fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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Information

『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『頭がよくなる10の力を伸ばすお話』(加藤純子監修ーPHP研究所)

2013年09月14日 | 自作紹介

                       3才~低学年向け

 増刷のお知らせをいただきました。実はこの本、本屋さんにはなく、アマゾンなどでも購入できないので、PHPのHPからしか手に入らないのかなと思っていました。どうも、これまでは関西方面にしか出回っていなかったようです。(京都のPHPで作られた本なのです)今後関東にも出ると思います、とのことでした。本屋さんに並ぶと嬉しいのですが。

 私は、「ふしぎな本屋さん」「むにゃむにゃたろべえ」「カラスはなぜ感電しない?」「あかとんぼ(新美南吉・再話)」「俳句をよもう」の5編作品を書かせていただいています。やさしさ、社交性、コミュニケーション、想像力、など10の力を伸ばすお話が、楽しみながら読むことができます。


西瓜がじぇじぇじぇ

2013年09月13日 | 日記

 「あまちゃん」、とうとう震災後に突入しましたね。ものを書いている限り、そして震災時岩手にいたものとして、震災を避け続けるわけにはいかないとも思っています。体力なくボランティアもしていませんし。書いたものが日の目を見なくても、それが自分にとっての鎮魂。(なんて書くと言い訳がましいか……)

 岩手のお隣のあいている畑では、最近見慣れない方が働いていて、ちょっとお話をしたところ、沿岸で被災し、全てを失い息子のところに去年来た。することもないので、畑を借りることにした、ということでした。つい震災の話をしていたところ、途中で「思い出したくない」とつぶやかれ、申し訳なかったです。ホントに身近にいらっしゃるのです。 

 さて、じぇじぇじぇとなった話は……。岩手から東京に来て2週間たった先日、親類から電話がありました。家に寄ってみたところ、仏壇で西瓜が腐って、その水でびしゃびしゃ状態ったとのこと。がーん。私、仏壇に畑に成っていた小さな西瓜を供えたまま帰ってきていたのです。なんとなく西瓜って、ずっと大丈夫な感じがして、(一個まるごとだし。中が食べられなくなっても、まあという感覚) 

 ひたすらバカです。小さいとき、ミカンが好きで好きで、でも冬しか食べられないのがいやで、こっそり鞄にしまっていて夏に食べようなんてことをして、カビの塊になっていたのを発見したことがありましたっけ。それを思い出しました。って、今いくつだよってことですよね。

    クスン(これは8月の畑)

 どじょうさんの日記にも、西瓜の収穫が載っていました。西瓜って、ね、秋でしょ。

 


ブルーベリービール

2013年09月12日 | 日記

            

 地ビールということで、コンビニで売っていました。男の子は新撰組コスプレ少年。日野は梨園やブルーベリー農園のあるところ。今年はブルーベリー摘み、行かないでしまったけど、新鮮なブルーベリーが食べられます。

 うーん。変な味(小さな声で)


栗むし羊羹on器

2013年09月11日 | 日記

 伊豆の栗むし羊羹。おいしかったです。たまたま伊豆ですが、先日の合宿で買ってきたわけではなく、いただいていました。

    

 ところで、これ普通の白いお皿ですが、私の作です。って、このブログ、陶芸家の方がご覧下さっているので、ホント恥ずかしいです。ろくろで小さな皿を作ったのはいいのですが、分厚い。釉薬は、秋田小町の糠と秋田杉だそうです。写真よりもっと灰色っぽいというか、暖かみのある色合い。これだと、まったくわかりませんね。

 この釉薬を作るのが、大変なわけで、私のようにちょこちょこっとやってみる的なもんは、ただそれだけ、とわかっていますが、体験は体験として楽しい。陶芸一筋の方たちのすごさがわかるし。

 そう、土と火に魅入られている方たち。深い世界だと思います。そして主宰の小鹿田(おんた)焼きを詠んだ句に対して、短い文章を書いたのがあったなあと思い、ファイルからコピーしました。もしかしたら以前もアップしたかな? 

