probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

あのアルバム、この一曲。(33)

2022-08-21 10:51:54 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、先日の
Ashford &Simpsonの記事の時に、
DEさんの、「1985年のTop5」を
拝見いたしまして、(笑)
こちらのアルバムから、
この曲を選びました。



Tina Turnerの、84年リリースの、
大ベストセラーアルバム
"Private Dancer"の冒頭を飾る曲
"I Might Have Been Queen"ですね。

公式アップではないようなので、
消えてしまうかもしれませんが、
ライブパフォーマンス映像も。



"Private Dancer"は、US盤と、
インターナショナル盤では、
ジャケットが全く違っていたり、
US盤には、The Beatlesのカバー
"Help"が入っていなくて、
1曲少なかったりして、さらには、
シングルカットの状況も、
国によって違ったりしたのですが、
この曲は、A面1曲目ながら、どこの国でも、
シングルリリースはされていないようです。

プロデュースは、Rupert Hineで、
ヒットした"Better Be Good To Me"と同じく、
The FixxのCy Curninが、この曲でも、
バックで歌っていて、また、
93年公開の、Tinaの伝記映画
『ティナ』のサントラにも、
Newバージョンが収録されるなど、
本人も気に入っていたと思われるだけに、
シングルカットされなかったのは、
いろいろと謎でありますね。

↓93年バージョン




・Private Dancer - Tina Turner


US盤ジャケ

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1990~

2022-08-20 20:05:54 | 懐かし洋楽
今回は、1990年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
West Coast Rap All-Starsの、
"We're All in the Same Gang"です。
(Pop #35 R&B #10)



正直、このあたりは、そんなには、
ラップを聴いていなかったので、
え?こんな曲あったっけ?
という感じで、ほとんど、
覚えておりませんでしたが、
あったんですねぇ。

Dr. Dreプロデュースの元、西海岸の、
Hip-Hopアーティストたちが、
集合したナンバーで、この頃は、
まだ、N.W.A.のメンバーでありました、
Dr. Dreも、Easy-Eや、MC Renとともに、
パフォーマーのひとりとしても、
参加もしていますね。

Ice Cubeの姿はありませんが、
Cubeさんは、89年に、
N.W.A.から脱退していたみたいで、
参加していないのは、
そのせいではないかと思います。

その他のメンバー、どれくらい、
わかりますでしょうか?
"No More Lies"がヒットしていて、
Dreの奥さんでもあった、
Michel'leとか、あと、
Tone-LocやYoung MC、
Ice-TにMC Hammerあたりは、
そんなに詳しくない自分でも、
わかりましたが、他は、
はて?誰だっけ?状態ですが、
こんな面々のようです。

King Tee
Body & Soul
Def Jef
Above the Law
J.J. Fad
Digital Underground
Oaktown's 3.5.7

1990年8月18日付けのビルボードHot100
です。

1位は、あの歌姫の、
鮮烈な、あのデビュー曲です。

<1990年8月18日、何があったか?>

黒木和雄監督作品で、
原田芳雄さん主演の映画
『浪人街』が公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/40148/
『浪人街』(映画.com)

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第33回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(52)

2022-08-19 10:33:01 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、89年の7曲目は、
12月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



Belinda Carlisleの
"Leave A Right On"ですね。

同年リリースの3rdソロアルバム
"Runaway Horses"からの1stカットで、
9月の最終週に、78位でNewエントリー、
5週でTop40入りを果たして、
11週目に11位に到達しましたが、
翌週には、18位にダウンして、
Top10入りは、ならなかったようです。

あの87年のNo.1ヒット、
"Heaven Is a Place on Earth"の
流れを汲む、明るくポップなナンバーで、
もうちょっとヒットするかな?
と、当時思っておりましたが、意外にも、
Top10入りは逃しておりました。

ただ、この曲、UKチャートでは、
最高位4位を記録しているんですね。

もともと、The Go-Go's時代から、
86年のソロ1作目までは、ほとんど、
イギリスでは、ヒットが出なかった、
Belindaさんでしたが、
"Heaven Is a Place on Earth"が、
No.1になってからは、むしろ、
イギリスでの人気のほうが、
高くなっているんですよね。

