probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

なんとなくAOR (#4 Temptations vs Four Tops)

2022-06-29 20:09:10 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、第4回は、
ちょっと、方向性を変えまして、
モータウンの黄金期を支え、
ライバルとも呼ばれた、
2大レジェンドグループ、
The TemptationsとFour Topsの、
少しAORっぽい、80'sヒットを、
1曲ずつ、取り上げてみることにしました。

まずは、The Temptationsの、この曲です。



87年リリースのアルバム
"Together Again"収録曲で
1stシングルでした、
"I Wonder Who She's Seeing Now"ですね。
Hot100には登場しなかったものの、
R&Bチャートでは、最高位3位で、
これは、80年代では、
84年に、2位まで上昇した、
"Treat Her Like A Lady"に次ぐ、
好成績になるようです。

Dennis Edwardsのボーカルも、
少し抑え気味で、
Stevieのハーモニカとも、
よくマッチした、好ナンバーですね。

そして、対する、Four Topsは、
残念ながら、ミュージックビデオなどは、
見つかりませんでしたが、
1983年リリースのアルバム
"Back Where I Belong"からのカットで、
Hot100では71位、R&B36位、
ACチャートでは、18位を記録していた、
"I Just Can't Walk Away"です。



70年代から、80年代の初めは、
モータウンを離れ、ABC、Casablancaと、
レーベルを渡り歩いていた彼らが、
久々に古巣に復帰してリリースした、
そんなアルバムからのヒットで、
作プロデュースは、Edward Holland、
Lamont Dozier、Brian Hollandによる、
Holland-Dozier-Hollandの
黄金チームでありました。

そして、そのアルバム
"Back Where I Belongの
最後を飾っていたのが、
当時、レコードでは初競演となった、
Tempsとのコラボナンバー、
"Hang"であったのですが、
なんと、もったいない、
"I Just Can't Walk Away"の
B面カップリング曲だったみたいですね。



で、Temps & Four Topsといえば、
最高すぎる、この映像も、
やっぱり貼りたくなってしまうので、
貼ってしまいます。

やはり、83年、あのMichaelの
ムーンウォークも誕生した、
いろいろと語り草のイベント
"Motown 25: Yesterday, Today, Forever"
より、こちらの映像です。



※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、89年の4曲目です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-06-28 10:27:25 | 最近の洋楽
今回は、カントリー界の人気者、
自分のご贔屓の2組の新曲です。

まずは、Lady Aの新曲
"Summer State Of Mind"です。



どうもまだ、この名前に慣れず、
旧名の、Antebellumと
書きたくなってしまいますが、
Lady Aとなってからの初のアルバム
"What a Song Can Do"を
昨年リリースしたばかりの彼らの、
その最新作には入っていない新曲が、
早くも発表になりました。

2000年代の終わりから、
2010年代の初めあたりの活躍が、
目覚ましかったので。それに比べると、
ちょっと、地味になっておりますが、
ひさびさ、大きなヒットを期待したいです。

そして、もう1曲は、現在、
Ingrid Andressとのデュエット曲
"Wishful Drinking"が、
カントリーチャートで、ヒット中の、
Sam Huntの新曲
"Water Under the Bridge"です。



Adeleの前のアルバムからのヒット曲に、
まったく同じタイトルの曲がありましたが、
同名異曲ですね。
昨年リリースされてヒットした、
"23"に続く、Samさんのソロ新曲のようです。

また、ちゃんとした(笑)MVも、
出来上がってくるのだと思いますが、
このビデオも、なんかクセになりますね。

※次回は、なんとなくAOR第3回です。

"Love Will Find A Way" (追悼 Alan White (of Yes))

2022-06-27 10:24:09 | 同名異曲
今回の同名異曲は、
"Love Will Find A Way"です。

この同名異曲は、いつか、
やりたいなぁと思っていたら、
先月、Yesのドラマー、
Alan Whiteさんが亡くなったという、
悲しい知らせが入ってきてしまって、
はからずも、同名異曲コーナー、
3回続けて、追悼を兼ねる記事に、
なってしまいました。

というわけで、まずは、
Yesの"Love Will Find A Way"です。



87年リリースの12thアルバム
"Big Generator"からの1stカットでしたね。
Hot100での最高位は、30位でした。

曲を書いていたのは、
83年から95年までギターや、
ボーカルで参加していた、
Trevor Rabinで、wikiを見ますと、
もともと、Stevie Nicksに
提供するつもりだったのが、
Alan Whiteさんの進言で、
自分らでやっちゃおうということに、
なったようなことが書かれていますね。

Alan Whiteさんは、King Crimsonなど、
さまざまなプログレバンドを渡り歩き、
その後、Yesにも一時的に復帰もした、
Bill Brufordさんの後任で、
72年から、Yesのドラマーとして、
活動していたようですが、もうひとり、
The Koobasというバンドで活躍した、
Tony O'Reilly という人が、
ドラマーだったこともあったようで、
厳密には、三代目ドラマーということに
なるようですね。

R.I.P.