   小鹿田焼櫛目するどく神旅に  辻 桃子
 竈には荒神様が、田には田の神様(かんさん)が、トイレにはトイレの神様が? というのが日本。原子力発電所を建てるときでさえ、地の神を鎮めるべく地鎮祭を行っていた。同じ号の桃夭集に《炉火焚くや韓よりきたる神祀り》とあるように、隣国からは陶師達が韓の神を伴い日本に渡ってきたのだから、神は多彩だ。
 さて焼き物は地から生み出され、いずれ時を経て地にかえる。しかし人が放った放射能がその地を汚し続けている今、掲句の櫛目の鋭さは写生であるが、心情としての引っ掻き傷とも感じ取れる。
 神無月には韓の神もまた出雲へ行き、国際交流をしているのだろうか。そして二〇一一年、神々は出雲でどんな会議を開いたのだろう。轆轤で土を器に盛り上げる陶師も、見つめる俳人も、その様は祈る姿に似ている。俳人は祈るがごとく言の葉を吐き続けるしかなく、辻桃子の「自然に帰依している」という言葉が思い出される。         北柳あぶみ
        (「童子」二〇一二年三月号「桃夭集」より)

                                  (*「童子」に掲載された文章です。)

 神立つや校庭にまだ瓦礫積み     あぶみ  『だだすこ』より

 


『だだすこ』ありがとうございました2

2013年09月10日 | あいさつ

    川天使空間 (秋田の小児科Aさん)、どじょう日記(牛飼いのDさん)、句集『だだすこ』の感想を、ありがとうございました。

 そして何人かの方に、購入するには? と聞かれました。こちらに関しては、申し訳ありませんが書店、ネットでの流通はありません。ただ童子吟社からの購入はできます。HPの関連図書の一番下にいずれ載ると思いますが、今でも可です。定価1000円+送料160円がかかります。お申し込みは、ファックス、あるいは左のブックマーク「童子」のHPから、入会案内に行っていただけたら、メールアドレスがありますので、そちらからでもOKです。

 ですが、私の知り合いの方の場合は、直接私へご連絡くださいね。(←これ、ホントにご遠慮なく)

         

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 また、先日ご案内をした季節風大会ですが、ファンタジー分科会は、定員に達したため締め切りました。みなさん、必死に取り組んでいることでしょう。世話人2人も、作品を出します。どうぞよろしくお願いいたします。


Be子どもと本・合宿

2013年09月09日 | 日記

 書いたものを人に手渡すということ。手渡して楽しんでもらえる作品であるべきこと。書くということと、読んでもらうということを改めて考えることができました。

           休憩中

 すでに出版が決まっているという作品もあり、本になるのが楽しみです。それに対しても、みなさん忌憚のない意見をいい、作者はそれを真剣に聞き、メモっています。原稿とどこがどう変わって世に出るか、どんな装幀になるのか、ワクワク。他の方の作品も、きっとブラッシュアップして、形になるのが出てくるのだろうな。私が出したものは、ちょっと直すというだけではムリなので、また何年もかけたいと思っています。本当にいろいろたくさんご意見をいただけました。

 

 伊豆のペンションホライズンは、高台にあり窓から海が見えます。なにより嬉しいのは、平日ということもあり、貸切にしていただけたこと。そして、食事がおいしいことです。伊豆特産の金目鯛の煮付けがとくに嬉しい。


案山子

2013年09月08日 | 日記

            

 東京の自宅近くの田んぼです。実は岩手の田んぼでは、案山子を見かけません。

 稲穂の垂れ具合も、やはりこっちのほうが早いです。案山子は他にもいるので、またご紹介しますね。(日中、暑くて散歩もしていない)


