probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #146

2021-09-29 19:36:43 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第146位は、1981年に、
R&Bチャートでは、No.1になった、
このレジェンドファンクグループの、
こちらのヒット曲です。



The Gap Bandの"Burn Rubber
(Why You Wanna Hurt Me)"です。
R&Bチャートでは、Topを獲りながらも、
Hot100では、84位が最高だったようです。

タイトルが、"Burn Rubber On Me"と
表記されているときもあるのですが、
前年リリースの収録アルバム
"The Gap Band III"での表記
"On Me"無しのほうで
紹介させていただきます。

80年代、とくに前半は好調だった
The Gap Bandですが、
同じアルバムに入っていた、
"Yearning For Your Love"や、
83年のヒット"Outstanding"など、
カバーやサンプリングの定番になっている
名曲を連発していて、挙げるなら、
そっちでしょ?という声もありそうですが、
自分は、初めて彼らを知ったのは、
この曲ですので、こちらを
挙げたいと思いますです。

The Gap Bandは、オクラホマ出身の、
Ronnie、Charlie、Robertの、
Wilson3兄弟からなるグループで、
リードボーカルの二男、
Charlieは、Uncle Charlieとして、
アルバムこそ、4年以上出ていないものの、
単発曲などをリリースして、
順調なソロ活動を続けていますが、
三男のRobertさんが、2010年に、
この世を去っておりますので、
3人での再結成は、すでに、
叶わぬものとなっておりますね。

※次回は、同名異曲です。

今週の気になる新曲2曲。

2021-09-28 10:28:37 | 最近の洋楽
今回は、現在、
モータウンに所属している人と、
かつて、所属していた、
そんな2組の新曲です。

まずは、今も籍を置いている、というか、
2012年に移籍して、アーティストを発掘する、
A&R部門のバイス・プレジデントという、
けっこうな偉いさんになっていた、
Ne-Yoの新曲"What If"です。



来月リリース予定だという、
Newアルバム"The Escape"から、
3曲目くらいになるのかな?
先行カットのようです。

去年出た"U 2 Luv"は、
"Juicy Fruit”と“Computer Love"使いで、
Classic R&Bファンを喜ばせましたが、
今回は、ここ数年のNe-Yoのイメージっぽい
新曲になっていますね。

そして、もう1曲は、かつての、
モータウンの黄金期を支えた、
2組のコラボによる新曲です、
The Temptations ft. Smokey Robinsonの
"Is It Gonna Be Yes Or No"です。



トレイラー映像も公開されております。



曲を書いたもの、Smokeyみたいですね。
71年のNo.1ヒット"Just My Imagination"を
彷彿とさせるような曲調ですね。
あちらは、Smokey作ではなくて、
Norman Whitfieldだったようですが。

とにかくもう、活動が続いているというだけで、
ありがたいなぁと思ってしまいます。
2018年の"All the Time"に続く、
新作も期待したいところです。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第146位の発表です。

Time Machine ~1987~

2021-09-25 20:14:32 | 懐かし洋楽
今回は、1987年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Curiosity Killed The Catの"Misfit"です。
(Pop #42)



ロンドン出身の4人組、
Curiosity Killed The Catの、
1stアルバム"Keep Your Distance"
収録の、この曲が最初のシングルで、
もともとは、前年の、
86年にリリースされていたのですが、
本国でも、そのときはヒットせす、
2ndシングル"Down To Earth"と
3rdシングル"Ordinary Day"が、
連続してヒットしたのち、
87年に、再リリースされて、
この曲も、7位まで上がる、
大ヒットになっていたようです。

また、ミュージックビデオは、
あのAndy Warholが監督していて、
ご本人も、チラっと登場することで、
話題になった曲でもあります。



ただ、USチャートでは、
この"Misfit"がランクインしたのみで、
最高位も42位と、
Top40に届いてなかったんですよね。

彼ら、90年代に入ると、グループ名を
シンプルに、Curiosityに改名して、
さらに活動を続けましたが、
本国ではヒットは出たものの、
94年に、残念ながら、
グループは解散してしまいました。

2000年代になると、ボーカルの、
Ben Volpeliere-Pierrotが、
ひとりで、80'sパッケージツアーなどで、
ステージに立っていたようですが、
ここ何年かは、ライブ活動なども、
していないみたいですね。