そして、もう1曲の
"Love Will Find A Way"は、
やっぱ、"Love Will Find A Way"といえば、
この曲でしょ?という感じの、こちらです。



Pablo Cruiseの、78年のヒット
"Love Will Find A Way"ですね。

Hot100での最高位が、第6位。
年間チャートでも、44位を記録した
大ヒット曲で、同年リリースの
4枚目のアルバム"Worlds Away"
からのカットだったようですが、
この時代は、まだ、リアルタイムでは、
聴けてなく、Pablo Cruiseのことを知るのは、
自分は、この3年後だったですね。

彼らのことは、また、AORコーナーで、
あらためて、取り上げたいと思います。

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1995~

2022-06-25 20:14:41 | 懐かし洋楽
今回は、1995年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Brian McKnightの"Crazy Love"です。
(Pop #45 R&B #10)



同年リリースの2ndアルバム
"I Remember You"からの
第1弾シングルでありましたが、
前年の94年に公開された、
映画"Jason's Lyric"のサントラに、
先に収録されていた曲でもありました。

サントラには、Brianも参加して、
曲作りにも加わっていた、
当時の男性R&Bオールスターズ
Black Men Unitedの
"U Will Know"も収録されて、
こちらもシングルヒットしました。

"Crazy Love"は、わりと近年
(でも、13年前。(^^;))
Michael Bubleもカバーして、
アルバムタイトルにもしていましたが、
70年の、曲の作者でもあります、
Van MorrisonのTop40ヒット、
"Come Running"の
カップリング曲で、同年リリースの
最大のヒット作となっている
アルバム"Moondance"収録曲が、
オリジナルなんですね。



恥ずかしながら、知ったのは、
そんなに昔ではありません。(^^;)

1995年6月24日付けのビルボードHot100
です。

1位は、80年代の
Kenny Logginsに替わって、
90年代サントラ王になった、
あのロッカーの、あの名曲です。

<1995年6月24日、何があったか?>

映画『インビクタス/負けざる者たち』でも
描かれた、ラグビーワールドカップ
南アフリカ大会で、その、南アフリカが、
優勝を決めたのが、この日だったようです。

https://www.rugbyworldcup.com/news/119421
W杯決勝再訪:1995年
(Rugby World Cup Limited)

※次回は、同名異曲です。

80's #131

2022-06-24 10:51:10 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第131位は、オーストラリアから、
やがて、世界中のチャートを
席巻することになる、
このバンドの、こちらのヒット曲です。



INXSの"The One Thing"ですね。
(Pop #30)

82年リリースの、世界デビューとなった
3rdアルバム"Shabooh Shoobah"からの
カットで、82年から83年にかけて、
ヒットして、地元オーストラリアの
チャートでは、最高位14位を
記録していたようです。

INXSに関しては、同じくらいに、
好きな曲が多くて、そのときの気分で、
挙げる曲が変わる感じで、以前、
へっぽこサイト時代のランキングでは、
88年のヒット"New Sensation"を
選んでいたと思うのですが、
今回は、アメリカでの
初のTop40ヒットになった、
こちらのナンバーにいたしました。

INXS、その、88年の"Kick"ツアーの
来日公演は行けなかったのですが、
84年の、初来日ライブを、今は無き、
新宿厚生年金会館で観ましたので、
ちょっと、路線を変えて、
大成功してからのINXSも好きなのですが、
このころの、まだ、初々しい彼らに、
親しみを感じてしまうところがありますね。

INXS、2012年に、活動休止しておりますが、
ことしは、アルバム"Kick"発売から35年、
ボーカルの、Michael Hutchenceが、
世を去ってから、25年と、
いろいろと、メモリアルな年に
なっているようですね。

https://www.facebook.com/inxs

※次回は、Time Machineです。