Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

俳優別10傑 海外「ま行」女優篇(3)

2017-09-06 00:10:00 | コラム
~メラニー・グリフィスのキャリア10傑~

お母さんは、ヒッチコックの怪作でヒロインを演じたティッピ・ヘドレン、



ドン・ジョンソンとのあいだに生まれた娘が、脱ぎっぷりのいい若手女優ダコタ・ジョンソン。




脈々と受け継がれる美人の血だけれども、
アントニオ・バンデラスと離婚したあたりから、メラニーは顔が変わった、整形のし過ぎだとヤンヤヤンヤいわれるように。

現在60歳。
自分も整形そのものは失敗だとは思う、
それでも80~90年代の映画を観て育った性少年にとっては、大きく出れば、モンローやマドンナ以上のセックスシンボルであったりするのです。


(1)『ボディ・ダブル』(84)

デ・パルマのヒッチコック愛が炸裂した快作。

メラニーは、気のいいポルノ女優を好演。
よい意味でのビッチが、ほんとうに似合う。



(2)『サムシング・ワイルド』(86)

いまは亡き、ジョナサン・デミのハイセンスなコメディ。

デミって、そろそろ再評価されてもいいのでは??

(3)『ワーキング・ガール』(88)

キャリアのなかで最も当たった映画。

一般投票でもこれが1位でしょう、せんせいの解説でどうぞ。




(4)『ミルク・マネー』(94)

(またまた)気のいい娼婦を好演。



そりゃあ、エド・ハリスだってメロメロだ。




(5)『刑事エデン/追跡者』(92)

シドニー・ルメットによる硬派な刑事モノだが、日本での売り出しかたに迷ったであろうことは、パッケージを見れば分かる。



(6)『ロリータ』(97)

ロリータの母親を演じる。

男が自分にではなく、娘に興味を抱いていたことのショックを、巧く表現している。

(7)『ミラグロ/奇跡の地』(88)

最近ではあまり言及されることのない作品だが、レッドフォードの演出が本物であることが分かる傑作。

(8)『チェリー2000』(87)

知るひとぞ知る怪作。

「女性型人造人間」を演じたメラニーは、ポップで、そして、ほどよくエロい。

(9)『パシフィック・ハイツ』(90)

このころ流行った、ストーキング系サスペンス。

メラニー見たさで、劇場に何度も通った。

(10)『虚栄のかがり火』(90)

ベストセラーの映画化で、一般的には失敗作とされている・・・が、嫌いじゃない。

デ・パルマの演出も、ブルース・ウィリスやメラニーの演技も悪くないです、はい。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

「ま行」は多めなので、2日連続でいきます、
『俳優別10傑 海外「ま行」女優篇(4)』
コメント (1)
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