probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

ことしも、お世話になりました。

2022-12-29 11:45:19 | 最近の洋楽
ついに、22回ゾロ目。(^^;)

レコード・オブ・ザ・イヤー

・Music for a Sushi Restaurant
- Harry Styles

最初に聴いたときは、ぶっ飛びました。
"As It Was"も"Take On Me"っぽくて、
良かったのですが、こちらを。

アルバム・オブ・ザ・イヤー

・Only The Strong Survive
- Bruce Springsteen

ご本人も、オレっていい声してると、
再認識したそうですが、
ホント、いい声だったBruceに。

ポップ・ボーカル女性

・About Damn Time
- Lizzo

曲も良かったですが、
MVが最高でしたね。

ポップ・ボーカル男性

・As It Was
- Harry Styles

2部門受賞。

ポップ・デュオ or グループ

・Bam Bam
- Camila Cabello & Ed Sheeran

Camilaの曲では、一番好きかも。
さすが、Edだなぁと思いました。

ダンス/エレクトリック・レコード

・BREAK MY SOUL
- Beyonce

この部門は、ことしはコレだな。

ロック・ボーカル ソロ

・Bad Habit
- Steve Racy

やっぱ、この曲はロックだと思うの。

ロック・デュオ or グループ

・Black Summer
- Red Hot Chili Peppers

まさかの、アルバム2枚出しの
レッチリに。

ハード・ロック・デュオ or グループ

Patient Number 9
- Ozzy Osbourne ft. Jeff Beck

「ロックミュージシャン高齢化問題」を、
象徴する1曲。(^^;)

R&Bボーカル 女性

・Hrs and Hrs
- Muni Long

これは文句無しの受賞。

R&Bボーカル 男性

・Under The Influence
- Chris Brown

現在ヒット中。
もう、ベテランですね。

R&Bデュオ or グループ

・Love's Train
- Silk Sonic
(Bruno Mars, Anderson .Paak)

2年連続受賞。

Rap ソロ

・The Heart Part 5
- Kendrick Lamar

Marvinの"I Want You"使い。

フィジカルリリースのほうには、
入ってない曲。

Rap グループ or デュオ

・Staying Alive
- DJ Khaled ft. Drake & Lil Baby

意外にもシブかったBee Gees使い。

Rap/Sung・コラボレーション

・To the Moon
- Jnr Choi & Sam Tompkins

この曲、Brunoを
サンプリングしているのではなくて、
Brunoをカバーしていた、
Samの曲をサンプリングしているとのこと。
でも、クールでカッコよかった。

カントリー・ボーカル 女性

All Too Well (Taylor's Version)
- Taylor Swift

しっかり、カントリーチャートにも
戻っているTaylor。

カントリー・ボーカル 男性

・Something In The Orange
Zach Bryan

現在もヒット中。オバマさんも、
お気に入りリストに入れていた曲。

カントリー・デュオ or グループ

・Take My Name
- Parmalee

自分たちが生まれた町の名を、
まんま、グループ名にしている人たちです。
去年出たアルバムからのヒット。

<マイベストムービー2022 Top5>

1. コーダ あいのうた
2. エルヴィス
3. ホイットニー・ヒューストン
I WANNA DANCE WITH SOMBODY
4. ベルファスト
5. ドリームプラン

ことし買った、新しいアルバムは、
"Temptations 60”から始まって、
BOSSのカバーアルバムまで、
計10枚でした。他には、
Daryl Hallのソロコレクションと、
"Thriller"の40周年記念盤なども。

輸入盤CDが、ちっとも、
安くなくなってしまったし、来年は、
さらに財布のヒモは固くなるかも...

10月に、3年半ぶりに、
海外アーティストのライブに
行けたのが、嬉しかったですね。
Brunoさん、ありがとう!

