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驚異の空中都市

2005-06-05 | スペイン語圏まめ知識
6月2日 午後8時より NHKテレビ(これって全国的?)

探検ロマン世界遺産 マチュピチュ・驚異の空中都市

TV初公開の新事実発見 …ほんとか?

インカの謎に迫る!!


はいはい、お待たせしました。見られなかった方のために、録画を見てまとめてみました。
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15世紀頃インカ帝国によって築かれたマチュピチュの遺跡は、アンデス山中の2400メートルの標高にある。山道を登りつめると、急に視界が開け、自然と文化が溶け合った絶妙な風景が飛び込んでくるという。この感動の瞬間! NHKの藤井アナウンサーも、うるうる、ぞくぞく。そうだろうねぇ、たどりつくのに50数時間かかったなんて(汗)。それでもはるばる地球の裏側まで行って、その絶景を自分の目で見てみたい、と夢に見る人は多いだろう。私もそのひとりである。

この空中都市マチュピチュは、20世紀まで世界に知られることがなく、発見後すぐに分析・研究が進んだわけでもなく、多くの謎が残されている。いったい誰が、何のためにこんな高いところに? 様々な説が浮かんでは、新たな説に塗り替えられる。アメリカ合衆国・エール大学での研究が再開される一方、地元ペルー文化庁による発掘調査も進み、新たな発見が期待されているという。

神聖な山々が見渡せる “選ばれた土地” マチュピチュには、500人以上の人が、豊かな自然に包まれ、平和に暮らしていたらしい。争いの跡も武器も発見されず、人々の骨には重労働を強いられた形跡もない。
その建設者はインカユパンキ、つまり第9代インカ皇帝パチャクティ。
こんな高いところにどうやって石で!?という謎は、「遺跡の一角にある岩山から切り出されたのでは?」「ペルー南部から石職人(?)が招かれ、高い技術によって建築されたのでは?」…と解明されつつある。

マチュピチュを研究して30年余りのアステテ博士、「ちょっとやってみましょう」と鉄分を多く含む固い石を持って岩をゴンゴン。ほんとだ、削れる、削れる…って、え?いいの?(ペルー文化庁の許可を得ています、という字幕が3秒ほど出るのがミソ)。

斜面にあるアンデネスと呼ばれる段々畑ではトウモロコシが作られ、トウモロコシからは神々に捧げる神聖な酒、チチャが作られていたという。神に一番近いところ、ワイナピチュ(若い峰)の山頂には、チチャを捧げるための祭壇らしきものがある。ふぅ~ん。
「心臓を捧げるための祭壇」みたいな生臭いもんじゃなくて、このへんがユートピア説のあるインカ帝国らしくて良いなぁ。

このワイナピチュに登ってみた藤井アナウンサー、ハーハーしてた。空気が薄い上に、長旅と時差ぼけと、(おそらく)強行スケジュールで、キツそう~。私もあまり先延ばしせずに、体力のあるうちに行っておかないとなー。せっかく行くならワイナピチュも登ってみたいし。

インカトレッキング? あー、そこまでの体力は、すでにないと思う。。。

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