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なんとなくAOR (#7 おしゃれな邦題)

2022-08-18 10:52:59 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、第7回は、
けっこう、洋楽の楽曲の邦題って、
へっ??となってしまう曲が多くて、
それだけで、一晩語れそうな、
よく、ネタになる話なのですが、
そんな中でも、これは、
けっこう、粋な邦題では?
と思う曲を、2曲選んでみました。

まずは、この曲。



ソングライターとして、
Dr.Hookの80年のTop40ヒット
"Girls Can Get It"などを書いたり、
CMのジングルなども作っていたらしい、
ペンシルベニア出身のSSW、
Leslie Pearlの、シンガーとしては、
唯一のTop40ヒットで、82年に、
28位まで上昇していました、
"If the Love Fits Wear It"ですね。
ミュージックビデオなどは、
長年探しているのですが、
まだ、一度も観たことがありません。

同年リリースの2ndアルバム
"Words & Music"からのカットだった、
この曲の邦題は『おしゃれな関係』でしたね。

ファッションを想起させる単語、
fitとwearがタイトルに使われていて、
そこから、「おしゃれ」という
言葉が出てきたと思うのですが、
なかなか、いいですよね。

歌詞のほうは、もし、その恋が、
フィットしていると思うなら、
ずっと身に着けていて、
合わないと思ったら、さっさと、
脱ぎ捨てましょう、というようなことが
歌われているみたいです。

そして、もう1曲は、
1980年、日本でも大ヒットした
あのアルバムからのカットでした、
こちらのアーティストの、この曲です。



George Bensonの"Love × Love"ですね。
アルバム"Give Me The Night"から、
大ヒットした、タイトル曲に続く、
2ndシングルで、Hot100では61位、
R&Bチャートでは9位を記録していました。



プロデュースは、もちろん、
Quincy Jonesで、作者も、
"Give Me The Night"と同じ,
Rod Tempertonでした。

×(かける)を英語で何て言うかは、
Ed Sheeranのアルバムタイトルで、
学びましたが、ここでは、
timesって言ってますね。

multiplyでは、メロディーに
乗せにくいから、timesのほうに
しているのでしょうが、どちらも、
普通に、よく使われているらしいです。

で、こちらの曲の邦題は、
『愛の幾何学』でしたね。

タイトルが、答えが見えない
数式になっている感じから、
「幾何学」を思いついたセンスがステキ。
でも、どうも、歌詞のほうは、
そんなに深いことは歌ってなくて、
愛が二乗になれば、さらに、
一晩中盛り上がるぜ!
みたいな感じのようです。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、89年の7曲目です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おしゃれ (DE)
2022-08-24 18:15:37
おしゃれ~って何かあったなあと
考えていたらこの記事がこんなに後ろに。
更新の早さについていけましぇーん(笑)

おしゃれフリークはまあ有名として、他に
おしゃれ専科っていうのがありました。
しかし曲名じゃなかった。Patrice Rushenの
アルバム名ですね。
パトリース邦題はけっこう凝ってますね。
Leslie Pearlは今聞くとけっこうラフな作りですね。
日本のシティ・サウンドみたいな感じ。
ベンソンは隙のないクインシー・サウンドで
やっぱり最高です。
返信する
ついてきてくらはい。(^^;) (maki)
2022-08-25 20:29:30
「おしゃれ専科」の原題は、
"Posh"でしたっけね。
上流階級っていう意味らしいですが。(^^;)

"Forger Me Nots"が入っていたアルバムは、
「ハート泥棒」でしたよね。
これはリアルタイムだったので、
よく覚えております。

Leslie Pearlの曲、それこそ、
日本語カバーでもしたら、
よさげな曲ですよね。

Bensonさんは、近日、
また別のコーナーで、
登場していただく予定です♪
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