Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画系音楽系文学系あいうえお10選(16)

2024-08-18 00:10:00 | コラム
「う」から選択…本日は「『海』が効果的に登場する作品」

本日より「う」に突入します^^

海なし県・グンマー生まれとして、海には憧れより恐れの感情のほうが強いです。

小学生のころは夏休みに父親が熱海に連れて行ってくれましたが、(ガキにとって)ちょっと深いところまで行き、潮の効いた海水を少し呑み込んだだけで「海、きらい。もういいや」みたいな感じになってしまう(^^;)

見た目だけアウトドア、こころはインドアーという自分の体質はもう、このころに出来上がっていた。というのもあるかもしれませんね。


①映画『ソナチネ』(93)…北野武

トップ画像。
同じ海を撮っても、ほかの監督が撮るとこうはならない。

これが、映画の神に選ばれちゃったひとの持つ強さ―そういうことなんだと思います。


②音楽『A Perfect Sky』(2006)…BONNIE PINK

CMとワンセットで覚えている。
PINKさん、女性としても好きだったな^^



③映画『ピアノ・レッスン』(93)…ジェーン・カンピオン

砂浜に、置き去りにされたピアノ。
エイダの心象風景として、完璧な映像だった。



④小説『潮騒』(54)…三島由紀夫

三島文学では比較的読み易いから、自分もだいぶ早い時期に触れた。
作者の顔や身体のイメージが先行していたので、それをぶち壊してくれるにはちょうどよい快作かと。


⑤音楽『風曜日、君をつれて』(86)…THE ALFEE

歌詞そのものに海は出てこないものの、CMではそのような使われかたをしていたので。

※そんな、アルフィーの歌が選曲されたCM集をどうぞ!


⑥写真集『My Dear Stephanie』(89)…武田久美子

敢えて貼りつけませんが。
あまりのインパクトに、亜流やパロディが沢山生まれた、伝説の貝殻水着。


⑦映画会社ロゴマーク『東映』

犬吠埼(千葉・銚子)、しかし天候によっては波がすごくて、聖地巡礼化はなされていないもよう。。。



⑧映画『飢餓海峡』(65)…内田吐夢

映画マニアほど、執念の映画化!みたいなものに弱い。
これも、そんな傑作のひとつ。
犯人の爪を大事そうに持ちつづける左幸子、たまりません!



⑨漫画『海街diary』(2006~2018)…吉田秋生

映画版もさすがの是枝クオリティでしたが、じつは漫画版のファンです。



⑩ドラマ『季節はずれの海岸物語』(88~94)…片岡鶴太郎×フジテレビ

この動画さぁ、なんか驚いたり切なくなったりの連続で、平常心でいられないわよ(^^;)


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明日のコラムは・・・

『映画系音楽系文学系あいうえお10選(17)』
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