probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.11 コレクション(1978~2008)(43)

2022-03-31 15:44:21 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、88年の2曲目は、
8月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



デトロイト出身、The Contoursの
"Do You Love Me"ですね。
もともと、1962年に、
Hot100で3位、R&Bでは、
No.1を記録していた曲だったようですが、
88年に、リバイバルヒットして、
6月の1週目に、91位でNewエントリー、
5週目でTop40入りを果たし、
10週目に11位まで上昇しましたが、
翌週には、15位にダウンして、
この時は、Top10入りはなりませんでした。

リバイバルヒットになったのは、日本では、
もうひとつ盛り上がりませんでしたが、
世界的には大ヒットとなった映画
『ダーティ・ダンシング』で使われ、
オリジナルのサントラ盤には、
収録されなかったものの、
あまりの売れ行きに、急きょ発売された盤
"More Darty Dancing"に収録されて、
シングルカットされたからでしたね。



The Contoursは、デトロイトといえばの、
モータウンからデビューした人たちで、
あの、Dennis Edwardsも、
短い期間だったみたいですが、
在籍していたグループとしても、
広く知られておりますね。
この曲の作プロデュースは、
Berry Gordy, Jr.自らが、
手掛けていたようであります。

また、現在は、新型コロナの影響で、
ライブは休止中みたいですが、
The Contours、唯一残っている、
オリジナルメンバーで、ボーカルの、
Joe Billingsleaさんを中心に、
現在も、活動されているみたいです。

https://www.thecontours.com/

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第24回です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-03-30 10:36:22 | 最近の洋楽
今回は、80年代に活躍して、
今もサヴァイヴする、2組のコラボと、
もう1組のバンドの新曲です。

まずは、後者のバンド。
すでに聴かれている方も多いと思いますが、
Def Leppardの新曲"Kick"です。



5月にリリース予定だという、
7年ぶりのNewアルバム
"Diamond Star Halos"からの
先行カットみたいですね。

ホント、彼らほど、
サヴァイヴという言葉が合う、
バンドもいないのではないでしょうか。

いつまでも若いと思っていた、
Joe Elliottさんも、さすがに、
年輪重ねた感、出てきましたけど、
まだまだ、がんばって欲しいです。

そして、もう1曲は、
80'sUK大好きな人にとっては、
夢の共演ですね、どちらも、
活動休止期間はありながらも、
メンバーは変わらぬ2人の、
デュオ2組、Soft Cellと、
Pet Shop Boysの"Purple Zone"です。



Soft Cellの20年ぶりのNewアルバム
"Happiness Not Included"に
収録される新曲みたいですが、
Pet Shop Boys風味満開ですね。

もともと、Soft Cellオンリーの
オリジナルバージョンがあって、
Pet Shop Boysを迎えて、
新たに作ったバージョンのようです。
プロデュースは、Soft Cellの
Dave BallさんとPSBの二人みたいですね。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、88年の2曲目です。

華麗なるインストゥルメンタルヒッツの世界(23)

2022-03-28 20:07:30 | 懐かし洋楽
年代などは関係なく、
ビルボードのHot100に、ランクインした、
インストゥルメンタルの楽曲を、
取り上げていこうという、
このコーナー、そろそろ、
リアルタイムで聴いてきた曲は、
ネタ切れになってきましたので、
コーナーの終えんが近づいた感じですが、
残り数回、まだ登場してなかった、
大物の楽曲や、誰でも知ってそうな、
クラシックナンバーを、
挙げていきたいと思います。

というわけで、今回は、
大物中の大物の、こちらの曲です。



Quincy Jonesの"Killer Joe"です。

1969年リリースのアルバム
"Walking in Space"からのカットで、
Hot100での最高位は74位。
この曲が、Quincyにとっての、
初のHot100入りとなった
ナンバーだったみたいですね。

映像は、日本のTV番組からのようですが、
"Ai No Corrida"がヒットしていた、
80年代のものでしょうかね。
いちおう、オフィシャルの
Audio Onlyのほうも
貼っておきたいと思います。



