Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

そういや凶作の年を知らない

2019-03-25 00:10:00 | コラム
19年度も3ヶ月が過ぎる。

きょうは、この約90日間のあいだに「お! これは…」と思った劇場公開映画を5本選出してみよう。


本コラムのタイトルのとおり、自分が映画好きを自称して以降、なんだかんだいって毎年豊作だと思う。

凶作だった年を、自分は知らない。

いちどでも凶作の年があったとするならば、ひょっとしたら自分は、これほどまでに映画にぞっこん、、、ではなかったかもしれない。


すべての映画関係者に敬意を表さねばならぬよね。

ありがとう!!


※順不同


『チワワちゃん』

岡崎京子の漫画作品を映画化したもののなかでは、現時点で最もよく出来たと評価出来る青春映画。

ひいきの門脇麦ちゃんが主演しているものの、最も褒めるべきは監督のたしかな演出力だと思う。




『翔んで埼玉』

これまた漫画原作。

その世界観を徹底すれば、日本だって良質なコメディを創ることが出来る、、、ということを力強く証明してくれた快作。




『グリーンブック』

本年度オスカー作品賞受賞作。

受賞に関して米国では賛否が渦巻いたようだが、日本人からすると、ロードムービーの根幹をなす「土地の広さ」があることがハリウッド映画の強みであり、もうその時点で(このジャンルに関しては)無条件降伏するしかないと思っている。


『ブラック・クランズマン』…トップ画像

史実なんか知ったことではない、俺はスパイク・リーだぜぇ!!

悪名高きKKK団に潜入した黒人刑事の活躍を、パワフルにユーモラスに描いてみせたリーの会心作。


『ROMA/ローマ』

同業者に愛されまくっているアルフォンソ・キュアロンが、自身の幼少期を回想したネット発の「純然たる映画」。



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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(285)』
コメント
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