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(新コーナー)The Artist : The First & The Final Hit (#1 Karen Carpenter )

2020-02-04 10:52:37 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
サントラコーナーを終了させていただきましたので、
それに替わる新コーナーをスタートいたします。

ことしに入ってからも、内外から、
訃報が届いていて、さびしい限りですが、
まあ、自分自身も、いつ、あっちへ行くかわからない、
そんなお年頃になって来ましたので、(笑)
自身のリスナー遍歴を振り返ることを兼ねて、
すでに、天国へ旅立ってしまったアーティストたちが、
最初に、ビルボードのHot100入りさせた曲と、
生前最後にHot100入りさせた曲をピックアップして、
それぞれのアーティストたちの活躍を、
かなり乱暴ではありますが、ざっくりと振り返りたいと思います。

というわけで、第1回目は、
本日、2月4日が、没後37年目の命日でもあります、
The CarpentersのKaren Carpenterです。
来月3日がお誕生日で、存命だったら、
ことし、70才になっていたんですねぇ。

Karenさんの訃報は、TV番組を見ていて、
ニュース速報のような形で知ったのを覚えていますね。
83年のことで、人気は絶頂期ではなかったですが、
81年に、”Made In America"という、
ステキなアルバムをリリースしていたあとでしたし、拒食症なんていう、
当時は、まだ聞きなれない名前に病になっていたことも知りませんでしたので、
たいへんショックな知らせでありました。

Karenさんは、ソロ名義のアルバムも発表していますが、
いずれも、亡くなったあとのリリースですので、
ここでは、The Carpentersの、最初のチャートイン曲と、
最後のチャートイン曲をピックアップさせていただきました。

まずは、ファーストヒット。



これは有名ですが、The Beatlesの1965年のNo,1ヒット
"Ticket To Ride"(涙の乗車券)のカバーでしたね。
The Carpenter名義のデビューシングルということになるようですが、
大ヒットには至らず、69年、Hot100での最高位は54位止まりだったようです。

この翌年、"(They Long to Be) Close to You" がNo.1ヒットとなって、
その後の70年代の大活躍につながっていったんですね。

そして、Karenさんの生前最後のThe CarpentersのHot100入り曲は、
アルバム”Made In America"から、アメリカでは最後のカットになった、
こちらのナンバーでした。



The Marvelettesの62年のヒット曲"Beechwood 4-5789"のカバーで、
Hot100での最高位は74位。邦題は『恋のビーチウッド』でしたね。
アメリカでは、"Touch Me When We're Dancing"が最初のシングルとなって、
最後のTop40入りも果たしていたのですが、
日本では、この『恋のビーチウッド』のほうが、
1stシングルに選ばれて、ラジオでも、よくかかっていましたね。

"Beechwood 4-5789"の作者にひとりには、
なんと、あのMarvin Gayeも名前を連ねておりまして、
The Marvelettesバージョンでは、
そのMarvinが、ドラムも叩いていたようであります。