パリスくんの画像はお便りの下にあります
まいぱんままさま tenさま
こんにちわ。お元気でいらっしゃいますか?
早いもので、また1年が経ちました。毎年この時期になるとパリスの報告をして、そしてまた何も便りをしないで次の年にひょっこりと思い出したようにメールする。勝手な人だなとお思いでしょうが、今年も懲りずに報告をさせていただきます(笑)。
パリスがなんとか15才の誕生日を迎えることができました。「なんとか」と言いますのは一昨年から弱ってきた後ろ足が去年はまだ歩いてはいたものの、日を追うごとにゆっくりゆっくりになり、今年の2月でとうとうお散歩にも行けなくなってしまいました。3月からはうちの中で辛うじて動いてはいましたが、あっという間に「寝たきり」になってしまい、以後3ヶ月、まったくの寝たきり老犬になってしまったんです。
あんなに好きだったお散歩。あんなにたくさんいたお友達。でもいい季節になってきたこの新緑のときにパリスはもう外に出られなくなってしまいました。かわいそうに、生まれて14年余り、人にもワンコにも決して吠えなかったパリスが、自分はどうして歩けなくなってしまったんだろう?ともどかしいのか、情けないのか、毎日ピーピー、キャンキャン鳴いてばかりいる子になってしまいました。これまで「パリスちゃんが鳴くのは聞いたことがない、どんな声で吠えるの?」とみんなに言われていたパリスが、です。もどかしさ、不安、動けない苛立ち・・・いろいろあるんでしょう。
夜泣きだけでなく、昼間も事あるごとに鳴くんで、かかりつけのお医者さまに相談しました。食欲はあるし、どこか痛いとか、つらいとか、そういうことはないようですので、これは年齢から言ってしょうがないこと。よく眠れるように睡眠導入剤(いわゆる睡眠薬)を処方しますので、様子を見ながら与えていってあげて下さい、と言われました。
以来、毎日2回、クスリを飲んでは寝て、一日に4回か5回食べ、そしてまた寝る。ウンチもオシッコもベッドに敷いたオネショシーツに寝たまま出して、私たちに取り換えてもらいます。(もうずっと1年半ほど一階の茶の間にパリスと私たち夫婦の同居生活が続いています。)
そうした「老老介護」の生活ですから、もうずっと夫婦一緒に外出することはなくなり、「パリスを置いてお留守番をさせる」なんていうことはなくなりました。
夜中に起こされることもしばしばで寝不足になることもありますが、こちらも毎日が日曜日の生活。のんびり、気楽に・・・と焦らずにやっています。
そして思うことはただ一つ。パリスが痛がったり、つらがったりすることさえなければ、好きなものを食べ、撫でてもらって、ゆっくり寝ること。一日でも長く生きてほしいということです。何と言ってもパリスは私たち家族の大事な大事なおぼっちゃま、生き甲斐ですから、とにかく長生きをしてほしい。ただただそう願うばかりです。
食欲があるうちは大丈夫だと言われます。食べてもこれまでのように身につかずに全部排泄されてしまうのか、一時は22㎏近くあった体重が今は18~19㎏ぐらい。あばら骨が出て腰の骨が触ってもはっきりと出ているのがわかるほど骨ばってきました。でもちゃんと食べるし、好きなものは変わりません。「食べ物命」は変わらないようです(笑)し、見た目は昔の顔のまんまで、みんなから「若い」と言われます(親バカ) (笑)。
ありがたいことにパリスのお友達がときどき顔を見に遊びに来てくれるので、玄関に連れて行ってご対面させてあげると、やっぱりうれしいんでしょう、なつかしそうにしています。
最近の写真を添付しますので、ご覧になって下さい。
それではまた。パリスの父親
3月14日 テラスでお風呂に入れてもらって気持ちよかったよ
4月18日 天気がいいので日向ぼっこ
5月20日 お誕生日のご馳走はお赤飯と苺のショートケーキ
5月27日 仲良しの安寿ちゃんがお見舞いに来てくれたよ
パリスのパパさん
今年も愛情いっぱいのお便りをありがとうございます!
ちょうどパリスくん、どうしてるかな?って思っていたところでした~
パリスくん、お散歩大好きだったのに、歩けなくなってしまったんですね。自分はなぜか分からないから、もどかしいですよね。でもずーっとパパとママとお茶の間で一緒にいて、お世話してもらえるなんて、パリスくんは、やっぱり、パリス王子だ ♪
パリスくん、お散歩はできなくなってしまったけれど、お友だちが会いに来てくれるし、パパとママに変わることなく愛されて、しあわせ(ハート15個でーす)
お空のさくらママさん、tenさんはじめ、応援している方たちの思いも込めて
パリスくん、15歳のお誕生日おめでとう! (まいぱんまま)
*パリスパパさんへのメールが、どういうわけか戻ってきてしまいます。お便りありがとうございます、うれしいですと、ここでお伝えしておきますね。パリスくんは大きいから、お世話が大変でしょうが、どうぞ、お体を大切に。ママさんにも、よろしくお伝えくださいね。
お友達が 訪ねてきてくれたり、パパさん、ママさんが いつも一緒にいてくれるのも 嬉しいね。
お散歩の代わりに たくさん 撫で撫でしてもらってね。