probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1974~ (追悼Billy Paul)

2016-04-30 09:51:48 | 懐かし洋楽
今回は、1974年の今ごろチャートインしていた曲、
Billy Paulの"Thanks for Saving My Life"です。(Pop #37 R&B #9)



24日に、病のために世を去ってしまった、
Billy Paulさん、名曲"Me and Mrs. Jones"以外に、
もう1曲だけあった、PopチャートでのTop40入り曲が、この曲だったようです。
73年にリリースされたアルバム"War of the Gods"からのカットで、
アルバムタイトル曲は、Hip-Hopのサンプリング定番曲の1曲としても知られています。

"Me and..."を収録した代表作"360 Degrees of Billy Paul"は、
"It's Too Late" "Your Song" "Let's Stay Together"といった、
ポピュラークラシックのカバーが多く入っていましたが、
こちらのアルバムは、全曲がKenny Gamble & Leon Huffの書下ろしだったみたいですね。

Billy Paulさん、どっちもファーストネームみたいな名前だなぁと長年思っていたのですが、
今回調べたら、本名は、Paul Williamsって名前だったのですね。
いろんな意味で納得。 R.I.P.

1979年4月30日付けのビルボード誌です。

1位は、ソウルミュージックが好きな方なら、
知らない人はいないであろう、あのインストロメンタルの名曲!

『レヴェナント 蘇えりし者』

2016-04-29 15:54:49 | 映画


というわけで、レオナルド・ディカプリオが、
念願のオスカー受賞者となった作品を観てきました。

授賞式当日のWOWWOWの生放送では、レポーターの女性が、
レオさまの演技を、ウンウンうなっているだけとのたまって、
大ヒンシュクを浴びておりましたが、
まんざらウソでもなかったのに笑いました。(^^;)

映画の中で、瀕死の状態であったりする時間が長く、
回復に向かっても、しゃべれない状態の時も長いので、
そんなシーンが続くわけなんですね。

個人的には、『ブラッド・ダイアモンド』での演技が好きだったので、
この作品より、あそこあたりで獲って欲しかった気がするのですが、
こうもセリフが少ない役で、その演技が認められるのは、
やはり、すごいことであると思います。

マッドマックスが、こんな卑しい悪役をやってしまうのねと驚かせる、
トム・ハーディーの演技も見事です。
映像美と役者の演技が調和した、映画館の大スクリーンで観たい秀作。

http://www.foxmovies-jp.com/revenant/
『レヴェナント 蘇えりし者』日本公式サイト

http://www.foxmovies.com/movies/the-revenant
"The Revenant"US Official Site

人名ポップス事典(b <1>)

2016-04-28 20:23:04 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、今回からはbです。
1曲目は、The Regentsの1961年のヒット曲"Barbara-Ann"です。



映像は、近年のものみたいで、
オリジナルメンバーなのか、どうなのかも不明ですが、
元気いっぱいの歌いっぷりですねぇ。
N.Y.出身のDoo-Wapグループということであります。

ただこの曲、The Beach Boysによるカバーが、
1965年に、オリジナルを越える大ヒットを記録していまして、
自分も、長年、The Beach Boysがオリジナルなのかなと思って聴いていました。

それが、そうではないらしいと知ったのは、
ずっと後になって入手した、映画『アメリカン・グラフィティ』のサントラに、
The Regentsのバージョンが入っていまして、それを聴いたときでした。

このサントラには、Fats Dominoの"Ain't That a Shame"も入っていましたが、
これも、長年、Cheap Trickのオリジナルだと思っておったんだったなぁ。(^^;)

今週の気になる新曲2曲。

2016-04-27 19:21:52 | 最近の洋楽
今週のビルボードのHot100は、Princeの曲が、
全部で、6曲エントリーしちゃって、うち5曲がTop40 入り。
"1999"だけが、41位でTop40入りできず、82年、99年に続いて、
3度目のTop40入りはなりませんでした。

しかし、90年代以降にもヒット曲はあるのに、
6曲とも、80年代のヒット曲なのは、何をか云わんやですね。
でもやはり、亡くなってTop40に入っても、うれしくねぇですね...。

で、今回は、それらの遥か下のほう、
90位台でNewエントリーした曲から2曲。

まずは、93位に入ってきた、Gnash ft. Olivia O'Brienの、
"I Hate U I Love U"です。



Gnashという人は、L.A.出身の22才のプロデューサーで、
自分で曲も書き、ラップもする人のようで、
もともと、Oliviaさんがリリースしていた"I Hate U I Love U"という曲に、
自らのラップを加え、再プロデュースをしたナンバーのようです。
いろんなリミックスもあるみたいですが、このビデオのバージョンが、
なかなか、クールでカッコいいですね。ヒットするかも。

もう1曲は99位、Ariana Grande ft. Lil Wayneの、
"Let Me Love You"です。



初登場のしかたも地味ですが、曲も地味ですねぇ。

アルバムは、来月出るみたいですが、
"Problem"風味だった"Focus"が、いまいちヒットしなくて、
ちょっと、方向性に迷ってるのかな。

『グランド・フィナーレ』

2016-04-25 15:30:26 | 映画


恥ずかしながら、演出の、パオロ・ソレンティーノ監督のことを知らず、
監督の作品を初めて観たものですから、これまた勝手に、
老境の作曲家が主人公の、感動的な作品を想像していたのですが、
まったく違って、また驚きました。

マイケル・ケイン、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ジェーン・フォンダと、
ベテランやオスカー受賞者、またその両方に当てはまる人が揃っていますもんねぇ。
こういう、一筋縄ではいかない映画であったとは...。(^^;)

映像表現は独特で、ときについていけないところもありましたが、
たまには、こういう難解な作品に身を委ねるのもいいかな。(笑)

http://gaga.ne.jp/grandfinale/
『グランド・フィナーレ』日本公式サイト

http://www.foxsearchlight.com/Youth/
"Youth"US Official Site