というわけで、ことしは、
これが最後の更新になります。
1年間、ありがとうございました。

新年は、5日からスタートいたします。
ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
90年の6曲目をお送りする予定です。
よかったら、またお付き合いくださいませ。


『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』

2022-12-28 20:38:38 | 映画


上映時間は2時間24分ありましたが、
あっという間でした。

もちろん、同時代に生きて、デビューから、
その人生が閉じられるまでを知っている、
唯一のスターと言っていい人の、
伝記映画を観ているということから来る、
高揚感もあったと思いますが、
映画としてのテンポが良くて、
最後まで飽きることはありませんでした。

正直、2019年に公開された
ドキュメンタリー映画
『ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー』が、
あまりに、悲しくて、しんどい内容だったので、
伝記映画が作られると聞いたときも、
役者さんを使って、また、
あれを見せられるの...?と、
心から喜べなかったのですが、本作は、
スキャンダラスな部分も描きながらも、
そこらへんは、あまり深くは掘り下げず、
様々なプレッシャーと対峙しながら、
シンガーとして成し遂げた偉業を称えて、
ひとりの人間としての、Whitneyの魅力を、
うまく伝えているように思います。

ただ、ドラッグは、やはり、
デビュー前からっていうのが...。

Whitneyを演じた、Naomi Ackieさん、
顔は似ていないし、体格は、
Whitneyより、かなりたくましいですが、
ほとんどの映像が残っているどころか、
DVDで発売されているような状況で、
果敢に役作りをしているのがあっぱれで、
かつて、『ティナ』でTina Turnerを演じて、
Tina以上にTinaになったと言われた
Angela Bassettを思い出させる熱演でした。

とにかく、様々な、
名唱名場面が再現されていて、
80年代から90年代の洋楽に
親しんだ世代にとっては、
涙が止まらないようなシーンが
次々出てきますので、
Whitney Houston、
そこまで好きではなかったのだけど...
と迷われている方こそ、
ぜひ観ていただきたい、
そんな作品でありました。


この場面も、当然出てきますし、


こちらも出てきます。

ほとんど、映画で再現されている
本人のパフォーマンスは、
↓こちらの盤のDVDに入っていますので、
映画は気に入ったけど、
まだお持ちでないわよという方は、
お買い求めされるのがgoodです。


・Whitney Houston Live:
Her Greatest Performances
(CD+DVD)

https://www.whitney-movie.jp/
『ホイットニー・ヒューストン
I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』
日本公式サイト

https://www.iwannadancewithsomebody.movie/
"Whitney Houston
: I Wanna Dance With Somebody"
US Official Site

※次回は、ことし最後の更新で、
アレです。(^^;)

今週の気になる新曲2曲。

2022-12-27 10:46:45 | 最近の洋楽
今回は、いろいろあったけど、
今も大人気な、Chris Brownを
ft.した楽曲2曲です。

まずは、4ヶ月くらい前にリリースされて、
すでに、Adult R&Bチャートに
入っておりますので、
聴かれた方も多いかもしれませんが、
Nick Cannonの新曲"I Do"です。



日本では、Mariahの元ダンさんとして、
紹介されることも多いですが、
2003年には、R. Kelly共作の、
"Gigolo"なんていう曲を
ラッパーとして、
ヒットさせたりしていましたね。

現在は、TVホストの仕事を中心に、
マルチに活躍中みたいですが、
そんなNickさんの久々の新曲のようです。

Rogerの87年から88年にかけてのヒット
"I Want to Be Your Man"が
チラっと出てきて、
やはり、そこに大きく反応。(笑)

そして、2曲目は、2015年のヒット
"Ayo"でも、Chrisと一緒にやっていました、
コンプトン出身のラッパー、
Tygaの新曲"Nasty"です。



こちらは、Janetのあの曲使いかな?
と、ちょっと期待したのですが、
違いましたね。"Nasty"使いは、
けっこう、ありますしね。(^^;)

ことしは、Suzanne Vagaの、
"Tom's Dinner"使いの
"Freaky Deaky"がヒットしましたが、
それに続く、シングルのようで、
アルバムリリースの予定は、
まだ出ていないみたいであります。

※次回は、映画『ホイットニー・ヒューストン
I Wanna Dance With Somebody』
感想文です。

Thom Bell

2022-12-26 10:54:55 | R.I.P.
フィリーソウルの、まさにアイコン、
創始者のひとりで、ソングライターで、
プロデューサーのThom Bellさんが、
79才で亡くなったということで、
追悼したいと思います。

