先日、絵本・児童文学サークルAIYAの合評会をメールでしました。本当だったら、5月に秋田で集まって開催予定だったけど、このたびの新型コロナウイルス感染防止のため、メールでのやりとりをしました。
秋田の方が中心ですが、盛岡からちばるりこさん、横浜のふくだのりこさんも参加。30枚までという限定で、私も幼年童話を出しました。
小児科医の井嶋敦子さんは、「コロナくんどうなるの?」という作品を出され、これを急遽、紙芝居として、自作、ブログで公開し、個人での使用に限り、自由にダウンロードできるようにされるという、こともあり。
合評会は、皆同じレベルではなく、長く書いている方、すでに出版している方と、まだ書き始めてまもない方が、対等に読みあえる場です。ただ、私は主催者として、皆さんに、私の経験をふまえ、アドバイスをさせていただきました。
みんな、書ける! まだ、自分の中にあるイメージを、読者にわかりやすく伝える術を身につけてない方の作品も、でも、「何かある」と思わせてくれました。これからが楽しみです。
さて、そんな中、私の作品にも、忌憚のないご意見をいただき、感謝。また改稿し、いつか本にしたいと思います。『木があつまれば、なんになる?』もそうなのですが、日常からファンタジーへ移行します。今回の作品も、最後のほうが、そうでした。それに対して、唐突というご意見もあれば(やっぱりなあ笑)、ここだけ別世界に行ったっていうことですよね! と念を押してこられたかたも。それを読んで、むむ? そうか、主人公は別世界に行っているのか? と思ったのです。描いていて、その意識がなかったんですよ。
『木が~』は、公園の中がジャングルになります。それって、つまり別世界になっているってこと……か。
なんか、でも「別世界」といわれると、違う気がして……。自分の作品なのに、とまどってしまいました。
こんなことが起こるから、おもしろい。いや、おもしろがっている場合じゃない。ちゃんと考えなくちゃと思っているところです。
別世界への入り口っぽい笑
この階段をモデルに一作、絵本テキストを書きましたが・・・。寝ています笑。