fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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案山子3

2013年09月28日 | 日記

           警官(これも東京)

 こちらの田んぼも、いつまであるか。ずっとあるといいなあ。

  お願いします。

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 先日「爽やか」「澄む」が秋の季語と書きました。

 爽やかやあの声笑顔話し方

 秋澄むや山のスケッチ遺されて

 曼珠沙華標高一一〇〇メートルに   あぶみ

 去る19日に、「季節風」他でお世話になったAさんが亡くなられました。追悼句を作るほどの親しさではなかったのですが、出会った全ての人がそのご人徳を讃えるような方で、ここ数日はなにかにつけて、その方を思っておりました。

 句を作ることは故人を悼むことですが、自分が癒されることでもあります。上の3句は他ではたぶん発表しないと思います。謹んでAさんのご冥福をお祈り申し上げます。

 追加

 おそらくは霧の布団に眠られん   あぶみ

 文法的にはどうでしょうか。下五、眠ってらっしゃることでしょう、という気持ちなのですが。文法詳しい方いらっしゃいましたら、教えてください。

 追悼のそのさきがけや虫の声  あぶみ

 こういうのって、一句作ると堰を切ったようにできるんです。これくらいにしておきます。合掌