一日一名言(218)
や、光が手走(たばし)った 『黒い雨』井伏鱒二
炸裂したのは、午前八時十五分のことだった。
冒頭は『黒い雨』に記された、その瞬間である。この作品でも
触れられている広島逓信病院の蜂谷道彦病院長は『ヒロシマ日記』
にこう書き残している。
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4月から咲いている花「 エニシダ [金雀児]」
花の特徴 前年の枝の葉の脇に1つずつ花をつける。 鮮やかな黄色ないし暗い赤色の蝶形の花である。 満開になると、枝いっぱいに蝶が群がり飛ぶようである。
葉の特徴 葉は3出複葉といい、3枚の小さな葉で1セットになる。 小葉の形は倒卵形である。
実の特徴 花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。この花についてよく枝分かれをし、先は弓のように垂れ下がる。
その他 日本へは江戸時代の中期に渡来した。 本州の関東地方より南では庭植えができる。 エニシダという読みは、旧属名のヘニイスタ(genista)の日本語なまりだという。 また、ヨーロッパでは枝箒とされ、ハリーポッターなどで空を飛ぶ箒もこの樹でつくったものだという。 全草にアルカロイドを含み、誤食すると危険である。 俳句の季語は夏である。
(花図鑑より)