probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

ことしも、お世話になりました。

2021-12-29 14:36:09 | 最近の洋楽
21回もやっている...健康なことに感謝。(^^;)

レコード・オブ・ザ・イヤー

・Leave The Door Open
- Silk Sonic
(Bruno Mars, Anderson .Paak)

イントロから引き込まれました。
アルバムは2022年と思っていたので、
年内に聴くことができて、よかったです。

アルバム・オブ・ザ・イヤー

・On Earth, and in Heaven
- Robin Thicke

あまり話題になりませんでしたが、
2月に出てた、7年ぶりのアルバム。

派手な曲はありませんでしたが、
粒ぞろいの楽曲が続く感じで、
個人的には最高傑作と思っております。

ポップ・ボーカル女性

・Drivers License - Olivia Rodrigo

2021年の顔でしたね。
ロックっぽい曲より、
こっちの路線のほうが好きかな。

ポップ・ボーカル男性

・Bad Habits - Ed Sheeran

"Shivers"も、Eltonとの
クリスマスソングも良かったですね。
アルバムも、今回も買いました。

ポップ・デュオ or グループ

・Butter - BTS

もはや、何の文句も付けようがない。

Coldplayの新曲まで、
No.1に押し上げちゃったのは驚きでした。

ダンス/エレクトリック・レコード

・Cold Heart (PNAU Remix)
- Elton John & Dua Lipa

これは、完全に企画の勝利と思いますが、
EltonがTop40に帰ってきたのが、
単純にうれしかったです。

ロック・ボーカル ソロ

・Last Train Home - John Mayer

80年代をテーマにした作品を
挙げないわけには行きません。
アルバムのジャケも最高。

ロック・デュオ or グループ

・Beggin' - Maneskin

これも、文句なし。なのに、
グラミーノミネート無しって...。

ハード・ロック・デュオ or グループ

・The Writing on the Wall
- Iron Maiden

アルバム購入には至っておりませんが、
この曲のビデオは、けっこう好きで、
気に入っておりました。
レコメンもしましたっけね。

R&Bボーカル 女性

・Pick Up Your Feelings
- Jazmine Sullivan

厳密には、去年の暮れ前に、
リリースされた曲なのですが、
今風女性ボーカルの人たちとは、
一線を画している感じで、
いい歌いっぷりが続いていますね。

R&Bボーカル 男性

・Heartbreak Anniversary
- Giveon

この前、BSプレミアムで放送された
AMAで、初めて、パフォーマンスを
観ましたが、エフェクトじゃなくて、
ホントに、あんな声なんですね。

R&Bデュオ or グループ

・Smokin Out the Window
- Silk Sonic
(Bruno Mars, Anderson .Paak)

2部門受賞。歌詞が面白い、
こっちのナンバーで。

Rap ソロ

・Montero (Call Me by Your Name)
- Lil Nas X

この人が、まさか、
ここまで化けるとは思いませんでした。
音楽ジャンルの壁も、
人種やセクシュアリティの壁も、
どんどん、ぶっ壊しちゃうのが痛快。

Rap グループ or デュオ

・Way 2 Sexy
- Drake ft. Future & Young Thug

80'sなネタ使いと、パロディ満載の、
ミュージックビデオが良かったです。

Rap/Sung・コラボレーション

・Kiss Me More - Doja Cat ft. SZA

Doja Catも、ここまで大きな存在に
なるとは思わなんだです。
"Say So"だけで消えるかも?
とか思ってて、すんません。(^^;)

カントリー・ボーカル 女性

・Things A Man Oughta Know
- Lainey Wilson

ルイジアナ出身のSSW、
初の大ヒットで、Hot100でも、
Top40に入ってきてましたね。

カントリー・ボーカル 男性

・Memory I Don't Mess With
- Lee Brice

この曲も、昨年出てたみたいですが、
ことしになってから、ヒットしました。

歌詞の中に、
♪ Springsteen on the speakers
Girl, I'm on fire
なんていうところが出てきます。

カントリー・デュオ or グループ

・Drunk (And I Don't Wanna Go Home)
- Elle King & Miranda Lambert

Top40には届いていませんが、
Elle Kingにとっては"Ex's & Oh's"
以来のヒットとなって、
カントリーチャートでは、
Top10入りしていたみたいです。