ありがとうございました。

2013年09月07日 | あいさつ

 句集『だだすこ』を読んでいただいて、たくさんの方から早速、メッセージやお手紙(中には筆文字のお手紙も!)やメールや電話やお葉書や、いただいております。ホントにありがたいです。

 ご自分のブログで紹介くださった方もいらっしゃいます。

 ・〈まったりと自由な俳句しませんか〉「童子」会員、百目鬼強さん。丁寧に読んでくださり、ありがとうございます。関西在住の方。これから評論の分野でも頑張られるのでは? と内心期待をしております。

 ・森川成美の創作日記・「季節風」の友人である作家森川成美さん. 私にとっては、よき友人であるとともに、ときには厳しく作品を批評してくださるありがたい存在。厚木カルチャーで、俳句講師をしていたときは、一年間通ってきてもくださいました。(もちろんご自身の筆力を高めるため)。新進作家として、ばく進中です。ブログ記事内、ノンシャランとしているという私自身の描写には、笑いました。(確かに)

 他にもフェイスブックでの紹介をしてくださった、作家の三野誠子さん。ツイッターでつぶやいてくださった佐々木ひとみさん、私自身はツイッター、フェイスブックはやっていないのですがありがとうございます。

 いただいたおお言葉の一言一言がありがたく、宝物です。

  

 ただ、先日ご紹介した『海のむこう』の土山さんから、亡き後藤竜二さんに「活字にしたら読んだ人100人から批判されると思え」と言われていたということをお聞きして。そうだ、私もその覚悟を。と思ったりもしています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

それにしても、こうして、珠のような言葉を直接ではなくともいただけるのですから、人との関係こそ、大事にしていかなくては。


緑の中の小さな彫刻展 vol.2

2013年09月06日 | 日記

 2013、9、7~ 9、28  ギャラリー華 港区南麻布5-1-5 にて開催されます。(日・水・祝 休館)(いただいた葉書は、お名前だけだったので、アップなしです)

 明日からですね。

 16名の彫刻家によるグループ展。句集「だだすこ」のカバーイラストの作者峯田敏郎先生の彫刻も展示させます。私も会期中に行こうと思っております。おそらく小品なのではないかと予想。ギャラリーのHPを見ると、麻布という都会のど真ん中にあって、緑あふれた庭のあるところのよう。楽しみです。

 お近くにおいでの方、興味のある方、ぜひ、お出かけください。

 この家も緑の中だ。

 さて、今日明日は、伊豆のペンションを貸し切って、児童文学の合評会です。15人中3分の2は、何冊も著作を持つ作家。この一週間は貴重な生原稿に埋もれていました。うまいなあと思って、プロなんだからあたりまえと頭が垂れます。プロっていうのはこういうものなんだと、襟を正す思いでした。胸を借り、厳しいお言葉をいただいてきます。


『海のむこう』(土山優・文/小泉るみ子・絵)-新日本出版社

2013年09月04日 | 本の紹介

              海のむこう 絵本

 長い冬をふぶきにとじこめられながら、少女はいつも海を見つめていた……。(カバーより)

 絵本という短い言葉の力強さ。それは俳句と似ていて、また違う。絵とともにまっすぐ読むものに届きます。絵本とは、子どものためのものですが、大人にとっても心の奥にある気持ちをすくいとってくれるもの。

 少女のは、コタンの浜の見える崖の上にあります。冬には玄関の戸がしばれて(凍って)あかなくなり、かあさんがやかんのお湯をかけて、戸を開けたりするようなそんな場所。三日間もふぶきに閉じこめられるような暮らし。そんな中で家族は春を待ち、海の向こうに思いを馳せます。

 土山さんは、季節風の会員ですが、姉御というか、屋台骨というか、とにかくなくてはならない方。亡き後藤竜二さんとはまるで男同士のように言い合いをしたというエピソードを何度聞いたことでしょうか。書評を書くかたと思っていたのに、こんなすばらしい絵本を出されたのですから、拍手喝采です。

 どのページも、どのページも、絵と言葉とがすばらしいハーモニーを奏でています。ロングセラーになり、読み継がれていってほしいと思いました。

 土山さん、おめでとうございます。そして、これからもどうぞよろしく! 


