季節の花と言葉の花束

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季節の樹木「南天(なんてん)」

2020-12-24 04:51:35 | 暮らし
人生日訓(553)

「人々皆仏法の器(うつわ)なり」

人間は誰でも、多かれ、少なかれ、自信を持っている。この自信を持つこと

が、すべての出発点である。「気分のようなものには、何も出来ることはな

い」という風に自信を失うところに希望もへる。なかには、絶望感にとらわれ

て、ついに非行少青年のグループに落ち込んでゆくものである。そんなとき、

この一句を耳にすると、奮い立つような勇気と自信が沸き起こって来る。宗教

というものは、ひらたく、教育というものは、ある個人に奮い立つ自信を目覚

ましてやることである。また、すべての人間の中に潜む仏性を導き出してやる

ことである。「わたしのような者でも仏に成れるのだ」という天来の霊感を受

け取らせることが道元の狙ったところではあるまいか。

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12月に実の成っている樹木「南天(なんてん)」

開花時期は、 6/15 ~ 7/10頃。 ・中国原産。 ・花は比較的地味な白い花。  真ん中は黄色。 ・漢名の「南天燭」を  略して「南天」。  「なんてん」は  「南天」を音読みしたもの。 ・秋に赤い実をつける。  鳥が食べない限り  冬中見ることができる。    (鳥の大好物のようです)  実を乾燥させたものには  せきどめの効き目がある    → のどあめがありますね。  また、葉には「ナンジニン」  という成分を含み、  殺菌効果がある。  ・薬効   せきどめ ・薬用部位 実 ・生薬名 「南天実(なんてんじつ)」 ・福寿草の花と南天の実とセットで  「難を転じて福となす」という  縁起物の飾り付けが  されることがある。  (お正月に多い)。  また、無病息災を願う、  「南天の箸(はし)」と  いうのもある。  防火、厄除けとして  庭先や鬼門にも植えられる。 ・京都の金閣寺の床柱は、  南天の材を使って   いることで知られている。 ・似ている花へのリンク  珊瑚樹

(季節の花300より)

        


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