<マイベストムービー2021 Top5>

1. カムバック・トゥ・ハリウッド!!
2. ミナリ
3. プロミシング・ヤング・ウーマン
4. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
5. ノマドランド

ことし買った、新しいアルバムは、
ZAYNの”Nobody Is Listening”から
始まって、Adeleの"30"まで、
計15枚でした。まだまだCDです。
月一枚ペースを超えたのは、
かなり久々だと思います。
それくらい、リリースラッシュでした。

King Crimsonとか、一部で、
来日公演があったアーティストも、
ありましたが、まだまだ再開ムードは程遠く、
2020年の延長戦をやっているような、
そんな気分の年でしたが、
なんとか、生き残れたことに感謝ですね。

というわけで、ことしは、
これが最後の更新になります。
1年間、ありがとうございました。

新年は、4日からスタートいたします。
よかったら、またお付き合いくださいませ。


The Artist : The First & The Final Hit (#40 David Bowie)

2021-12-27 20:00:47 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
40人目は、来年の1月10日が来ますと、
没後6年になります、David Bowieです。

存命ならば、75才。
やはり、69才は早すぎましたなぁ。

Bowieさん、初のHot100入り曲は、
やはり、この曲なんですねぇ。
1969年に、最高位15位を記録した
"Space Oddity"です。



同年リリースの2ndアルバム
"David Bowie (Space Oddity)"
からのカットで、UKチャートでは、
堂々1位となって、Bowieさんの
代名詞的曲になっていますね。

宇宙へと旅立った、架空の飛行士
Major Tomが、トラブルの果て、
地球に帰還できなくなったことを
歌詞にした曲でありますが、
リアルタイムでは聴けていないものの、
80年に、自分が初めて、
Bowieさんのことを
意識して聴いたアルバム
"Scary Monsters (and Super Creeps)"
収録曲"Ashes To Ashes"でも、
Major Tomは登場しましたし、
83年から84年にかけて、ドイツ人シンガー
Peter Schillingが、Major Tomの帰還を
曲にした"Major Tom (Coming Home)"を
大ヒットさせましたので、
自分のような80's世代にも、トム少佐は、
馴染み深いのではないかと思われます。

そして、生前最後のHot100入り曲は、
こちらのナンバーになるようです。
97年リリースのアルバム
"Earthling"からのカットで、
シングルバージョンでは、
Nine Ich Nailsこと、Trent Reznorが、
Remixを手掛けておりました、
"I'm Afraid of Americans"です。



Hot100での最高位は、
66位だったようです。

かなり最近に公開された、
4Kアップグレード版らしいですが、
さすがに、きれいな映像ですね。

なお、Bowieさん、
ラストアルバムとなってしまった
"★ (Blackstar)"から、タイトル曲と、
"Lazarus"の2曲が、78位と40位に
チャートインしたのですが、
アルバムが出て、訃報が伝わった
直後のことだったので、
生前最後のHot100入りは、
"I'm Afraid of Americans"になるようです。

※次回は、ことし最後の更新、
2021年を振り返ります。

日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。(22)

2021-12-26 11:15:14 | 懐かし洋楽&歌謡曲
名曲の日本語カバーと、
そのオリジナル曲との聴き比べをして、
どちらも、懐かしく振り返ろうという、
このコーナー、22曲目は、
洋楽のカバーヒットといえば、
この方は外すことができません。
こちらのヒット曲です。



長山洋子さんの「反逆のヒーロー」ですね。
1988年の1月リリースで、
オリコンでの最高位は、10位だったようです。

長山さんといえば、演歌歌手として、
すでに、ベテランの域に達しておられますが、
もともと、ご本人も、
演歌でデビューするつもりが、
所属事務所側の意向で、急きょ、
アイドル路線での活動に変更されたという、
そういう経緯だったようですが、
そんなアイドル時代の86年に、
Shocking Blueの70'sクラシック、
"Venus"をユーロビート風にカバーして、
世界中でヒットさせた、Bananaramaの
バージョンを、孫カバーして、
初のオリコンTop10入りを果たし、
以降、洋楽カバーを積極的に
リリースすることになったのですが、
この曲も、そんな中の1曲でしたね。

