一日一言(219)
日本は悠久無限の過去を持つ東洋を双肩に担って
深い水の中から秀麗に咲き出た蓮華(ロータス)のようだ
ラビーンドラナート・タゴールは、1913年にアジアで初めて
ノーベル文学賞を受賞したインドの詩聖。冒頭はその三年後、
初来日を果たし、東京帝大で講演した際のことばである。
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4月に咲いている花「エンドウ(グリーンピース) [豌豆]」
花の特徴 白や赤紫色などの蝶形の花を咲かせる。
葉の特徴 葉は先端に巻きひげのある羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、食用とされる。 栽培品種には莢の硬いものと軟らかいものがある。
その他 非常に古い時代から栽培されていた。 5000年ほど前の青銅器時代の住居跡から種子が発見されている。 また、ツタンカーメン王の棺に入っていた副葬品の中にも種子があった。 日本へは9世紀ないし10世紀に伝わったという。 英名はグリーンピース(green peas)である。 属名の Pisum はギリシャ語で古い植物名からきている。 種小名の sativum は「栽培された」という意味である。 俳句では「豌豆の花」「花豌豆」が春の季語である。
(花図鑑より)