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(新)ベストアルバムを語るわよ!(190)(追悼 Peter Green)

2020-07-31 10:31:29 | その他のCD
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・50 Years: Don't Stop - Fleetwood Mac (3CD)

今回は、2018年に出ていた、
Fleetwood Macのベスト盤
"50 Years; Don't Stop"です。

Fleetwood Macのベスト盤は、
1988年にリリースされた
"Greatest Hits"を持っているのですが、
あの盤は、70年代後半から、
80年代にかけての、ヒット曲を
ガンガン飛ばしていた時期の
ナンバーで占められていましたので、
先日亡くなった、Peter Greenさんが
率いていた、初期の曲は、
いっさい無視されておりまして、
リアルタイムでは聴いていないので、
思い入れのようなものはないものの、
ブルースバンド時代の曲も入った
ベスト盤も欲しいなぁと思っていたところに
発売されたことを知り、入手に至りました。

Macは、折につけ、いろいろと、
ベスト盤はリリースされているのですが、
Box仕様で、高価だったり、
Peter Greenさん時代の
曲のみの盤だったりと、なかなか、
バランスのいいものがないのですが、
2年前に出た、この3枚組は、
初期の代表曲に加え、
90年代以降の曲も入っていますので、
リリースから、さほど経っていませんし、
ご存じの方も多いとは思うのですが、
今回、Peter Greenさんの訃報に接し、
取り上げてみることにいたしました。

なお、曲をしぼりにしぼった、
1枚物も出ておりますので、
ネットで購入するときは、
しっかり、確認したほうがいいかと思います。

曲は、わりと大人になるまで、
Santanaのバージョンは、
オリジナルだと思っていた、
"Black Magic Woman"を。



R.I.P.

"Two Hearts"

2020-07-29 19:44:44 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Two Hearts"です。
どちらも、80'sな二つのこころ。

まずは、89年に、Hot100で
No.1になりました、こちらのナンバーです。



Phil Collinsの"Two Hearts"ですね。
自らが主演した映画
『バスター』のサントラから、
"A Groovy Kind Of Love"に続いて
2曲連続のNo.1ヒットになりましたが、
カバーだった"A Groovy..."と違い、
こちらは、Philさんのオリジナル曲で、
Philさんと、Lamont Dozerの
共作曲だったんですね。

ビデオも、82年のカバーヒット
"You Can't Hurry Love"を
思い出させるような作りですね。

そして、もう1曲の"Two Hearts"は、
さかのぼること、8年、
1981年の、このR&Bヒットです。



Stephanie Millsと、
Teddy Pendergrassとのデュエット
"Two Hearts"ですね。
Hot100では、最高位40位、R&Bでは、
3位まで上がっていたようです。

同年リリースの5枚目のアルバム
"Stephanie"からのカットで、前年の、
"Never Knew Love Like This Before"の
大ヒットのあとの勢いもあったと思いますが、
こちらも、クリーンヒットを記録しました。

この曲、イントロから、ゾクゾクする感じで、
ホント、大好きなのですが、
Stephanieは、"Never Knew...”で、
80年代お気に入りソングのほうに
登場しますので、バンドとソロの
両方で登場するアーティストを除いては、
1アーティスト1曲と決めておりますので、
"Two Hearts"は、こちらのコーナーで、
登場してもらうことにいたしました。

今週の気になる新曲2曲。

2020-07-28 10:47:08 | 最近の洋楽
今回は、現在、Adult R&Bチャートで、
ヒット中のナンバーと、
次週のチャートに入ってきそうな曲です。

すでにチェックされている方も、
多いかと思いますが、
どちらも、ブラクストン!なナンバー。

まずは、春にリリースされて、
けっこうロングヒットになっています、
Tamar Braxtonの
"Crazy Kind Of Love"です。



本人も、脇役で出演しているらしい
映画"True to the Game 2"サントラ
からのカットということなのですが、
サントラ情報が検索しても、
出て来なくて、詳細がわからんです。

曲は、Whitneyが85年にNo.1ヒットにした、
説明不要の、あの曲を
ネタ使いしておりますが、
もう、替え歌に近いレベルですね。(^^;

もう1曲は、こちらも、すでに、
5月にリリース済みのようでありますが、
もともとソングライターとして
キャリアを積んで、自らも、
シンガーとして、昨年、
初のフルアルバム"Painted"を発表、
グラミー賞にもノミネートされた
Lucky Dayeの"Shoulda"です。



その"Painted"に、新たに6曲を加えて、
Newバージョンが発売に
なっているようなのですが、
そのうちの1曲ですね。

こちらは、Toni Braxtonの、93年のヒット
"Love Shoulda Brought You Home"を
サンプリングしておりますが、
作者の童顔氏が、ボーカルで
ft.されているという
ぜいたくなナンバーであります。

童顔師匠も、わりと控えめな歌いっぷりで、
そのせいか、今っぽさと懐かしさが、
うまい感じで合わさっているような
気がいたします。

Adult R&Bチャート

80's #170

2020-07-27 10:15:02 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第170位は、ボストン出身の、
このグループの、88年の、このヒット曲です。



New Kids On The Blockの、
"Please Don't Go Girl"ですね。
(Pop #10 R&B 55)

同年リリースの2ndアルバム
"Hangin' Tough"からの1stカットで、
彼らにとっての、
初のメジャーヒットとなりました。

この曲のミュージックビデオは、
2種類ありまして、今回は、
あまり、TVなどではオンエアされない、
最初のバージョンのほうを貼ってみました。

まあ、垢ぬけないこと、この上なくて(笑)、
この少年たちが、このあと、
世界中のチャートを席巻するとは、
あまり思えない感じでありますが、
曲は、ホント、素晴らしかったですね。

作とプロデュースは、彼らを、
ビッグネームにした立役者で、
彼らの前に、New Editionを
育てたことでも有名な、
Maurice Starrでありました。

New Kidsは、4月に、stay homeな新曲
"House Party”を、Boyz II Menや
Naughty By Natureメンバー、
さらに、Jordan Sparksなどと一緒に、
リリースしておりますね。


Time Machine ~1993~

2020-07-25 20:09:31 | 懐かし洋楽
今回は、1993年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
II D Extreameの"Cry No More"です。
(Pop #48 R&B #6)



ワシントンD.C.出身の3人組、
II D Extreameが、同年にリリースした
1stアルバムからの1stカットでしたね。
Hot100入りしたのは、この曲のみ
ということになるようですが、
同アルバムからは、
Carole King & Gerry Goffin作で、
The Drtftersのヒットなどで知られる、
"Up On The Roof"のカバーが、
R&Bチャートの33位まで
上がっていたようであります。

メンバーは、曲も書いていた、
D'Extra Wileyという人に、
あのJohnny Gillの実弟、
Randy Gill、その従弟の
Jermaine Mickeyの3人で、
ちょっと、グループ名などから、
Hip-Hopテイストを強く持つ、
そんな感じを想像してしまいますが、
王道を行くボーカルグループで、
The Gap Bandの"Outstandng"の
カバーも、アルバムに収録しておりました。

残念ながら、96年に2ndアルバム
"From I Extreme II Another"を
リリースしたのが最後となっているようですね。

1993年7月24日付けのビルボードHot100
です。

1位は、オリジナルの、
最高位2位の記録を超えて、
No.1になった、あの名曲カバーです。

<1993年7月24日、何があったか?>

トム・クルーズ主演、ジョン・グリシャムの
ベストセラー小説を映画化した、
『ザ・ファーム 法律事務所』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/13737/
『ザ・ファーム 法律事務所』