さらには、長山さん、
84年リリースのデビュー曲
「春はSA-RA SA-RA」も、
フィンランド出身の、Einiというシンガーの
"Kiitävän hetken hurma"という曲の
カバーだったようで、そのあたりからも、
こちらコーナーでは、
絶対にスルーできない方でありました。

そして、「反逆のヒーロー」の原曲は、
もちろん、こちらであります。



Johnny Hates Jazzの
"I Don't Want To Be A Hero"、邦題は、
まんま「反逆のヒーロー」でした。

リリースは翌88年となりました、
彼らのデビューアルバム
"Turn Back The Clock"から、
87年に、英米で大ヒットしました
"Shattered Dreams"に続く
シングルでしたね。

しかし、こちらは、UKチャートでは、
11位まで上がるヒットになったものの、
USチャートでは、31位止まりでした。

日本語カバーが作られるくらいだし、
むしろ、こちらのほうが、メロディーは、
キャッチーだった気がしたのですが、
アメリカでは、思ったほど、
チャートを上がらず、当時、
かなり意外でしたが、「反逆のヒーロー」、
原曲のほうの歌詞は、
ど直球の反戦ソングなんですよね。
そこらへんが、アメリカのラジオでは、
あまり好まれなかったのかもしれませんね。

ほとんど見た記憶が無かったのですが、
US版のミュージックビデオは、
こちらだそうです。↓



※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
40人目です。

Time Machine ~1987~

2021-12-25 10:48:38 | 懐かし洋楽
今回は、1987年の今ごろ、
チャートインしていた曲
Déjàの"You And Me Tonight"です。
(Pop #54 R&B #2)



”Watching You"などのヒットで知られる
ファンクバンド、Slaveから生まれた、
別ユニットのようなグループで、
81年に、"Are You Single"と、
"Make Up Your Mind"というナンバーを
R&Bチャートでヒットさせていた
Aurraというグループが、
Déjàと名前を変えて放ったヒットでしたね。

"You And Me Tonight"という曲は、
86年に、Aurra名義で、
シングルリリースしていたようですが、
直後に改名して、再スタートしたことで、
Aurraのアルバムには未収録で、
87年リリースのDéjàの1stアルバム
"Serious"にのみ入っているみたいですが、
けっこう、そこらへんの事情は、
複雑なようで、自分も、正直、
あまりよくわかっておりません。(^^;)

Aurra名義バージョン↓



1987年12月26日付けのビルボードHot100
です。

1位は、本日、没後5年になります、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1987年12月26日、何があったか?>

秋吉久美子さんがマドンナ役だった、
寅さんシリーズ39作目、
『男はつらいよ 寅次郎物語』が、
劇場公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/35311/
『男はつらいよ 寅次郎物語』
(映画.com)

※次回は、日本語カバーで、
名曲を振り返る、第22回です。

あのアルバム、この一曲。(19)

2021-12-23 20:09:33 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
80年代の作品が続きましたので、
たまには、まだ、記憶に新しい、
あのアルバムから、この曲です。



ことしは、Silk Sonicで、
結局、1年間楽しませてくれました、
Bruno Marsの、2016年リリースの
3rdアルバム"24K Magic"収録曲、
"Perm"ですね。

"An Evening with Silk Sonic"は、
短いイントロ曲を合わせても、
9曲しか入っていなくて、
トータル約31分という短さが、
話題になっていましたが、
"24K Magic"も、アルバムは、
やはり、全9曲で、
33分を少し超えるくらいだったんですね。

ちなみにBrunoさん、2010年リリースの
1stも、2012年リリースの2ndも、
どちらも、オリジナル盤は、
35分を超えるか超えないかぐらいで、
すでに、そのころから、
のちの、アナログ時代回帰を、
予見していたかのような作りだったんですね。

さて、この"Perm"は、
アルバムの3曲目に入っていたナンバーで、
mid80'sから、90's R&Bの
空気感満載の内容の中、唐突に、
James Brown風味が入ってきてしまって、
最初、えっ?と思っちゃった曲だったのですが、
90's R&Bのムードに、もうひとつ、
乗れなかった自分は、この感じ、
良かったですねぇ。
この曲があったから、アルバム全体の
印象も、ぴっと締まったように気がします。

2018年の来日公演でも、しっかり、
パフォーマンスしてくれてましたね。


・24K Magic - Bruno Mars

※次回は、Time Machineです。