「う」から選択…本日は「『ウソ』が鍵になる作品」
「ウソつきみっちゃん」といわれるほど、ガキのころは「年がら年中」ウソを吐いていた。
自分でいうのもなんだが、ガキの思いつくウソなので罪はないというか(^^;)
でも年がら年中はまずいよね、ほとんど虚言癖だといってよかったと思う。
物語は、「小さな真実を積み重ね」「大きなウソを吐く」ものだ、、、とされている。
ヒトラーもいっているしね、「大きなウソほど、ひとは信じ易い」と。
でも繰り返すが、そのウソのためには、真実の積み重ねという準備段階が必要なのだった。。。
①音楽『Liar』(77)…セックスピストルズ
初めて聴いたのは18歳だったか、最初の曲が『アナーキー』でも『ゴッド』でもなくコレだった。
パンクはもはやダサい??
いやいや1周も2周もして、やっぱり格好いい。
②映画『全身小説家』(94)…原一男×井上光晴
物語を物語るものは、自身をも虚構化していた。
柱は『ゆきゆきて』と同じなのです、つまりドキュメンタリーも劇映画なのだと。
③漫画『先生の白い嘘』(2013~2017)…鳥飼茜
性加害の問題を丁寧に丁寧に描いた漫画であったのに、
その映画版は、監督が主演女優が強く望んだインティマシー・コーディネーター(=演出側と演者側の意向を調整して、演者の尊厳を守る役割)の起用を拒否したことを、「まるで武勇伝のように語ってしまった」ことから、不必要なスキャンダルを生んでしまった。
これってかなり、罪深い「不祥事」だと思う。
④音楽『真っ赤なウソ』(87)…明石家さんま×高見沢俊彦+(コーラス)高井麻巳子
フライデー事件を起こしたビートたけしが(裁判終了後に開いた)会見で、「ドラマもやりたいしコンサートもやりたいし」と話したのは、個人的にものすごく驚いた。
あぁアイドルみたいなことやりたかったのか、っていうかアイドルっぽい存在であると自認していたのかって。
たけしと比べると、さんまの歌はジョークっぽいところがありますわね!!
⑤映画『スリーパーズ』(96)…バリー・レヴィンソン
「彼ら」のために「あのひと」が吐いたウソとは?
オールスターっぽいのに派手さは欠ける、しかしこの展開があるから深い感動を覚える。
⑥小説『少女地獄』(36)…夢野久作
ウソがウソで塗り固められる、まさに地獄のような展開。
⑦映画『ライフ・イズ・ビューティフル』(97)…ロベルト・ベニーニ
戦争を家族の視点で捉えた、90年代を代表する傑作。
ウソは必ずしも悪意で生まれるものではない、むしろ善意のほうが多いのかもしれない…そんなことを思わせてくれる。
⑧音楽『永遠の嘘をついてくれ』(95)…吉田拓郎×中島みゆき
みゆきさんプロデュース、仲がよいのですよね^^
⑨映画『ユージュアル・サスペクツ』(95)…ブライアン・シンガー
もう20年以上前の映画ですからね、ネタバレもなにもないでしょう。
しかし面白いのは、これほどの虚言者でも「素材」が必要なのだ。
これはその、素材を一所懸命に仕入れている場面。
⑩小説『女が嘘をつくとき』(2012)…リュドミラウリツカヤ
装丁とタイトルが気になり、なんとなく手に取った小説だったが、これがバツグンに面白かった。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『イケメンほど、、、??』
「ウソつきみっちゃん」といわれるほど、ガキのころは「年がら年中」ウソを吐いていた。
自分でいうのもなんだが、ガキの思いつくウソなので罪はないというか(^^;)
でも年がら年中はまずいよね、ほとんど虚言癖だといってよかったと思う。
物語は、「小さな真実を積み重ね」「大きなウソを吐く」ものだ、、、とされている。
ヒトラーもいっているしね、「大きなウソほど、ひとは信じ易い」と。
でも繰り返すが、そのウソのためには、真実の積み重ねという準備段階が必要なのだった。。。
①音楽『Liar』(77)…セックスピストルズ
初めて聴いたのは18歳だったか、最初の曲が『アナーキー』でも『ゴッド』でもなくコレだった。
パンクはもはやダサい??
いやいや1周も2周もして、やっぱり格好いい。
②映画『全身小説家』(94)…原一男×井上光晴
物語を物語るものは、自身をも虚構化していた。
柱は『ゆきゆきて』と同じなのです、つまりドキュメンタリーも劇映画なのだと。
③漫画『先生の白い嘘』(2013~2017)…鳥飼茜
性加害の問題を丁寧に丁寧に描いた漫画であったのに、
その映画版は、監督が主演女優が強く望んだインティマシー・コーディネーター(=演出側と演者側の意向を調整して、演者の尊厳を守る役割)の起用を拒否したことを、「まるで武勇伝のように語ってしまった」ことから、不必要なスキャンダルを生んでしまった。
これってかなり、罪深い「不祥事」だと思う。
④音楽『真っ赤なウソ』(87)…明石家さんま×高見沢俊彦+(コーラス)高井麻巳子
フライデー事件を起こしたビートたけしが(裁判終了後に開いた)会見で、「ドラマもやりたいしコンサートもやりたいし」と話したのは、個人的にものすごく驚いた。
あぁアイドルみたいなことやりたかったのか、っていうかアイドルっぽい存在であると自認していたのかって。
たけしと比べると、さんまの歌はジョークっぽいところがありますわね!!
⑤映画『スリーパーズ』(96)…バリー・レヴィンソン
「彼ら」のために「あのひと」が吐いたウソとは?
オールスターっぽいのに派手さは欠ける、しかしこの展開があるから深い感動を覚える。
⑥小説『少女地獄』(36)…夢野久作
ウソがウソで塗り固められる、まさに地獄のような展開。
⑦映画『ライフ・イズ・ビューティフル』(97)…ロベルト・ベニーニ
戦争を家族の視点で捉えた、90年代を代表する傑作。
ウソは必ずしも悪意で生まれるものではない、むしろ善意のほうが多いのかもしれない…そんなことを思わせてくれる。
⑧音楽『永遠の嘘をついてくれ』(95)…吉田拓郎×中島みゆき
みゆきさんプロデュース、仲がよいのですよね^^
⑨映画『ユージュアル・サスペクツ』(95)…ブライアン・シンガー
もう20年以上前の映画ですからね、ネタバレもなにもないでしょう。
しかし面白いのは、これほどの虚言者でも「素材」が必要なのだ。
これはその、素材を一所懸命に仕入れている場面。
⑩小説『女が嘘をつくとき』(2012)…リュドミラウリツカヤ
装丁とタイトルが気になり、なんとなく手に取った小説だったが、これがバツグンに面白かった。
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明日のコラムは・・・
『イケメンほど、、、??』