Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(152)シルベスター・スタローン(前)

2024-08-08 00:10:00 | コラム
46年7月6日生まれ・78歳。
アメリカ出身。

成龍ジャッキー70歳、ちなみに身長173cm。
シュワ氏77歳、身長188cm。

そしてスライことスタローンは、シュワ氏のひとつ上で177cm。

喜ばしいことに3人とも元気だけれど、問題は肉体派の後継者が現れていないこと。

ん?
時代はデジタル/CGだから無問題??

それは分かっちゃいるが、ひとりも居ないってのも困るでしょう。


どうですか、この勝ち組感の強い家族写真は!!


ライバルのはずだったシュワ氏とも仲良しになり、


彼らはもう、こんな感じでよいと思うのです。

若手でね、もっとヒリヒリするような関係性を築く肉体派が数人は出てこないとね~。。。


※CMだとハムのイメージ強いけど、いろいろ出てましたね^^



<経歴>

愛称の「sly」は、俗語で「ずるがしこい」の意味。
少年のころそう呼ばれていたそうで、否定的なことばがプラスに転じたのはスライがスターになったから、、、でしょうね^^

2番目の妻が、俳優のブリジット・ニールセン。


マイアミ大学出身。
卒業するための単位が足りなかったが、99年に特例措置(=演技と人生経験を単位の互換として認める)がなされ、美術の学士号が授与された。

70年代前半より俳優活動を開始。
しかし鳴かず飛ばずで、ソフトコアポルノに出演したり、一般映画に出演しても最終的にはカットされたり、されなかったとしても台詞のない端役ばかりだった。

そのころの出演作に・・・

ロバート・アルトマンの『M★A★S★H マッシュ』(70)、
『ウディ・アレンのバナナ』(71)、ジェーン・フォンダの『コールガール』(71)、
そして、ロジャー・コーマンによる『デス・レース2000年』(75)。

転機が訪れたのは、75年3月24日の夜―。
ボクシング「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」を観戦したスライは「ある啓示」を受け(笑)、ほとんど寝ずに3日間をかけて『ロッキー』の脚本を完成させた。

ちなみに試合はウェプナーがアリをダウンさせる(=9R)アップセットを引き起こすものの、最終ラウンドにTKO負け。
アリ圧勝が大方の予想だったことから、ウェプナーの評価が爆上がりしたのでした。



さて。
細部まで完成形にちかかったとされる初稿は高評価を受け、いくつかのスタジオが興味を示したもののスライは「自分が主演じゃなきゃ売らない!」という、かなり強気な姿勢を貫きます。

プロデューサーのアーウィン・ウィンクラーによれば、ロッキーはロバート・レッドフォードに演じてほしかったらしいですね。なるほど。

映画はスター不在の低予算で制作される…も、興行批評の面で大成功をおさめオスカー作品賞まで勝ち取る、、、というのは、誰もが知っているアメリカンドリームですね。


※名解説で、どうぞ!!





・・・あすへつづく^^

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(152)シルベスター・スタローン(後)』
コメント
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