本国では、セールス的に惨敗だった、
90年代に発売された3枚のアルバムも、
Top10、もしくは、Top20に入るヒットを、
いずれも記録しております。

Belindaさん、近影は、また、
かなり、ほっそりされておりますが、
Facebookも、頻繁に更新していて、
お元気みたいですね。
Natalie Imbrugliaとの写真もあります。

https://www.facebook.com/BelindaCarlisleOfficial

1989年12月9日付けのビルボードHot100です。

1位は、その歌詞にビックリさせられた、
あのシンガーの、あの名曲です。

※次回は、Time Machineです。

なんとなくAOR (#7 おしゃれな邦題)

2022-08-18 10:52:59 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、第7回は、
けっこう、洋楽の楽曲の邦題って、
へっ??となってしまう曲が多くて、
それだけで、一晩語れそうな、
よく、ネタになる話なのですが、
そんな中でも、これは、
けっこう、粋な邦題では?
と思う曲を、2曲選んでみました。

まずは、この曲。



ソングライターとして、
Dr.Hookの80年のTop40ヒット
"Girls Can Get It"などを書いたり、
CMのジングルなども作っていたらしい、
ペンシルベニア出身のSSW、
Leslie Pearlの、シンガーとしては、
唯一のTop40ヒットで、82年に、
28位まで上昇していました、
"If the Love Fits Wear It"ですね。
ミュージックビデオなどは、
長年探しているのですが、
まだ、一度も観たことがありません。

同年リリースの2ndアルバム
"Words & Music"からのカットだった、
この曲の邦題は『おしゃれな関係』でしたね。

ファッションを想起させる単語、
fitとwearがタイトルに使われていて、
そこから、「おしゃれ」という
言葉が出てきたと思うのですが、
なかなか、いいですよね。

歌詞のほうは、もし、その恋が、
フィットしていると思うなら、
ずっと身に着けていて、
合わないと思ったら、さっさと、
脱ぎ捨てましょう、というようなことが
歌われているみたいです。

そして、もう1曲は、
1980年、日本でも大ヒットした
あのアルバムからのカットでした、
こちらのアーティストの、この曲です。



George Bensonの"Love × Love"ですね。
アルバム"Give Me The Night"から、
大ヒットした、タイトル曲に続く、
2ndシングルで、Hot100では61位、
R&Bチャートでは9位を記録していました。



プロデュースは、もちろん、
Quincy Jonesで、作者も、
"Give Me The Night"と同じ,
Rod Tempertonでした。

×(かける)を英語で何て言うかは、
Ed Sheeranのアルバムタイトルで、
学びましたが、ここでは、
timesって言ってますね。

multiplyでは、メロディーに
乗せにくいから、timesのほうに
しているのでしょうが、どちらも、
普通に、よく使われているらしいです。

で、こちらの曲の邦題は、
『愛の幾何学』でしたね。

タイトルが、答えが見えない
数式になっている感じから、
「幾何学」を思いついたセンスがステキ。
でも、どうも、歌詞のほうは、
そんなに深いことは歌ってなくて、
愛が二乗になれば、さらに、
一晩中盛り上がるぜ!
みたいな感じのようです。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、89年の7曲目です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-08-16 20:02:15 | 最近の洋楽
今回は、Triple Aチャートに、
おそらく入ってくるであろう、
そんな2曲です。どちらも、
9月にアルバムが出るみたいですね。

まずは、Julian Lennonの新曲
"Lucky Ones"です。



来月出るアルバム"Jude"っていうんですね。
The Beatles世代でない自分でも、
ちょっと、ドキっとするタイトルであります。

Julianも、来年、還暦なんですね。
まだまだ、声のほうは、
よく出ていますね。

そして、もう1曲は、来月、
"Cool It Down"というNewアルバムが、
出るようであります、
Yeah Yeah Yeahsの新曲"Burning"です。



アルバムは、9年ぶりになるんですね。
代表曲"Maps"からは、来年で、
20年になるっていうのですから、
なんともはや...。

※次回は、なんとなくAOR第7回です。