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Time Machine ~1985~

2020-02-01 10:45:15 | 懐かし洋楽
今回は、1985年の今ごろチャートインしていた曲、
Eugene Wildeの"Gotta Get You Home Tonight"です。
(Pop #83 R&B #1)



70年代後半から、ファミリーグループなどで、キャリアを積んでいた、
マイアミ出身のSSWが、84年にリリースした1stアルバム
"Eugene Wilde"からのリードシングルで、自身最大のヒット。
Hot100では、83位までしか上がらなかったのですが、
R&Bチャートでは、堂々のNo,1、
また、UKチャートでも、Top20入りするヒットになっていて、
80年代中期を代表する、ソウルクラシックになっていますね。

90年代には、Foxy Brownが、自身のヒット
"Get Me Home"でサンプリングしたことにより、
以降、Hip-Hopの定番ネタ使い曲としても人気になりました。

Eugene Wildeは、90年代以降は、
シンガーとしてより、ソングライターや、
プロデューサーとしての仕事に重きを置いたのか、
アルバムのリリースは、92年の"How About Tonight"を最後になくなり、
実の妹さんでもある、Dee Dee Wildeのアルバムをプロデュースしたり、
Backstreet Boysや、Britney Spearsなど、
ちょっと意外なアーティストたちに、曲を提供したりしていました。

Backstreet Boysの、USチャートでの初のTop40ヒットでもある、
95年のシングル"I'll Never Break Your Heart"は、
Albert Mannoという人との共作ですが、
Eugene Wildeが作者なんですね。

また、シンガーとしては、2011年に、配信のみだったようですが、
久々のアルバム"Get Comfortable...”をリリースしていますね。
アルバム1曲目の"Comfortable"は、クレジットは見ていないのですが、
”Gotta Get You Home Tonight"がヒットしていたころ、
いろいろ言われたりもした、Marvin Gayeの"Sexual Healing"を
サンプリング使用していたようです。



1985年2月2日付けのビルボード誌です。

1位は、Mariahさんもカバーした、あの名曲です。