「季節風」2013年 夏号、そして季節風大会

2013年09月03日 | 日記

 年に一度の大会。申し込みが始まっています。

◆日 時:10月26日(土)12:00~13:00 受付
             13:00~13:30 季節風総会(非会員の方もどうぞ傍聴してください)
             13:30~18:30 分科会(合評会)
             18:30~    夕食・懇談会(懇談会のみの参加も可)
     10月27日(日) 9:00~14:00 分科会・昼食
             14:00~15:00 全体会・解散

◆場 所:鳳明館(森川別館)東京都文京区本郷6-23-5(地図)電話 03-3811-8171

(注)鳳明館は本館と別館が2つあり、それぞれ離れています。大会は森川別館ですのでご注意ください。

◆分科会(作品合評会)   ★は世話人(進行) 分科会名をクリックすると呼びかけ文が出ます。
 A・はじめの一歩       ★工藤純子・イノウエミホコ
 B・ファンタジー       ★森川成美・おおぎやなぎちか
 C・楽天性          ★高橋秀雄・開人
 D・なんでもあり       ★八束澄子・北原未夏子
 E・物語           ☆あさのあつこ・いとうみく(定員に達したため締め切ります)
 F・一緒に学ぼう       ★楠章子・宮下恵茉
 G・ナンセンス・ファンタジー ★吉田純子・加藤一美
 H・名無しの分科会      ★佐野久子・飯田朋子
 I・愛の物語         ★越水利江子・土山優
 J・そこが知りたい      ★高橋うらら

(注)いずれの分科会も先着順10名ほどで〆切ります。会員が優先されますのでご了承ください。

◆参加費
               会員        非会員
a 宿泊両日(一泊二食付き) 12,000円      14,000円
b 通い両日          6,000円       7,000円
c 26日のみ         4,000円       5,000円
d 27日のみ         4,000円       5,000円

注1 b、cに申し込みの方……夕食を希望される場合はプラス4,000円。(夕食持ち込み可)
   aに申し込みの方……… 4,5人の相部屋となります。
注2 2011年度より会場が変更になり、会場費・宿泊費ともに値上がりしたため、参加費も値上げいたしました。どうぞご了承ください。

 私と森川成美さんが世話人をつとめることになったファンタジー分科会。正式な申し込みはまだですが、幅広く活躍されている作家のAさんも1日だけいらしてくださるそうです。

 参加の皆さんへは締め切り後、森川さんからメールが届くと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、「季節風」2013年 夏号が、とっくに届いていたのですが、ご紹介が遅れていました。今号で好きだったのが、草香恭子さんの「イヤんなっちゃう二年生」。二年生になったばかりの女の子の様子が、うんうん、とうなずきたくなる描写で描かれています。「てまり物語2 小さな木」(松 弥龍)は、連作の2作目。「季節風」でこのような形で連作になったものは、後々単行本になるケースが多いので、期待大です。(今年児童文学者協会新人賞受賞の『糸子の体重計』ーいとうみく・童心社しかり)

 私は、「綿密な言葉のつながり」として、『天のシーソー』(安東みきえ・ポプラピュアフル文庫)の書評を書かせていただきました。

  

 写真は、全く関係なく、お盆のとき家の片付けをして出た大量のゴミを、清掃局に直接持ち込んだとき、いたトラくん。ちょっと見は、まるで本物。


カバーイラスト

2013年09月02日 | 日記

             句集『だだすこ』     

 句集『だだすこ』のカバーイラストは、彫刻家峯田敏郎先生のリトグラフを使用させていただきました。昔私が学生だったころ、(何十年も前……)先生はよく学生をモデルにデッサンをしたり、彫塑を作成したりされていました。私も一度だけモデルになり、それがこのリトグラフになったわけです。一枚いただいたのを、家にずっと飾っています。肖像画ではないので、似ているか? というとちょっと違うかもしれませんが、ちょっと似ていなくもない……? (ホントに若いときのものですと言っておかないとね)

