Time Machine ～1986～

今回は、1986年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Mike + The Mechanicsの
"Taken In"です。（Pop #32）



Genesisのギタリストでベーシスト、
Mike Rutherfordが、
Genesisでの活動と並行させる形で、
始めたサイドプロジェクト
Mike + The Mechanicsの、
同年リリースの1stアルバム
"Mike + The Mechanics"からの
3枚目のシングルでした。

1stシングル"Silent Running"と
2ndシングル"All I Need Is Miracle"、
さらには、89年リリースの
2枚目のアルバム"Living Years"から、
"The Living Years"が、いずれも、
大ヒットしましたので、
それらの曲と比べると、
かなり印象薄なナンバーですが、
自分は、やや耳タコな3曲より、
さりげない曲調が、逆に耳に残る、
この曲が好きだったりします。

Mike + The Mechanicsは、
他のメンバーも、Paul Carrackさんなど、
バンドやソロ活動で、実績があった人が、
集められたグループでしたが、
この曲でリードボーカルをとっていた、
Paul Youngさんも、79年のUKヒット
"My Oh My"や"Every Day Hurts"などで
知られたバンド、Sad Caféの
ボーカルとして知られた人でした。

（もちろん、"Every Time..."の人とは別人）

ただ、残念ながら、2000年に、
53才の若さで、世を去っているんですよね。
Paul Carrackさんも、現在のバンドには、
参加していないようなので、この時代の、
2枚看板は不在でありますが、
"Cuddly Toy"のヒットで知られる、
Roachfordこと、Andrew Roachfordさんを
ボーカルに迎えたりして、
活動中でありまして、
2017年リリースのアルバム"Let Me Fly"と、
2019年の"Out Of The Blue"は、
どちらも、UKチャートでは、
Top10入りするヒットになっていたようです。

1986年8月9日付けのビルボードHot100
です。

1位は、ちょっと前の記事にも登場した、
あのシンガーの、あの名曲です。

＜1986年8月9日、何があったか？＞

サントラも話題になった、
Sylvester Stallone主演映画
『コブラ』が日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/12129/
『コブラ』（映画.com）

※次回は、同名異曲です。