自分は、ジャズ時代のQuincyは、
まったく知りませんし、
Michaelの"Off The Wall"さえ、
後聴きなので、この頃の御大が、
どんな感じでとらえられていたのか、
わからないのですが、
この時代を知っている方たちからすると、
40代前半で大病をして、その後、
大プロデューサー&コンポーザーとして、
復活していった姿は、かなり、
びっくりだったのでしょうかね。

※次回は、気になる新曲です。

Taylor Hawkinsさんと大伴良則さん。

2022-03-27 11:24:21 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
またまた訃報が続きましたので、
追悼記事です。

まずは、Foo Fightersのドラマー、
Taylor Hawkinsさん。

意外にも、Foo Fightersの、
オリジナルメンバーではなくて、
途中加入なのだそうですが、
Dave Grohlに次ぐ、第2の、
人気者という感じでありましたね。

"Learn To Fly" "Best Of You"他、
いろいろといい曲がありますが、
昨年、こんなことやってたんですね。

謎のグループ、Dee Gees(笑)として、
アルバム"Hail Satin”をリリース、
Taylorさんがボーカルで、
Andy Gibbの"Shadow Dancing"を、
カバーしておりました。
これがまた、うまくてカッコいいこと。



そして、もうお一人、
こちらもびっくりの訃報だったのですが、
音楽評論家の大伴良則さんです。

大伴さんがいなければ、
NHK FMの人気番組
『クロスオーバーイレブン』は、
あったのかしら?と思うほど、
「選曲」のところに名前がありました。

また、大伴さん自身も、
NHK FMの『ミュージックシティ』
という番組で、金曜夜に、
DJをやられていて、80年代後半、
洋楽番組が減って、情報が乏しくなった中、
曲をフルでかけてくれる、
数少ない番組でしたので、
お世話になっておりました。

その番組で、エンディングに、
かけておられたのが、
こちらの、The Systemの
"Don't Disturb This Groove"でした。

今でも、この曲を聴くと、
大伴さんの声を思い出しますね。



お二人とも、R.I.P.

https://amass.jp/156279/
フー・ファイターズのドラマー、
テイラー・ホーキンスが死去
(amass)

https://amass.jp/156301/
音楽評論家の大伴良則が死去
(amass)

※次回は、華麗なる
インストゥルメンタルヒッツ、23曲目です。

Time Machine ~1981~

2022-03-26 10:36:37 | 懐かし洋楽
今回は、1981年の今ごろ、
チャートインしていた曲、T.S. Monkの
Bon Bon Vie (Gimme the Good Life)"です。
(Pop #63 R&B #11)





伝説的ジャズピアニスト、
Thelonious Monkの実の息子さんで、
若き日から、お父さんのバックで、
ドラマーとして活躍していた
Thelonious Monk, Jr.が、
妹さんのBoo Boo Monkと、
Yvonne Fletcherというシンガー、
2人を従えて結成したグループ、
T.S. Monkによるヒットで、
80's初期のダンスクラシックとして、
広く知られておりますね。

でも、当時は、Popチャートでは、
63位までしか上がっていなかったので、
リアルタイムでは聴くことが出来ず、
この曲のことを知ったのは、
けっこう後のことになりました。

グループのT.S. Monkとしては、
この曲が入った1stアルバム
"House Of Music"のあと、
2枚のアルバムを
リリースしていたようですが、Jr.は、
90年代以降は、再びドラマーとして、
ジャズの世界に戻っておりますね。

1981年3月28日付けのビルボードHot100
です。

1位は、ラップを取り入れた曲では、
初のNo.1獲得曲と言われる、
あのバンドの、あの名曲です。

<1981年3月28日、何があったか?>

埼玉県の、南埼玉郡宮代町と
白岡市にまたがってある、
東武動物公園が開園したのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/東武動物公園
東武動物公園(Wikipedia)

※次回は、華麗なる
インストゥルメンタルヒッツ、23曲目です。