fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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身欠き鰊の甘露煮

2015年09月22日 | 日記
 秋田市在住の児童文学者であり小児科医である井嶋敦子さんのブログに、この甘露煮のレシピが載っていて、これがおいしそうでおいしそうで。
 作りましたよ! 20年くらい前に、このソフトタイプじゃなく、ガチガチの身欠き鰊を生協で購入して、煮てみたんだけど、うまくいかなくて、それ以来手を出していなかったのです。

 今回は、バッチリでした。おいしかった。お正月やお盆など、人が集まるときに、作っておくのもいいかも。
 ネットでほかの方のレシピを見ると、下処理に米の研ぎ汁を使っているのが多いようです。敦子さんの(正確には敦子さんのご主人の)レシピでは、蜂蜜とヨーグルトを使います。



 まてよ。盛り付けるときは、皮を上にするものですか? (だめだなあ、私。ん? でも半身の焼き魚の場合は皮を下にしますよね)
 
 それから、あ、そうだと思い、最後煮汁を残しておいて、これに水を足して大根としいたけを煮てみました。でも、こっちは予想以上にしょっぱくて、うーん、いまひとつ。(つい、余計なことをする)

 以前句会で、鰊蕎麦を季語として使った句が出て、そのとき、「鰊」春の季語だけれど、「鰊蕎麦」は夏と教わりました。身欠き鰊も夏の季語。

 みがきにしんあばらのあたりすけてをり  如月真菜 (『角川俳句大歳時記』)

 鰊と切っても切れないのが北前舟。北海道で大量に獲れた鰊は、生だと日持ちがしないので、干したものが運ばれ、西へと伝わったわけです。

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