fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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ウクライナのキエフから思い出すマンガ(こんなときにすみません)

2022年02月26日 | 日記
 ロシアが戦争を始めてしまいました。
 キエフという地名を見てて、思い出していたのは、子どもの頃に読んだ漫画『アラベスク』です。山岸涼子のバレエマンガでした。
 50年も前のこと。あのころウクライナもロシアもソ連だったのです。

 キエフに住む少女ノンナは、背が高すぎてバレエのペアを組む男性がいず、肩身の狭い思いをしていました。姉はプリマ。
 あるとき、レニングラードのバレエ学校からスカウトが来ます。バレエを指導していた母も誰もが姉が選ばれると思っていました。でも選ばれたのはノンナでした。ノンナは、おどおどとバレエ学校に入学します。
 ノンナとミロノフ先生のいろいろなシーンがまざまざと思い浮かびます。
 子どもの頃に夢中になるものって、脳裏にしみついている。大事だなと思います。
 レニングラードは今サンクトベテルブルグ。
 ソ連は崩壊。
 そして今、キエフはロシアの攻撃を受けています。
 プーチンは、普通の人々が対象ではないと言っているけど、その人々がおびえ、町を逃げだそうとしているのです。自分の家から。
 今朝も、そのニュースの映像に胸が痛くなりました。
 一国の指導者がどのような人なのか、それで世界が変わってしまう。ロシアの人々があんなにも戦争反対を叫んでいるのに。

  オオイヌフグリ
 


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3 コメント

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Unknown (K・H)
2022-03-02 21:30:16
私も、こんな時にと思いつつもアラベスクを思い出しました、ノンナってウクライナ人だったんだなと
思えばキエフやトビリシという地名を覚えたのもバレエが縁でした
マリカ・サビロワの舞台を一度見ただけでしたが、その一度でトビリシを覚え、後年地震があった時は寄付をした覚えがあります
キエフバレエ団の公演にも行った事があるので、同じくバレエファンの母とどうなるのか非常に心配しています
バレエ団だけではなく、ウクライナ国民すべてが安心して過ごせる日々が一刻も早く来る事を願ってます
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やはり! (おおぎやなぎ)
2022-03-02 22:16:37
K・Hさん コメントをありがとうございます。
やはり「アラベスク」! ウクライナという意識はなく、あの頃はソ連でしたよね。キエフバレエ壇をご覧になったり、寄付をされたり、アラベスクで止まっている私とは違って、素晴らしいですね。本当に今のウクライナの状況は辛くて・・。ノンナが実在だったら、今はもうおばあさんなんだなあなんても、考えていました。どうか、平和な日々がもどりますように。
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誤字訂正 (おおぎやなぎ)
2022-03-03 06:58:03
上のコメントに誤字がありました。バレエ壇→バレエ団ですね。申し訳ありません。
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