probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1983~

2016-07-30 19:00:41 | 懐かし洋楽
今回は、1983年の今ごろチャートインしていた曲、
Dave Edmundsの"Slippig Away"です。(Pop #39)

(↓メドレーになっていますので、"Slippig Away"が始まるのは、1分を過ぎてからです。)


70年代の、"I Hear You Knockin'"や、
Juice Newtonによるカバーでも知られる、
"Queen Of Hearts”などのソロヒット、
さらぬは、Nick Loweなどと組んだユニット、
Rockpileのメンバーとしての知られたDave Edmundsの、
80年代に放った、唯一のアメリカでのTop40ヒットですね。

同年リリースのアルバム”Information"からのカットで、
音を聴けばわかっちゃいますが、曲を書いてプロデュースしているのは、
あの、Jeff Lynneでありました。

80年代後半には、Traveling Wilburysの仲間、
Geroge Harrison、Tom Petty、
Roy OrbisonにヒットをもたらしたJeff Lynneでしたが、
このころから、ベテランロッカーとの仕事は始まっていたんですね。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1983年7月30日付けのCashbox誌のチャートです。

1位は、ストーカー的独占欲の歌のつもりで書いて歌ったのに、
世間からは、純愛の歌と受け止められてしまった、あの3人組の、あの名曲です。

この曲は、32位です。

Dress to Impress - Keith Sweat

2016-07-29 18:06:03 | 新譜CD

・Dress to Impress - Keith Sweat

ライブ盤やクリスマスアルバムを除くと、
5年ぶり、12枚目のオリジナルアルバムになるようです。

先行カット"Good Love"が、かなりオールドスクーリーな感じでしたので、
なんとなく、アルバムの空気は想像できましたが、
まさに、80年代から90年代の、
今は、AdultだとかClassicだとか、付くようになってしまった、
あの時代のR&Bの空気を再現してみせてくれていますね。
焼き直しと言うなら言え、これがオレが通ってきた道だ!文句あるか!という感じ。

曲数が、最近の流れに逆らって、16曲も入っていて、
ラストが、Gerald LeVertとのコラボ曲で締めくくられるのも、
そういったところを意図しているのかもしれません。

↓このTakiya Masonという人は、いい声していますなぁ。


今週の気になる新曲2曲。

2016-07-28 09:58:21 | 最近の洋楽
今回は、Adult Rockチャートから。

まずは、Eliot Sumnerというシンガーの"After Dark"という曲です。



Sumnerという名前に、ロックファンなら、ピン!といるところでありますが、
あの、Stingこと、Gordon Sumnerさんの実のお嬢さんなんですねぇ。

もともと、I Blame Cocoという名前で活動していて、アルバムも出していたようですが、
1月にリリースしたアルバム"Information"から、本名で活動するようになったみたいで、
そちらからのカットであるこの曲が、USチャートで、初めてアクションが起きてきたようです。

もう1曲は、ポートランド出身の、Closner三姉妹によるグループ、
Josephの"White Flag"です。Didoのあの曲とは同名異曲です。



2014年に、自主制作で、1stアルバムを発表していたみたいですが、
今回、初めて、レーベルと契約してのフルアルバム"I'm Alone, No You're Not"を、
来月リリースするようで、そちらからの先行カット。

"Let It Go"がヒット中で、日本でも人気の、
James Bayのツアーでオープニングアクトを務めるなどして、注目を浴びているようです。

No.41 コレクション(25)

2016-07-26 19:02:18 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
1986年の3曲目は、8月に1週だけ41位だった、この曲です。



Mary Jane Girlsの"Walk Like A Man"ですね。

映画『ティファニーで朝食を』や『ピンク・パンサー』シリーズの演出で知られる、
Blake Edwards監督の作品で、日本では劇場未公開でビデオ発売のみの映画
(邦題『ブレイク・エドワーズのファイン・メス!!』)
"A Fine Mess"のサントラからのカットでした。

プロデュースは、この曲もやはり、師匠Rick Jamesでしたが、
曲のほうは、オールディーズファンならおなじみの、
1963年の、The Four Seasonsによる、No.1ヒットのカバーでありますね。

また、サントラからは、The Temptationsが歌う、
映画のタイトルトラック"A Fine Mess"もカットされておりまして、
そちらは、R&Bチャートの63位まで上昇していたようですが、
残念ながらアルバムは、CD化されていないようですので、
中古アナログで見かけたら、とりあえず、ゲットしておきたい盤であります。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1986年8月16日付けのCashboxのチャートです。

1位は、2月に10年ぶりの来日を果たした、あのスーパースターの、あの名曲です。
この曲は、47位。

"Family Man"

2016-07-25 10:49:18 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Family Man"です。

まずは、Daryl HallとJohn Oatesの、
1983年のヒット曲としても知られていますが、
1982年、作者のMike Oldfieldによってリリースされ、
UKチャートの45位まで上昇していた、オリジナルバージョンのほうです。



スコットランド出身で、90年代に、主にヨーロッパでヒット曲も放った、
Magie Reillyというシンガーをft.したナンバーだったのですが、
この映像で歌っている人は、違う人みたいです。

もう1曲の"Family Man"は、"Big Love"や"Seven Wonders"のヒットを生んだ、
1987年の、Fleetwood Macの大ヒットアルバム"Tango In The Night"からの、
5枚目のシングルとなりました、このナンバーです。



探したのですが、この曲はビデオを作らなかったのかな、
これは、「職人」の方が作ったイメージ物みたいですね。
曲の作プロデュースは、Lindsey Buckinghamと、
Lindseyとは、Buckingham Nicksのころからの付き合いのプロデューサー、
Richard Dashutでしたが、USチャートでは90位までしか上がらず、
ヒットには至りませんでした。