と言いましても自分は、
70年代に生まれた名曲の数々は、
すべて後聴きでありまして、
熱く語れるものは持っておりませんので、
80年代以降に知った、Thom Bellさんの、
作プロデュース曲2曲と、
70年代にリリースされた定番曲の中から、
一番、お世話になった感がある楽曲の、
計3曲を貼って、追悼したいと思います。

まずは、Deniece Williamsですね。
81年のアルバム"My Melody"から、
R&Bチャートで45位まで上がっていた
"It's Your Conscience"です。



このあとにカットされたのが、
スタンダード化しております、
"Silly"なのですが、"Silly"は、
プロデュースだけみたいなので、
こちらの曲を選びました。
Denieceさんとの共作のようです。

そして、2曲目はElton Johnです。
もともと、79年にリリースされた、
EP"The Thom Bell Sessions"
からカットされて、そのときは、
あまりヒットしなかったようなのですが、
2003年に、Remixされて発売され、
UKチャートでNo.1になりました、
"Are You Ready For Love"です。



この原曲には、The Spinnersが、
バックで参加していた
とのことなのですが、
The Spinnersのバージョンも、
79年にリリースされて、
R&Bチャートで25位を記録する、
ヒットになっていたようです。



そして、最後の定番曲は、
説明不要の、そのThe Spinnersの、
こちらの楽曲です。



72年、R&Bチャート1位、
Hot100では、最高位3位を
記録していたという、
"I'll Be Around"ですね。

まあ、数多のカバーバージョン、
サンプリング曲がある、
スタンダード中のスタンダードですね。

Thom Bellさん、プロデュースのみの、
名曲も、たくさん残されておりまして、
そんな中の1曲が、
80年代のお気に入りコーナーで、
来年には、登場いたしますので、
何かな?と予想してみてくださいませ。

R.I.P.

https://amass.jp/163350/
フィラデルフィア・ソウルの
創始者の一人 トム・ベル死去
(amass)

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1973~

2022-12-24 20:07:42 | 懐かし洋楽
今回は、1973年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Ann Peeblesの
"I Can't Stand The Rain"です。
(Pop #38 R&B #6)



2分半ほどの短い曲なのですが、
緊張感が凄いナンバーですね。



ミズーリ州セントルイス出身の、
ブルース寄りなR&Bシンガーである、
Ann Peeblesさんの、
最大のヒット曲で、
Hot100で、Top40入りした、
唯一のナンバーになるようです。

73年の暮れですから、まあ、
この世には存在しておりましたが、
まだ、ティーンエージャーでも
ありませんでしたので、
当然、リアルタイムでは聴いておりませんで、
こちらの方のカバーで、
この曲のことは知りました。



Tina Turnerの、84年リリースの、
大ヒットアルバム"Private Dancer"に、
収録されておりましたね。

Tinaさんのほうも、ヨーロッパや、
オーストラリアなどでは、
シングルカットされて、
その、オーストラリアや、
ドイツ(西ドイツ)では、
Top10入りするヒットになっていたようです。

また、"I Can't Stand The Rain"は、
78年に、UK出身のディスコユニット、
Eruptionもカバーして、こちらは、
世界中で、大ヒットしていたみたいですね。



Ann Peeblesさんは、70年代終わりに、
引退宣言をしたものの、のちに復帰して、
活動を続けていたみたいですが、
2012年に、健康悪化を理由に、
再度、活動休止を宣言して、そのまま、
現在に至っているようであります。

1973年12月22日付けのビルボードHot100
です。

1位は、アーカンソー州出身の、
あの、カントリーシンガーの、
あの名曲です。

それにしても、レジェンドだらけのチャート。

<1973年12月22日、何があったか?>

Bruce Lee主演の、あの名作映画、
『燃えよドラゴン』が日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/50130/
『燃えよドラゴン』(映画.com)

※次回は、Thom Bellさん追悼です。