彼ら、ルックスも良くて、ビデオを、
Andy Warholが監督するくらいですから、
おしゃれなイメージで、
日本でも、女性ファンを多く獲得して、
とくに、ボーカルのBenの人気が高く、
カセットテープのCMにも出ていましたね。

使われていますのは、この曲ではなく、
"Ordinary Day"でありました。



1987年9月26日付けのビルボードHot100
です。

1位は、来年の2月で、
没後10年になる、あのシンガーの、
あの名曲です。

<1987年9月26日、何があったか?>

Peter Ceteraが歌う"Stay With Me"が、
主題歌に起用されたことでも話題になった
沢口靖子さん主演の映画
『竹取物語』が公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/37686/
『竹取物語』(映画.com)

※次回は、気になる新曲です。

The Artist : The First & The Final Hit (#35 Andy Williams)

2021-09-24 10:58:26 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
35人目は、あす25日で、
没後9年になります、Andy Williamsです。

84才で亡くなったんですね。
存命ならば、93才。
1940年代(!)から活躍した、
大スターでありますが、
親日家で、TVショー
『アンディ・ウィリアムス・ショー』が、
日本でも放送されていたことなどから、
たいへん、人気が高かったですね。
なんと、1991年には、
紅白歌合戦にまで出演されております。

ちなみに、91年の回は、
The VenturesやSarah Brightmanも、
登場した、スゴい回だったようです。

自分も、『アンディ・ウィリアムス・ショー』は、
親と一緒に観ていた記憶が、
はっきりあります。
もしかしたら、人生で最初に触れていた、
「洋楽」だったかもしれないなぁと思います。

さて、そんなAndyさんなのですが、
近年、クリスマスソングが、
Hot100に入ってくるようになって、
2016年から、毎年、シーズンになると、
"It's the Most Wonderful Time
of the Year"が、チャートインしておりますが、
残念ながら、亡くなってからになりますので、
あちらは、今回は含めません。

そんなAndyさんの、初のHot100入りは、
こちらになるようです、1956年に、
54位まで上昇していたらしい、
"Walk Hand in Hand"というナンバーです。



残念ながら、パフォーマンス映像などは、
見つかりませんでした。

カナダ出身のトランペット奏者、
Johnny Cowellが書いたナンバーで、
そのトランペットバージョン、
そこそこの年齢より上の世代なら、
誰もが、どこかで聴いたことがある、
そんな曲ではないかと思いますね。



Andyさんと同じ年に、Andyさんより、
ちょい上の世代のシンガーの、
Tony Martinという人もレコードにしていて、
そちらが、アメリカとイギリスで
大ヒットしていたみたいですね。



そして、生前最後のHot100入り曲は、
こちらも、様々なアーティストが、
カバーしている名曲である、
こちらになるみたいですね。



80年代には、Heartもヒットさせていまして、
自分は、その、Heartバージョンで、
初めて、この曲のことを知りましたが、
もともとは、Aaron Nevilleが、
66年に大ヒットさせた曲のカバー、
"Tell It Like It Is"です。

1976年に、Hot100では72位、
Adult Contemporaryでは、
最高位17位を記録していたようです。

Andyさんのオリジナルアルバムには、
収録されたことがない曲のようで、
自分は、入っているベスト盤がないかと
探しておりますが、残念ながら、
まだ見つけるに至っておりません。

※次回は、Time Machineです。

今週の気になる新曲2曲。

2021-09-23 10:15:30 | 最近の洋楽
今回は、チャートを上がるかどうかは、
未知数ではありますが、ちょっとステキな、
レトロ感満載の2曲です。

まずは、ミシガン州出身のSSWで、
俳優さんもやっているみたいですね。
Curtis Hardingの新曲
"Can't Hide It"です。



CeeLo Greenのバックシンガーなどを
務めたのちに、2014年に、
"Soul Power"というアルバムで、
シンガーとしてデビューした人ですが、
音はロックっぽくもありますが、
歌声はソウルを感じさせる、
なんとも魅力のある人ですね。

2018年の"It's Not Over "以来の
新曲のようです。

そして、もう1曲は、
タイトルからして、そそられます、
The New Cobrasの
"Soulgroove'66 Pt.I"です。



オーストラリア出身のベテランシンガー、
Renee Geyerをft.した、
ファンキーなナンバーです。

"Soulgroove'66"っていうのは、
オーストラリアで放送されている
ラジオプログラムのことみたいで、
そのテーマソングのようですね。

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
35人目です。