57年12月13日生まれ・66歳。
アメリカ出身。
みんな大好き、
『レザボア・ドッグス』(92)のミスター・ピンクでお馴染みブシェミ。
数ヵ月前―マンハッタンはミッドタウンで連続暴行魔に襲われ負傷、命に別状はありませんでしたが映画ファンの多くがショックを受けました。
数日後に容疑者は逮捕、あぁよかった…。
頭のおかしなヤツは、世界中に居るものだなぁ、、、゜゜(´□`。)°゜。
そういえば2001年にも、バーで喧嘩に巻き込まれるトラブルが。
思うに。
運が悪いひと。というわけではなく、売れる前に消防士などの経験があるものだから、正義感が強くて、トラブルなどが起こると率先して行動に移すのかもしれませんね。
9.11テロの際も、過去に着用していた防火服を用いて救助活動に参加している―そんな姿を見たというひとが居ます。
ブシェミはそのことについて語ろうとしない・・・こういうところがニクイじゃないですか、すっごく格好いい!
つまり。
映画で演じるキャラクターとは真逆のひとであると。
ココ、ほんとうにドキドキしましたよね(^^;)
<経歴>
リー・ストラスバーグ主宰の演劇学校で演技を学ぶ。
下積み時代が長かったものの、当時と現在で変わらぬスタイルがひとつ。
エージェントを雇わず、自ら出演依頼の電話を受けているとのこと。
なんか、何から何まですごいんですけど!!
実質的な映画俳優デビュー作は、86年の『パーティング・グランセス』。
ニューヨーク派の三巨匠によるオムニバス『ニューヨーク・ストーリー』(89)では、スコセッシ篇「ライフ・レッスン」に出演・・・していますが、陽の目を見るのは90年代に入ってから。
『ミラーズ・クロッシング』(90)でコーエン兄弟組に初参加、
つづく『バートン・フィンク』(91)ではホテルのフロントマン「チェット」を好演、自分がブシェミを覚えたのはこの作品からです。
翌年、『レザボア・ドッグス』(92)の演技ですべての映画マニア(!)が反応、ここから10年の活躍は、じつはもうあらためて記す必要さえないのかなと。
『イン・ザ・スープ』(92)、『未来は今』(94)、
『パルプ・フィクション』(94)のウエイターみたいに「ちょっとしか出てこない」場合もあれば、
『ハードロック・ハイジャック』(94)のように主演することも。
でも基本は、「脇でちょこちょこ」こそ本領発揮なのかなって思います。
『デスペラード』(95)、
アンディ・ガルシア主演の佳作『デンバーに死す時』(95)、
「ヘンな顔」といわれまくる『ファーゴ』(96)、
周りの犯罪者でさえ一目置く?シリアルキラーを嬉々として演じた『コン・エアー』(97)、
『ビッグ・リボウスキ』(98)などなど、このころ話題になったインディーズに多数出演。
そのいっぽうで、ビッグバジェット『アルマゲドン』(98)にも参加。
ブシェミだけでなく、ビリー・ボブ・ソーントンやピーター・ストーメアのような、メインストリームに居るとはいえない俳優を多数キャスティングしたところ。それは、この映画の功績?といっていいのかも。。。
2001年―『ゴーストワールド』に出演。
ミスター・ピンクに次ぐ代表キャラになるであろう、冴えない男シーモアを演じる。
そのほかの出演作に・・・
ティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』(2002)、
『ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~』(2009)、
『オン・ザ・ロード』(2012)、『デッド・ドント・ダイ』(2019)など。
最新作は、『トランスフォーマー/ONE』(2024)。
ジョン・タトゥーロ同様、映画の活躍が少なくなったような気がします。
コーエンさん、彼らを起用したパワフルなインディーズを創ってくださいな!!
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(156)スティーヴ・マーティン』
アメリカ出身。
みんな大好き、
『レザボア・ドッグス』(92)のミスター・ピンクでお馴染みブシェミ。
数ヵ月前―マンハッタンはミッドタウンで連続暴行魔に襲われ負傷、命に別状はありませんでしたが映画ファンの多くがショックを受けました。
数日後に容疑者は逮捕、あぁよかった…。
頭のおかしなヤツは、世界中に居るものだなぁ、、、゜゜(´□`。)°゜。
そういえば2001年にも、バーで喧嘩に巻き込まれるトラブルが。
思うに。
運が悪いひと。というわけではなく、売れる前に消防士などの経験があるものだから、正義感が強くて、トラブルなどが起こると率先して行動に移すのかもしれませんね。
9.11テロの際も、過去に着用していた防火服を用いて救助活動に参加している―そんな姿を見たというひとが居ます。
ブシェミはそのことについて語ろうとしない・・・こういうところがニクイじゃないですか、すっごく格好いい!
つまり。
映画で演じるキャラクターとは真逆のひとであると。
ココ、ほんとうにドキドキしましたよね(^^;)
<経歴>
リー・ストラスバーグ主宰の演劇学校で演技を学ぶ。
下積み時代が長かったものの、当時と現在で変わらぬスタイルがひとつ。
エージェントを雇わず、自ら出演依頼の電話を受けているとのこと。
なんか、何から何まですごいんですけど!!
実質的な映画俳優デビュー作は、86年の『パーティング・グランセス』。
ニューヨーク派の三巨匠によるオムニバス『ニューヨーク・ストーリー』(89)では、スコセッシ篇「ライフ・レッスン」に出演・・・していますが、陽の目を見るのは90年代に入ってから。
『ミラーズ・クロッシング』(90)でコーエン兄弟組に初参加、
つづく『バートン・フィンク』(91)ではホテルのフロントマン「チェット」を好演、自分がブシェミを覚えたのはこの作品からです。
翌年、『レザボア・ドッグス』(92)の演技ですべての映画マニア(!)が反応、ここから10年の活躍は、じつはもうあらためて記す必要さえないのかなと。
『イン・ザ・スープ』(92)、『未来は今』(94)、
『パルプ・フィクション』(94)のウエイターみたいに「ちょっとしか出てこない」場合もあれば、
『ハードロック・ハイジャック』(94)のように主演することも。
でも基本は、「脇でちょこちょこ」こそ本領発揮なのかなって思います。
『デスペラード』(95)、
アンディ・ガルシア主演の佳作『デンバーに死す時』(95)、
「ヘンな顔」といわれまくる『ファーゴ』(96)、
周りの犯罪者でさえ一目置く?シリアルキラーを嬉々として演じた『コン・エアー』(97)、
『ビッグ・リボウスキ』(98)などなど、このころ話題になったインディーズに多数出演。
そのいっぽうで、ビッグバジェット『アルマゲドン』(98)にも参加。
ブシェミだけでなく、ビリー・ボブ・ソーントンやピーター・ストーメアのような、メインストリームに居るとはいえない俳優を多数キャスティングしたところ。それは、この映画の功績?といっていいのかも。。。
2001年―『ゴーストワールド』に出演。
ミスター・ピンクに次ぐ代表キャラになるであろう、冴えない男シーモアを演じる。
そのほかの出演作に・・・
ティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』(2002)、
『ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~』(2009)、
『オン・ザ・ロード』(2012)、『デッド・ドント・ダイ』(2019)など。
最新作は、『トランスフォーマー/ONE』(2024)。
ジョン・タトゥーロ同様、映画の活躍が少なくなったような気がします。
コーエンさん、彼らを起用したパワフルなインディーズを創ってくださいな!!
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明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(156)スティーヴ・マーティン』