぜひリリース願いたいです。

曲は、もともと、77年のアルバム"Monkey Island"に入っていた曲で、
82年のライブアルバム"Showtime!"に収録され、
そのライブバージョンが、シングルヒットした"I Do"を。

オリジナルは、ソウルボーカルグループ、The Marvelowsの、
1965年のヒット曲のカバーでありました。


今週の気になる新曲2曲。

2016-10-26 10:02:40 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートからです。

まずは、2008年の、India. Arieとのデュエット"Words"や、
2011年の"4Evermore"などのR&Bヒットで知られるシンガー、
Anthony Davidの、8月にリリースされたアルバム
"Powerful Now"からのカット"Beautiful Problem"です。



デビューは、2004年みたいですから、けっこうベテラン。
ちょっと、Tyreseに似ている歌い方かなぁ?とも思いますが、安定感ありますね。

もう1曲は、今年終了しました『American Idol』の、
そのファイナルシーズンで、winnerの座を最後まで争った、
R&Bシンガー、La'Porsha Renaeの"Good Woman"です。



23才なのだそうですが、びっくりするくらいの迫力です。
これで優勝できなかったなんてねぇ。(優勝者は、カントリーのTrent Harmon)

やはりアメアイ出身の、Fantasiaを思い出しますが、
もっと上手いような気もします。
これは、アルバムが出たら聴いてみたい。