probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

異名同曲(1)

2012-02-28 20:25:18 | 懐かし洋楽
同名異曲ってやってたら、そういえば、タイトルが違うのに、
じつは同じ曲っていうのもあったなって、
急に思いついたので、やらせてください。
ただし、今のところ、3曲しか思い浮かばないので、すぐ終わりそうですが・・・。

で、またホイットニーかよ!って感じなのですが、
1曲目は、以前も書きましたが、この曲のヒットがあったから、
グラミー新人賞の資格がもらえなかった、
テディ・ペンダーグラスの、事故からの復帰第一作目の1984年のアルバム
"Love Language"でデュエットした曲"Hold Me"です。(Pop #46 R&B #5)



テディが亡くなったのは、2年前の1月ですが、まさかあのとき、
2年後にホイットニーも、むこうに行ってしまうなんて思わなかったですよねぇ。

で、この2年前の1982年に、この曲を違うタイトルで歌っていたのが、
あのダイアナ・ロスで、曲名は"In Your Arms"でした。



"Muscles"のヒットを生んだアルバム"Silk Electric"の中の1曲ですが、
こちらは、シングルカットはされませんでしたので、
知名度のせいもあるでしょうが、タイトルは、
"Hold Me"のほうが、しっくりくるような感じがしてしまいますね。

そういえば、80年代半ばのホイットニーの登場で、
ダイアナさんの人気に陰りが出始めた云々・・・で、
ダイアナさんは、ホイットニーの存在を、
あまり快く思っていないと、よく言われましたが、
先日のグラミー賞のときのインタビューでも、
「ジャケット写真がかわいかった」なんて、
あまり親しみの感じられないコメントをしてて、
やっぱり、交流はなかったんだなぁって思ってしまいました。(^_^;)

先週のブクオフ。

2012-02-27 11:04:23 | 中古CD

・Greatest Hits of the Outlaws : High Tides Forever - Outlaws (\250)

こないだここで名前出したら、タイムリー(?)にベスト盤見つけました。

8曲しか入ってませんが、2曲目と5曲目と6曲目がTop40ヒットだすな。
"(Ghost) Riders In The Sky"は、Liveバージョンでございます。


・The Best of John Lee Hooker (\250)

2001年に、残念ながら亡くなっていますが、
まんず、説明の必要はないブルースマンでございますねぇ。
ブルースですが、40年代と50年代には、R&Bチャートで1位になっていて、
もちろん、その2曲とも入っています。

↓60年代の代表曲"Boom Boom"は、いろんな人がカバーしちょりますね。


Time Machine ~1987~

2012-02-26 10:12:44 | 懐かし洋楽
今回は、1987年の今ごろチャートインしていた曲なのですが、
Popチャートには、ランクインしていなかったようで、
R&Bチャートで、最高位7位を記録したナンバー、
Lillo Thomasの""Wanna Make Love (All Night Long)"です。

80年代半ばから後半にかけての、いわゆる「ブラコン」を語る上で、
この人も、外してはいけないひとりだと思うのですが、
83年にデビューして、とくにこの87年には、
この曲を含む、4曲ものR&BチャートTop10ヒット
(うち1曲はNo.1)を放っているのですが、
クロスオーバーヒットが1曲もなかったっていうのが、
ちと意外な気がする人でもあります。

このリロ・トーマスという人は、あのメルバ・ムーアの旦那さんである
チャールズ・ハギンズという人が、ディスコヒットを飛ばしていたメルバを、
都会派R&Bシンガーとして再び売り出すために設立したと言われる
ハッシュ・プロダクションがバックアップしたシンガーとしても有名ですが、
そのハッシュの大看板だったのが、あのフレディ・ジャクソンで、
Popチャートでもガンガンとヒットを飛ばしていたフレディの影で、
もひとつメジャーな存在にはなれなかったと言われているようですね。

この曲も、フレディのプロデュースで名を馳せた、
ハッシュの看板プロデューサー、ポール・ローレンスが手掛けていて、
バックの音も、まんま"Rock Me Tonight"ですもんねぇ。(^_^;)

なお、この曲を収録したアルバム"Lillo"以降、
パタっとリリースが無くなってしまった彼ですが、
2010年に、23年ぶり(!)の新作を発表してファンを驚かせました。
自分は未聴なのですが、歌声は衰えていないようです。


『人生はビギナーズ』

2012-02-24 19:54:38 | 映画


いよいよ、アカデミー賞が迫ってきましたなぁ。
2月は、落ち着かなくて、あまり好きな月ではないのですが、
グラミーとアカデミーがありますので、ミーハーな自分にとっては、
その点でのみ、心ワクワクいたします。(^_^;)

で、混戦か?とも、『アーティスト』圧勝か?とも言われています、今回の賞レースの中で、
唯一、受賞は間違えなしと太鼓判を押されているのが、
『人生はビギナーズ』のクリストファー・プラマーさんであります。あのトラップ大佐が、
70才を過ぎてゲイをカミングアウトするお父さん役っていう意外性もありますが、
なんとも複雑な役柄を、豊かな演技力で見せてくれていて、
とくに、主役の、息子役であるユアン・マクレガーとのシーンは、じーんとくるものがありますね。

ただ、この映画、そんなお父さんに振り回される息子の話を期待すると、
ちょっと、当てが外れて、映像表現的には、ポップな処理が多いのですが、
ストーリーは、はじけたところはなくて、意外にしんみりしてしまいますし、
時系列がわかりにくいために、感情移入しづらいのが、少し難点かなぁ?と思います。

http://www.jinsei-beginners.com/
『人生はビギナーズ』日本公式サイト

http://focusfeatures.com/beginners
"Beginners"USオフィシャルサイト

"Step By Step"

2012-02-23 19:10:34 | 同名異曲
"Step By Step"というタイトルの洋楽ヒットを1曲挙げよ!と問いかけたら、
30代後半くらいの方は、断然、
New Kids On The Blockのあの曲ではないかと思いますが、
もう少し若くなると、もしかしたら、
1997年の、ホイットニーのあの曲でしょ?って声があがるかもしれませんね。

だけど自分は、そのどちらでもなく、
なんといっても、1981年のエディ・ラビットさんの"Step By Step"になっちゃいまして、
30代ではないな?ってのが、どうにもバレバレでございます。(^_^;)

USカントリーチャートで、じつに17曲ものNo.1ヒットを持っているエディさんですが、
1980年に、"I Love A Rainy Night"をPopチャートでも1位にして、
いちばん勢いがあったころのヒット曲で、
男臭いながらも優しさたっぷりのボーカルが、ホント、いい感じです。



で、もう1曲登場願うのは、ホイットニーではなくて、
その、曲の作者で、原曲を歌っているアニー・レノックスの"Step By Step"です。

92年のアルバム"Diva"の中からシングルカットされた"Precious"のカップリング曲で、
日本では、アルバムのボーナストラックとして収録されていたナンバーですが、
ホイットニーのバージョンは、純粋なカバーではなくて、
アニーが、ホイットニー用に、かなりの部分、
歌詞を書きなおしたものになっていますので、
けっこう雰囲気が違う感じ、しますよね。