 ずーーーーっとご無沙汰していたのに、句集の表紙に使わせていただきたいといういきなりの手紙に、ご快諾をいただき、感激。

 実は装幀一切を自分でやりました。バックが白のままだと汚れてしまうので、どうしようと悩み、薄い黄色にしたり。それに紙見本からできあがりを想像するのは、初心者にはほとんど無理な仕事。様々な本を手にしては、カバーをはがしたり、見返しの色具合をチェックしたり。これ、とても楽しい仕事でもありました。

 自分なりの一番のこだわりは帯です。普通に帯をつけるとせっかくのイラストが首の部分で切れてしまいます。そこで厚手のトレーシングペーパーでできないかと。そして、だだすこ、とローマ字を薄く全体に模様として入れて。

 青木印刷さんは、私のそんな注文を丁寧にきいてくださいました。何度も変更したり、訂正したりもあったのですが、それに対しても、内心は「うるさい客」と思われたかもしれないけど……。 三重県鈴鹿市の印刷所ですが、全てメールでのやりとりでした。

 それにしても、普通の出版では、そういった一切を編集者さん、そして出版社さんがやってくださる。これって、すごい! ともつくづく思った次第。よく作家一人で本ができるわけじゃないというあとがきに書かれているのを読みますが、本当ですね。全国の顔を知らない方に届けてくださるわけだし。

 *こちら で、峯田先生の彫刻を見ることができます。

 はあー。ただ、作家としては、やはり肝心なのは中身ですけどね。俳句に関しては、こうしてまとめるとある程度自分の問題点も見えてきたなあと思っているところです。


句集『だだすこ』(北柳あぶみ)-童子吟社

2013年09月01日 | 自作紹介

 このたび、初句集を上梓しました。

               童子叢書2

 20年間にわたってご指導をいただいた辻桃子「童子」主宰、安部元気「童子」副主宰、そして、いつも句会をご一緒する句友の皆さん、本当にありがとうございました。俳句は座の文芸とも言われています。ひとりではできないのです。主宰からは、身に余るご序文もちょうだいいたしました。

 20年間に発表した句からおよそ300句を収録しています。俳句って、これでいいということのない世界。そして他の人との競争ではなく、あくまで自分の中で階段を上っていくしかない世界だと、句集をまとめてつくづく思いました。

 結社によって、句風に違いもあり、どれがいい、どれが悪いと言い切れるものでもありません。この句集も、読んでもつまらないと思う方もあれば、よくわからないと思う方もあるでしょう。でも1句でも「へえ、なんかいいな」「こういうのわかる」という句があると嬉しいです。あるいは、「俳句ってこんなふうなのでもいいの?」とか、この句集を読んで、こういう言葉があるんだという出会いの場になってくれたら、もっともっと嬉しいです。

 あ、もちろん、俳句をやってらっしゃる方の見方はまた違うでしょう。一句一句を味わっていただくもよし、全体の雰囲気を味わっていただくもよし、「これ、自分だったら違う季語を持ってくるな」と思ってもよし。

 自分のイメージした世界と違う受け止め方をしていただくも、よし。です。

 日頃句会でお世話になっている皆様には、お送りさせていただいています。俳句仲間以外でも、俳句に興味を持ってらっしゃりそうな方には、お送りいたしました。なので、ここ数日で届かず、でも「読みたい」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。どうぞ遠慮なさらずに! メールや電話を知っている方はそちらからでも。あるいは、左のメッセージからでも。あの方にも送ろうかな、でも俳句興味ないのに迷惑かなあと躊躇している方も多いのです。小児科医のAさんとか、牛飼いのDさんとか、(←バレバレ)、6日にお会いするHさんとか、他にも何人も。