まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

白樺の樹液

2016年03月19日 | 植物
これは白樺の樹液(北海道産)です。



白樺の樹液はソ連時代、1カップ8コペイカ(10円?もっと安い?)くらいで、もっとも安価な飲み物だったのですが、今はペプシとかコーラとかに押されて、すっかり人気がなくなってしまったそうです。
それでソ連時代に使われていた3リットル容器は姿を消したとか。

のロシアで白樺の樹液は春分を過ぎると動きはじめ、幹を上へと向かって盛んに流れ、小さな葉の開く4月後半に流れは止まります。その間に樹液は採取されます。

白樺樹液の画像は ここ

ダーチャの庭に白樺をうえれば、自家製の樹液を採取できます。
幹に穴をあけ、管を挿めば、樹液が出て来るので、容器で受けます。木に負担をかけないように直径20センチ以上のものを選ぶこととあります。一昼夜で1リットルは採れるそうです。
かんたんで誰にもできるので、動画がたくさんUPされています

一昔前は冬にビタミン不足で壊血病にかかる人が多かったので、白樺樹液は春先のビタミン源として必要不可欠でした。
薬効もあって、日本では抗酸化作用があると宣伝されてますね。

画像の樹液は180ミリで300円弱。一般的でないから、値段はこんなものでしょうか。
味は上品です。
あらら、宣伝しちゃいましたね。





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2 コメント

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白樺の樹液ですか。 (こまこ)
2016-03-21 20:12:58
「ここ」の写真で見たら、すごい。木から直接液が採れるんですね。それもバケツとかにいっぱい。ロシアの人はこれを飲んでビタミンや栄養をとっていたのね。薬効もあるのね。それが日本でも買えるんだ。買ってみようかな。
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採取してみたいですね (まいぱんまま)
2016-03-21 23:53:57
白樺は北国でないとすぐに成長して、老いるのが早いから、寿命が短いってKさんに昔教えてもらいましたね。
厳しい寒さを経て春に活動を始めた樹液は、需要がありそうですよね。木にくくったガラスびんなんかで集めるところが、またいいですよね。
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